
挑戦する人、したい人がつながる場所【愛荘町】Meets中山道(Vol.9) 開催レポート!
公開日:2026/01/30 04:45
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「興味ある」が押されました!
2026/01/30「興味ある」が押されました!
2026/01/30令和7年11月20日に開催したMeets中山道では、愛荘町および周辺地域で多様な分野で挑戦を続ける実践者を迎え、それぞれの活動の背景や現在地、そしてこれからの展望を共有する場として開催しました。 当日は約25名が参加し、そのうち多くがリピーターという高い継続率のもと、「挑戦する人同士が学び合い、つながる場」としてのMeets中山道らしい空気感が広がりました。
今回の登壇者は以下の4名です。 ● 野田まことさん(まこと鍼灸院) 美容鍼灸を軸に、地域での健康とセルフケアの可能性を探る。 ● 柴崎寛子さん(株式会社ONE GOOD DESIGN) デザインを通じて地域課題に向き合い、共創型のプロジェクトを多数展開。 ● 原田明典さん(有限会社原田繊維工業/株式会社スマイルエンジニア) 繊維業から農福連携、カブトムシ事業へと事業を広げる。 ● 中尾晋さん(株式会社SALMON GARAGE/全日本サーモン協会) サーモンを起点に、子ども・教育・地域価値創出へと活動を展開。
一見異なる分野の実践が並ぶ中で、「地域で挑戦を続けるとはどういうことか」「点と点がどうつながり、事業や活動に育っていくのか」を立体的に考える時間となりました。
トークダイジェスト①
◆野田 まことさん:美容鍼灸から考える、年齢と向き合うセルフケア
愛荘町で「まこと鍼灸院」を営む野田さんは、美容鍼灸を切り口に、年齢を重ねる中での体や顔との向き合い方について語りました。 美容鍼は、単なる“若返り”ではなく、本来の状態へと整えていくためのケア。ターンオーバーの考え方や、継続的なケアの重要性を、具体的な事例を交えながら紹介しました。 「美容は貯蓄」という言葉が象徴するように、日々の小さなケアの積み重ねが、5年後・10年後の自分をつくっていく。年齢や性別を問わず、自分の状態に目を向けることの大切さが、参加者の関心を集めました。
◆柴崎寛子さん:デザインで課題を見つけ、仕事をつくる
商業デザイナーとして活動する柴崎さんは、「デザインとは課題解決である」という視点から、自身のキャリアと地域での実践を振り返りました。 湖南市の地域おこし協力隊時代には、ブラジル文化と地域をつなぐイベント「ブラジル酒場」を企画。コロナ禍という制約の中でもクラウドファンディングを活用し、延べ1,100人を集めるイベントへと育て上げました。 その後も、行政・企業・教育機関と連携しながら、課題を見つけ、自ら仕事を生み出すスタイルで活動を展開。 現在は、女性の多様な働き方を支える講座づくりにも挑戦しています。 「人を救うためにイベントをするのではなく、構造として選択肢を増やしたい」という言葉が印象的でした。


トークダイジェスト②
◆原田明典さん:変化を恐れず、事業をつなげ続ける
原田さんは、繊維工業を営む中でコロナ禍の影響を受け、新たに農福連携へと舵を切った経緯を語りました。 椎茸栽培と就労支援事業を組み合わせた「スマイルエンジニア」を立ち上げ、障がいのある人とともに働く場を創出。さらに、椎茸栽培後に出る廃菌床を活用し、カブトムシ用マットや飼育事業へと展開していきます。 「挑戦をやめない」「停滞は後退である」という言葉の通り、事業の中で生まれた“余白”を次の挑戦へとつなげていく姿は、多くの参加者に強い印象を残しました。
◆中尾晋さん:サーモンから始まる、地域と教育の未来づくり
登壇予定の方が来られなくなったため、急遽ピンチヒッターとして登壇した中尾さんは、サーモンにまつわる自身の原体験から、現在の事業までをユーモアを交えながら紹介しました。 海外での養殖経験を通して感じたサーモンへの誤解や偏見をきっかけに、「全日本サーモン協会」を立ち上げ、発信と啓発を続けてきました。 現在は、愛荘町を拠点に「愛荘こどもの大学」や自治体連携事業、地域らしい商品開発に取り組んでいます。課題を見つけ、実験し、形にしていくプロセスそのものを楽しむ姿勢が、会場に前向きな空気を生み出しました。
▼中尾さんの記事はこちら https://smout.jp/plans/25429


交流タイムの様子
後半の交流タイムでは、登壇者を囲んだグループトークが行われ、参加者それぞれが関心のあるテーマについて直接言葉を交わしました。 分野は違っても、「自分の活動にどう応用できるか」「一緒にできそうなことはないか」といった視点で対話が進み、新たなつながりやアイデアが生まれる時間となりました。 「話を聞くだけで終わらず、自分も何か始めたくなった」「分野が違うからこそ、ヒントが多かった」といった声も多く、Meets中山道が大切にしてきた “挑戦が連鎖する場”としての価値が、改めて感じられる回となりました。


このプロジェクトの地域

愛荘町
人口 2.14万人

愛荘町役場が紹介する愛荘町ってこんなところ!
愛荘町役場が紹介する愛荘町ってこんなところ! 平成18年に2つの町が合併してできた現在の愛荘町は、今年で20年目を迎えます。琵琶湖に流れる川の上流・湖東地域に位置しており、鈴鹿山系からの豊かな清水と自然に恵まれ、古くから水との関わりが深いまちとして発展してきました。
町の東側には、聖武天皇の勅願で行基が開山した湖東三山の一つである金剛輪寺があります。昔から四季折々の雰囲気を楽しめるスポットとして地元の方々をはじめ多くの人に愛され続けている場所です。また、近世には中山道66番目の宿場として愛知川宿が栄え、後の明治には郡役所や警察などの官公署が置かれ、近江鉄道が開通するなど、古くから地方の中心としても栄えてきました。
国の伝統的工芸品に指定されている「近江上布」を中心とした麻織物や、瓶のなかにてまりが入った不思議で美しい滋賀県の伝統的工芸品「愛知川びん細工手まり」など、愛荘町でしか見られない手仕事ならではの「ワザ」が光る工芸品を見られるのも特徴です。

















