
ちいおりレポートVol.02「秘境で働き暮らす、移住者スタッフの自己紹介」
公開日:2026/01/21 05:32
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2026/01/25スマウトをご覧の皆さん、こんにちは。 株式会社ちいおりアライアンス 祖谷(いや)事業所です。
当社で運営している宿泊施設の求人記事と並行して、前回から「ちいおりレポート」と題し、地域やスタッフのことを紹介する記事を発信しています。 今回はその第二弾として、祖谷事業所のスタッフ紹介になります。
当社祖谷事業所は徳島県三好市の祖谷地域で、“ちいおり”、“桃源郷祖谷の山里”という2か所の宿泊施設、合計9棟のかやぶき古民家宿を運営しています。
宿泊施設Webサイト ちいおり:https://www.chiiori-stay.jp/ 桃源郷祖谷の山里:https://www.tougenkyo-iya.jp/
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宿泊業務+αの仕事とやりがい
今回は、日頃から記事執筆を担当している私、丸岡の自己紹介をさせていただきます。 ちいおりアライアンスへ入社して3年目になりますが、徳島へは5年前に移住してきました。
私は兵庫県出身で、大学時代は京都で建築を学んでいました。 学生時代に所属していたサークルの地域おこし活動を通じて、幼い頃から抱いていた「田舎暮らし」へのぼんやりとした憧れが再燃したのがきっかけで移住を決断しました。 大学卒業後に祖父の故郷である徳島へ移り、地元の建築設計事務所に新卒で入社。 「古民家」と「地域おこし」への興味が高じ、ちいおりアライアンスへ転職しました。
仕事の日は9時半に出社し18時半に退社。 主な業務は宿泊運営ですが、備品の修繕や商品開発、広報など、ほかにも様々な業務を行っています。
学生時代にカメラマンのアルバイトをしていた経験から写真を撮るが好きで、そのスキルを活かし、宿のSNSや公式サイトの編集など、広報担当としての役割も担っています。
また、冬場などのオフシーズンには宿においてある古道具や、欠けてしまった食器の修繕にも取り組んでいます。もともと伝統工芸に関心があったこともあり、独学で「金継ぎ」をしています。手間はかかりますが、お客さんの使う食器に色を添えるのがささやかな楽しみです。


田舎暮らしどころではない、“秘境暮らし”
私は山の集落にある宿のすぐ近くで、自然の中のびのびと暮らしています。 耳に届くのは自然の音ばかり。季節ごとに変わる鳥の鳴き声や花の香り、刻々と移ろう山の装い。自然の時間軸の中で生きていることを五感で受け止められる、最高の環境です。
年中通して季節の変化は見ていて飽きないものですが、中でも春先は一番楽しい季節です。 祖谷は山深く地形の変化に富んでいるため、狭い範囲でもタラの芽、ワラビ、ゼンマイ、ウド、つくし、コゴミ、コシアブラ、フキノトウなど、多種多様な山菜を採取することができます。 身近にあるからこそ、食べごろを見極めて最高の状態で収穫したい。そんな思いから、春先のオフタイムはかなりの時間を山菜採りに費やしています。 採った山菜はその日のうちに天ぷらにして食べたり、乾燥させて時期を待ってから、タケノコと一緒に炊き込みご飯にしたりと、いろいろと試行錯誤しながら楽しんでいます。
もちろん、楽しいことばかりではありません。 祖谷の山村集落は山林を切り拓いて作られた独特の景観を持っており、私が生活しているのもそのような集落の一つです。 こうした環境ではインフラも集落単位で完結しています。ガスは各戸にボンベを置き、上下水道もないので山からホースで直接水を引いています。そのため、水が止まれば自ら原因を探して山へ分け入らなければいけませんし、厳冬期には数日間水が使えないこともあります。
都会では考えられない過酷な環境ですが、だからこそ大切になるのが近隣の方々との“相互扶助”の精神です。互いに支え合い、良好な関係を築くこと。例えば毎年夏の清掃活動では、普段はゆっくり話す機会のない住民の方々とも顔を合わせ、作業の後には皆で歓談したりお酒を酌み交わしたりと、良いつながりに恵まれています。
最寄りのコンビニまで片道40分、町まで1時間。そんな環境ですが、今の私はこの場所をとても居心地良く感じています。 ほぼ「山籠もり」のような生活ですが、週に一度街へ出て買い出しを済ませれば困ることはありません。物欲的な誘惑がない分むしろ出費も抑えられ、シンプルな生活を送っています。 高知との県境に近いため、新鮮な魚が食べたくなれば高知のスーパーまでドライブすることもあります。もともと運転が好きなので、長距離の移動も苦になりません。
不便さも含めてこの土地を受け入れ、自分なりの楽しみを見つけることが移住後の地域での生活を良いものにするのだと思います。
もし興味を持っていただけましたら、コチラの記事もぜひご覧ください! ちいおりレポートVol.01:https://smout.jp/plans/26635 求人記事:https://smout.jp/plans/26864


このプロジェクトの地域

三好市
人口 2.10万人

丸岡 弘和が紹介する三好市ってこんなところ!
三好市は徳島県の西端に位置し、県内一の面積を持つ地域です。 中心地の池田をはじめ、三野、辻、大歩危、祖谷などさまざまなエリアがあり、日々の生活は市内で完結できます。 県内だけでなく、四国内の他の三県とも接しているため、県外への移動もスムーズです。 当社事業所のある祖谷は平家の落ち武者伝説が有名で、かずら橋や大歩危などを目当てに毎年多くの観光客が訪れています。さらに奥へ行くと西日本第二の標高を誇る剣山があり、時期によっては紅葉や雪、雲海が見えることもあるなど、四季折々の絶景が楽しめます。 山肌を切り開いたこの地域特有の集落には畑や民家が点在しており、斜面での生活に適応した伝統農業が受け継がれています。 特産品としては通常よりも固く濃い“岩豆腐”や祖谷蕎麦、晩茶などがあります。 また気候に関しては平地に比べて気温が低く、夏場は熱帯夜もなく涼しく過ごせます。













