
地元密着スーパーで働く、新入社員の素顔に密着!
公開日:2026/03/17 07:23
〈取材当時(2025年6月)はフレッシュバザール日高パーク店で研修中。年齢は取材当時のもの。〉 写真左:中村さん 右:土肥さん
今回取材に伺ったのは、株式会社さとう。1666年(寛文6年)に古着商として創業した350年以上の歴史をもつ企業です。その後は呉服商や質商、銀行業、不動産業など、時代の変化に合わせてさまざまに業種を変化させながら現在は、京都府・兵庫県・大阪府・福井県を中心に総合スーパーや食品スーパーマーケット、ホームセンター、レストランなど多彩な業態を展開しています。最近では京阪神エリアへの出店も進め、近畿全体に広がる店舗ネットワークの実現をめざして事業を展開しています。
新入社員のお二人にお話を伺いました!
インタビューに伺ったときは、入社してすぐに始まる店舗研修の真っ最中。青果、鮮魚、惣菜、グローサリー(加工食品)、レジなど、様々な部門をおよそ数週間のジョブローテーションで経験し、その後正式配属へと移行します。


Uターン就職を決めた理由とは?
ーーーお二人は大学を卒業後、なぜUターン就職を選びましたか?
(中村)当時、就職先としては大学のある島根県、地元の但馬地域、それから親戚のいる福井県を視野に入れて考えていました。大学2年の3月に初めてインターンシップに行って、その後も説明会に行くなどして情報収集を続けました。最終的に豊岡を選んだのは、やはり地元にいるほうが家族に何かあった時に駆け付けやすいかなと思ったからですね。
(土肥)僕の場合は、就職先は但馬地域か広くても関西圏だったらいいかなあとぼんやり考えていました。ただ、都会で満員の通勤電車に乗るのはいやだなと思って。それならよく知っている地元のほうが生活しやすいと思い地元を選びました。それに、遊びに行こうと思えば神戸や大阪までそれほど時間もかからないので。
◆現在の職場を選んだ理由
ーーー豊岡にあるさまざまな企業の中から、株式会社さとうを選んだ決め手は何だったのでしょうか?
(中村)スーパーマーケットは生活に欠かせないという点で、人の暮らしのなかにある存在意義のようなものを感じました。加えて、特に店舗で働いていたらお客様と直接お話しする機会がたくさんあるという点が決め手になったのかなと思います。
(土肥)「さとう」といえば地元では知らない人がいないくらいの存在で、その安心感は大きかった気がします。それと、人と関わる仕事がいいなという気持ちはずっとあって。居酒屋でのアルバイト経験もあったので、一人ひとりとじっくり向き合うというより、もう少し広くいろんな人と関われる環境のほうが自分には合っているのかなと。そういった点で、自分の中で自然と「ここかな」と思えたのが決め手だったのかもしれません。
ーーー入社前と後で印象が変わったところや、働いてみて感じたことはありますか?
(中村)入社前はお客様ともっとゆっくりコミュニケーションが取れるかなと思っていたのですが、混雑しているときはスピード感を意識した接客が必要な場面もあります。でも、その中でも丁寧さは大切にしています。実際に働いてみると商品の持ち方や台車の引き方など細かい決まりごとがあって、効率よく動くための工夫がたくさんあることに気づきました。
(土肥)正直に言うと、想像していたよりもしんどくないなと思っています。まだ研修期間ということもありますが。居酒屋でのアルバイト経験があるせいか金曜の夜みたいにめちゃくちゃ混むピークの時間が続くのを覚悟していたんです(笑)。もちろん混む時間帯もありますけど、そうでない時間帯もあって体力的にはそこまで疲弊しないなと感じています。
◆二人が考える、株式会社さとうの強み
お二人に、数あるスーパーの中で「さとう」がもつ強みについて伺いました。
「350年以上の歴史があり、地元に根付いていること。そして、“Everyday Low Price”を掲げてできるだけ低価格で商品を提供しているところ」と答えてくれたのは中村さん。その回答を聞いて、「全部言われてしまった」とばかりに腕を組んで悩む土肥さん。そこで質問を変えて、「土肥さんがさとうの商品で一番好きなものは?」と聞いてみると、「それはもう、きなこクロワッサンですね」と即答。品揃え豊富な自社開発の商品も、さとうの魅力のひとつ。入社して間もないながらも、お二人それぞれの視点から地元に根ざした企業としての強みを教えてくれました。


性格が対照的な二人の休日。
現在は店舗研修のローテーションに合わせて、それぞれの部門の方針に沿いながら休暇を取っているというお二人。休日の過ごし方について伺ってみると、“アウトドア派”の中村さんと、“インドア派”の土肥さん、それぞれにぴったりなリフレッシュのかたちが見えてきました。
ーーーお二人の休日の過ごし方について教えてください。
(中村)就職を機に車に乗るようになって、休日はふらっとドライブに出かけることが多くなりました。京丹後方面に行くこともありますし、先日は福井県の小浜市まで足を延ばしてみました。普段と違う景色を見るだけでもいい気分転換になりますね。あ、もちろん家で寝て過ごす日もありますよ(笑)。そのときどきの体調や気分に合わせて休日の過ごし方を決めています。
(土肥)休日はたまに買い物に出かけることもありますが、ほとんどは家でゆっくり過ごしています。YouTubeを見たり、ゲームをしたり、寝たりしていることが多いですね。そんな特別なことはしていないです(笑)。
◆二人が考える「これからの目標」
ーーーまもなく店舗研修を終え、いよいよ本配属が決まりますね。お二人のこれから目標や大切にしたい思いについて聞かせてください。
(中村) まずは目の前の仕事をしっかりと覚えるというところですね。分からないことがあれば社員やパートの方に聞きながら、日々積み重ねていくしかないと思っています。でも、“頑張りすぎない”ことを意識しながら自分のペースで成長していけたらいいなと思っています。
(土肥)僕も“頑張りすぎない”ことは中村さんと共通して意識しているところですね。入社してすぐの頃は、「いないより、いたほうがマシ」と思ってもらえる存在になることを目標にしていました。今はそこから少しレベルアップして、「いたらいいな」と思ってもらえるような存在を目指しています。“いないより…”よりはちょっと前進できているかなと(笑)。
ーーー本日は貴重なお時間をありがとうございました!
【インタビューを終えて】
今回の取材では、中村さんと土肥さん、それぞれの対照的な性格やお人柄が光りました。「堅苦しくなってしまうのですが…」と話す中村さんに対し、「中村さんみたいにしっかりしてないのですが…」と笑う土肥さん。そんなやりとりのなかにも、お二人が自分らしいスタイルで新生活に踏み出し、現在の研修に前向きに取り組んでいる様子が伝わってきました。また、取材後に店内で撮影を行った際にはお客様の買い物の邪魔にならないよう配慮する場面も。地域に愛され続ける会社の一員としての心構えが備わっていることが感じられました。今後のお二人のご活躍をバザールでお買い物しながらそっと応援しています。
執筆:田中 里佳 撮影:トモカネアヤカ


このプロジェクトの地域

豊岡市
人口 7.50万人

飛んでるローカル豊岡が紹介する豊岡市ってこんなところ!
・人口規模ではなく、地域固有の魅力を磨くことで世界から尊敬されるまちを目指している。 ・世界中から観光客が訪れる城崎温泉をはじめ、歴史的な観光名所が目白押し。 ・コウノトリの野生復帰の取組みなど、こだわりの生産者による循環型農業が盛ん。 ・マリンスポーツとスノースポーツの両方が楽しめる!自然アクティビティの宝庫。 ・国際アートセンター、近畿最古の芝居小屋、歴史ある映画館など文化を大切にしている。 ・意外とアクセス良好(京阪神からは車で約2時間、東京からは最寄りの空港から約2時間半) ・とにかく食べ物が美味い!飲食店のコスパが半端ない。
飛んでるローカル豊岡 https://tonderu-local.com/
このプロジェクトの作成者
まちの面白い人たちとお繋ぎします! 豊岡市は兵庫県の北東部に位置し、北は日本海、東は京都府に接しています。多彩な四季を感じられる大自然は、私たちにさまざまな恩恵を与え、時には心を癒してくれます。
豊岡市は 「小さな世界都市-Local & Global City-」を目指しています 。「小さな」を「Local」と訳し 、 豊岡というローカルに深く根ざしながら世界で輝く「小さくてもいい」という堂々とした態度のまちを創ろうとしています。 そのために、まちの面白い人たちと一緒に、演劇を用いたまちづくりや、生きものを育む農法など、いろんなことに取り組んでいます。
2005年9月には 国指定の特別天然記念物 コウノトリが自然放鳥され、人里で野生復帰を目指す世界的にも例がない壮大な取組が始まりました。現在では約300羽が日本の大空を悠然と舞っています。
日本一の生産量を誇る鞄産業、城崎温泉、竹野浜海水浴場、神鍋高原スキー場、出石城下町、たんとう花公園など、6つのエリアにある個性豊かな地域資源もまちの魅力のひとつです。
海も山も温泉もあり、空港もあり、新古の文化もあり、人と自然が共生するまちで、子どもも大人ものびのび暮らしています!ぜひ一度お越しください!













