【事業承継】創業50年、人気街中華の設備一式と店舗を引継ごう!🍜【佐川町】

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2026/03/27

 湯気の立つ器を前にすると、深紅のスープの色に少しだけ身構える。箸で麺をすくい、恐る恐るすすった瞬間、舌の上で炎がぱっと広がる。辛いけれども病みつきになる味。額にじわりと汗が浮かび、鼻の奥がつんとする。それでも箸は止まらない。麺や具材を食べ終えるころには、不思議な充実感が胸の奥に静かに満ちていく。

 ここは、高岡郡佐川町にある街中華の名店「湖月飯店」。人気メニューのドラゴン五目そばを食べるときの感覚だ。

 同町は人口約11,000人の小さな町。その郊外にある街中華に、なぜこんな美味しくて辛いラーメンがあるのか。それは、この店が四川料理の流れをくんでいるからだ。

 オーナーの岡添信一さん(70)は中学校を卒業後、料理の専門学校を経て、横浜や神戸で修業した。その際に習得したのが四川料理。昭和51年に帰郷して開業したのが、「湖月飯店」だ。

 「50年も前ですからねえ。当時は四川料理など誰も知らず、エビチリや麻婆豆腐などのメニューも、それ何?って感じでしたよ」

 それでも、美味しくて安くてボリュームのある料理は、地元住民を中心に徐々にファンを増やしていく。昼時になると、店の前の駐車場はすぐにいっぱいになり、店内には中華鍋を振る音と香ばしい匂いが広がるようになった。

 岡添さんは一心不乱に中華鍋を振り続ける。仕込みから数えると、15時間前後も働く日々の連続。その努力が積み重なり、常連客は日を追うごとに増え、やがて地域になくてはならない人気店になっていった。

 町内の常連客はもちろん多いが、独特の辛さが忘れられずに、町外や県外から足を運ぶ人も。親子三代で通う客も少なくない。

 しかし、岡添さんも70歳を超え、体調が優れなくなってきた。さらに長年支えて来てくれた妻の嘉子さん(67)が最近、倒れてしまった。「何とか続けて欲しい」という常連客は沢山いたが、やむを得ず3月初めに店を閉めたという。

 「店の味の引き継ぎは無理なので、誰か希望者に店舗だけを引き継いで欲しい」というのが岡添さんの希望。1階に30席、2階に約30人収容の部屋と6人部屋がある。冷凍、冷蔵設備や食洗機などは新しい。駐車場は16台ほど収容できるスペースがある。

 「50年間、本当にお客さんに可愛がってもらいました。たくさんの優しさを頂きました。有難いことです」

 岡添さんが半世紀かけて築いてきた地域の憩いの場。この店には店主と客の温かい思い出のやり取りが詰まっている。紡がれてきた熱い思いを引き継いで、古い店舗に新たな命を吹き込んでいけるような、意欲ある後継者を探している。

地域創生 × 事業承継 × 自己実現・起業・チャレンジ!

ひとことで言うとこんな仕事

・創業50年の街中華の店舗を引き継ぐ! ・四川料理の人気店で店舗内は中華料理店仕様! ・1階が30席、2階が36人収容と十分な広さ! ・冷凍・冷蔵設備は更新しており、新しい!

・事業内容: 飲食店 ・引継場所: 高知県高岡郡佐川町甲1658 ・引継条件: 相談の上決定いたします ・引継詳細: 店舗(約120㎡)、駐車場16台収容、冷凍・冷蔵庫、食洗機、他調理機材一式など(不動産は賃貸)

求める人物像

・佐川町へUターン・Iターンを検討している方 ・自然豊かな土地で飲食店の開業を目指す方 ・飲食事業を通して、地域経済の活性化にチャレンジしたい方 ・地域のコミュニティを大切にし、自然や人との繋がりを楽しめる方

ここがポイント!

■創業50年の街中華で地元では人気だった店舗! ■店舗は中華料理店仕様だが、改装は自由!

オーナー 岡添さん へのインタビュー

———— 開業のいきさつは?  料理が好きで、中学校を卒業後すぐに料理人を目指して専門学校へ行きました。その後、横浜や神戸のホテルで修業して、四川料理を覚えていったんです。20歳の時に佐川町に帰郷して、今の場所に「湖月飯店」を開業しました。店名は料理人の先輩につけてもらったんです。

———— 当時は四川料理は珍しかったのでは?  そうなんです。50年前ですからねえ。エビチリや麻婆豆腐をメニューに書いても、「それ、何?」って感じでしたよ。お客さんに美味しい料理を食べてもらいたい一心で頑張ってきた結果、多くの方に来店して頂くようになりました。

———— 多くの常連客がいます。みんな閉店を惜しんだのではないですか?  本当に有難いことに、沢山のお客さんから「何とか続けて欲しい」と言われました。でも、私自身が何度も病気にかかり、さらに妻も過労で倒れてしまいました。妻は無理してでも店に立ってしまいます。身体のことを考えると、もう続けることはできないと判断しました。

———— どんな引継ぎを望みますか?  店の味やメニューは引継ぎは無理なので、店舗や内部の設備機器類を賃貸する形にしたいです。店舗の名称「湖月飯店」も、私で終わりにしたいと思っています。中華の店なら、すぐにでも開業できる設備が整っています。

継業への取り組みについて

「地元のためにお店を続けたいが後継者がいない」 「高齢になってしまって事業継続が難しい」

 地域の生活を支えてきた中小企業や商店では、こういった理由から、事業縮小や廃業を余儀なくされるケースが後を絶ちません。 一方で、働き方が多様化する今、県外からのUターン者や移住者が過疎地域に住まい、ゼロから起業をするより圧倒的にコストが抑えられる、”なりわい”を活かした「事業承継」や「継業」といった働き方がひそかに注目を集めています。店舗そのものや機材設備などの初期費用一式を抑えられるほか、一定の顧客や販路、技術までもそのまま引き継げるとして、地方暮らしを目指す若者や移住者にとって新たなビジネスチャンスといえます。

 「事業承継」「継業」とは、地域で生まれた”なりわい”を引き継ぎつつ、第三者の新たな感性と価値観でそのものの価値を見出し、再活性化して、地域で継続できるなりわいを営むことです。

今回の「湖月飯店」ももそういった継業の取り組みの一つ。 気になった方は「興味ある」のボタンを押していただけると嬉しいです✨

※高知県移住ポータルサイト「高知家で暮らす。」には、他にも居酒屋や牧場、自動車整備工場など様々な継業案件を掲載中! ↓ぜひご覧ください♪ https://kochi-iju.jp/work/keigyo.html

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