地域と連携した新たな教育の可能性を一緒に探究しませんか？ 「教育魅力化事業サポーター」募集

●受入先の現状と課題 　人口減少が進む中、地域における高校の存在はとても重要です。氷見高校の卒業生のＵターンの促進や、地域の担い手不足解消にもつながっていくよう、今後も更に氷見高校の魅力化を図っていく必要があると考えています。 　現在『未来講座HIMI学』については、地域おこし協力隊ОＢの方が代表を務める一般社団法人に委託して取組みを支援してもらっていますが、探究学習の対象クラスが増加し、生徒に向き合うための業務量も増えている状態です。地域の賛同者を増やしながら、事業の内容をさらに充実・改善していくには、新たな視点で取組みに協力していただける方が必要と考えています。 　また、魅力化と併せて、新たに県外から入学者の募集に取り組むこと（地域みらい留学）も「ひみ教育魅力化協議会」で検討しています。富山県教育委員会の決定後に、受入の募集を開始したいと考えていますので、全国へのＰＲ事業や、実際の受入後の生徒のサポートについても支援をお願いしたいと考えています。

●主な任務 （氷見高校の魅力化） ・「未来講座HIMI学」のプログラムの改善提案や新たな協力者の開拓 ・氷見高校、地域の協力者、生徒等の関係者と連携した、全国や県内外から生徒が 集まる魅力的な教育プログラムの新規企画 （県外生徒募集） ・県外生徒募集プログラム（地域・教育魅力化プラットフォーム）に基づいた募集活動 ・県外からの生徒受け入れに向けたサポート体制構築

●３年間の活動イメージ １年目 ・教育魅力化事業の全体像把握と充実・改善に向けた検討 ・氷見高校県外生徒の募集支援（SNS等での情報発信や説明会参加） ・受入時に向けたサポート体制の構築

２年目 ・前年度の取組みを踏まえた教育魅力化事業の改善、充実 ・氷見高校県外生徒の募集支援（SNS等での情報発信や説明会参加） ・県外生徒の生活のサポート（相談受付）

３年目 ・前年度の取組みを踏まえた教育魅力化事業の改善、充実 ・氷見高校県外生徒の募集支援（SNS等での情報発信や説明会参加） ・県外生徒の生活のサポート（相談受付）

●３年後までに達成してほしい目標 ・教育魅力化事業について、現在よりも賛同者が増え、内容が充実したものになっていること。 ・氷見高校の県外生徒募集とその後のサポート業務の体制が確立していること。

●任期終了後のイメージ ・市内には教育魅力化を支援している団体等もあるので、その団体に就職するなど、何らかの形で教育魅力化事業に継続して携わっていただきたいです。一般企業等に就業した場合でも、今度は地域側の協力者として教育魅力化事業に協力してもらえればありがたいです。 ・教員志望の方は、任期終了後に氷見市内の学校に着任し、教員側の立場から魅力化事業に協力してもらえればありがたいです。

●１週間の活動イメージ（初年度） 月　市役所　1週間の予定確認、先進地情報収集 火　氷見高校　探究学習の準備、先生方との打ち合わせ 水　氷見高校　探究学習授業同席、授業支援 木　市役所　県外生徒募集ＰＲ資料作り 金　氷見高校　探究学習に向けた地域の協力者との連絡調整 土　休み 日　休み

●１日の流れ（例） 8:30～11:00　市役所にて先進地の情報収集、募集に向けた資料作り 11:00～12:00　市の教育委員会と打ち合わせ、資料訂正 12:00～13:00　休憩 13:00～16:00　教育魅力化事業で生徒が出してきた提案について先生方や ＮＰОと内容を確認し、指導方針や授業設計について意見交換 16:00～17:15　地域の協力者（生徒の選択した地域課題関係者）訪問、協力要請

●求める人物像 能力・性格 ・探究学習に興味がある方 ・コミュニケーション能力がある方

経験・資格 ・教育に関する業務の経験、または教員免許（未経験可、あれば望ましい）

☆サポート体制 ・主に氷見高校と氷見市役所を中心に活動していただくことになりますが、日常業務にあたっては氷見高校の教職員と学校教育課職員、一般社団法人の代表理事で協力隊OBでもある西田氏が連携してサポートを行う予定です。

☆推しポイント ・地域と連携した探究学習の現場に携わることで、従来の学習とは違う「非認知能力」をどう伸ばすかという教育課題に向き合っていく貴重な経験が得られます。 ・生徒が自主的に考え、進んで行動していく様子を間近で見ることができるので、成長を実感できます。

☆一緒に働く人からのメッセージ 〇氷見高校　徳前校長先生 　海越しの3000m級の立山連峰を間近に仰ぐ自然豊かな場所に、多様な個性が集まり相互にその価値を認め合いながら協働して学ぶ氷見高生。人情溢れる地域の方々と協働しての探究学習、専門学科間の横連携によるデジタル無人販売店、世界の頭脳集積地シリコンバレーへの短期留学、活気あふれる部活動、生徒が主体となって運営する学校行事と片田舎の公立高校とは思えない多彩な魅力に溢れた氷見高校。挑戦するプロセスの価値を果敢なチャレンジで追い求める生徒、教職員と共に片田舎の魅力ある学校づくりに挑戦しましょう！

〇一般社団法人D-live　代表理事　西田さん（協力隊OB） 　氷見市の魅力は、豊かな自然や美味しい食はもちろんですが、何よりも人にあると感じています。「この地域をもっと良くしたい」という熱意を持った多様な方々が、精力的に活動されています。特に素晴らしいのは、市内唯一の高校である氷見高校のために、地域の方々が惜しみなく力を貸してくださる環境があることです。そうした地域の方々と高校生を繋ぎ、高校生の考えや活動を支援していただくことで高校生主体による新たな活動が次々と生まれる姿を見ると、とてもやりがいを感じます。

〇氷見教育委員会　学校教育課課長補佐　藪下さん 　氷見市では、「ふるさと氷見を愛し次代を担う人づくり」を教育振興の基本理念とし、子供たちの生きる力を育むための地域の人や自然・文化・伝統等を生かした特色ある教育活動を行っています。こうした活動は学校だけで完結するものではなく、地域の皆さんの力を借りて、子供たちに豊かな学びと経験を届けることが重要です。あなたの情熱とアイディアで、子供たちの学びをもっと豊かに、地域をもっと元気にしませんか？