
近江商人のまちで、あたらしい挑戦を。 -地域おこし協力隊 Part8-
最新情報
「興味ある」が押されました!
2026/03/30「興味ある」が押されました!
2026/03/30こんにちは! 近江八幡市地域おこし協力隊の村松珠季です。 文化・芸術によるまちづくり担当で、着任して2年目になります。
主な活動として、近江八幡の文化や歴史、自然などを調べたり体験したりして、美術作品をつくっています。 また、地域の人が参加できる美術のワークショップも開いています。
今回は、 ・着任するまでの経緯 ・わたしの活動について ・地域おこし協力隊としての活動と近江八幡での生活の魅力 を簡単に紹介したいと思います。
❝ 近江八幡への移住 ❞や❝ 地域おこし協力隊活動 ❞に興味を持たれている方の参考になれば幸いです。
着任するまでの経緯
【地域おこし協力隊になった理由】 以前は、東京で美術作品をつくりながら、美術大学の職員として働いていました。ただ、職員として働いていると制作に時間を割くのが難しく、創作活動に専念したいと思うようになりました。そんな時に、芸術分野の地域おこし協力隊の募集があることを偶然知りました。 創作活動に専念にして給与をいただけるという仕事はとても魅力的だったので、すぐに転職を決意しました。
【着任するまでの流れ】 ●応募前 応募すると決めてからは、協力隊についてインターネットで調べ、この「スマウト」や協力隊経験者の個人ブログなどを読み漁りました。また、当時いくつかの自治体が芸術分野の募集を行なっていたので、その中で比較して自身の求める条件に近い自治体を探しました。
なお、最終的に近江八幡市に決めたのは、 ・特定の施設や職務に縛られず、どのような活動をするか自身で考え提案できる ・報償費や活動経費の条件が良い ・東京とある程度行き来がしやすい ・町並みや文化、自然が魅力的 ・歓迎要件が自身に当てはまっていて、前職での経験を活かせそう といった理由でした。 また、募集の多くは運転免許が必須だったので、大急ぎで取りました。
●一次選考(書類選考) 募集要項と照らし合わせながら、近江八幡が抱える課題を調べ、それに対して自身のやりたいことを盛り込んだ企画書を提出しました。提出前には、当時の上司や知り合いの研究者に企画書を見てもらいアドバイスをもらって書き直しました。
●二次選考(面接試験) 近江八幡市の担当課の職員の方数名による面接で、オンラインで受けました。地域の人と積極的にコミュニケーションを取って関わっていきたいと答えたことを今でも思い出して活動しています。
●採用後 採用の通知を受けた後、着任に向けた打ち合わせがあり、このときに初めて近江八幡を訪れました。移住までの数ヶ月の間に、前職の引き継ぎや家探し、引っ越し準備などを慌ただしく進めました。
わたしの活動について
【活動の概要】 私の近江八幡での協力隊としてのミッションは、 「芸術・文化財分野の魅力の掘り起こしと情報発信」です。
近江八幡の文化や歴史、自然などを題材に作品をつくりながら、地域の魅力をあらためて見つけていく活動をしています。 また、制作の過程をワークショップとして開くことで、美術をもっと身近に感じてもらえたらいいなと思っています。
【着任してからの一年間で取り組んだこと】 まずは「近江八幡ってどんなところなんだろう?」というところからスタートしました。 市内や周辺を歩き回ったり、資料を読んだり、市役所の方や地域の方に話を聞いたりしながら、少しずつこのまちの面白さを知っていきました。
その中で、左義長まつりやヨシ刈りといった伝統文化にも関わらせてもらいました。 特に左義長まつりは昨年に続いて参加していて、ダシづくりや当日の担ぎ手も経験しました。ダシづくりは年明けから数ヶ月かけて行われるのですが、地域の皆さんに教えてもらいながら一緒に作業する時間がとても印象に残っています。
ほかにも、美術のワークショップを市内外で3回開催したり、「いちにちアトリエ」という創作の場を開いたりしました。こちらはありがたいことにすぐ定員が埋まり、関心の高さを感じています。
活動の様子は、広報紙やSNS(Instagram:@tama_aroe)でも発信しています。
【求められるものと実状】 近江八幡では「BIWAKOビエンナーレ」という国際芸術祭が2年に一度開催されています。私にはそれとは別の形で、地域に根ざした文化・芸術の取り組みを進めてほしい、という役割があります。
実際に暮らしてみて感じるのは、大きな芸術祭がある一方で、日々の暮らしと芸術のあいだには少し距離があるのかもしれない、ということです。 ただ、市内で実施したワークショップにはたくさんの方が参加してくださったり、「いちにちアトリエ」もすぐ満員になったりと、創作への興味は確かに感じています。
だからこそ、特別なイベントとしての芸術と、日常の暮らしとのあいだをゆるやかにつなぐような活動をしていけたらと思っています。


地域おこし協力隊としての活動と近江八幡での生活の魅力
【地域おこし協力隊として移住して良かった点】 市から委嘱された「地域おこし協力隊」という立場があるおかげで、いろんな場所に足を運びやすく、多様な方と知り合えたり、情報が集まりやすかったります。そして、自主企画をする時にも、市の協力を得られるので、市内での活動ハードルが下がったり、広報がしやすいです。この点が、個人で移住するのとは違う、地域おこし協力隊ならではのメリットだと思います。
【近江八幡の魅力】 八幡堀や歴史的な町並みはもちろん素晴らしいですが、それ以外にも、田んぼや川、山、湖がすぐそばにあり、季節のごとに違った生き物たちをまちなかで見られるのも大きな魅力です。個人的には、カエルの大合唱やオケラが地面をトコトコ歩いている光景には、初めての経験で驚きました。
また、移住まで知らなかったのですが、琵琶湖は本当に素敵な場所です。琵琶湖沿いを走るさざなみ街道は風景が美しく、ドライブには最高です。近江八幡から車で30~40分ほどの距離には琵琶湖博物館があります。さざなみ街道を通りながら、琵琶湖や田畑、湖岸のまちなみ、緑の木々、山脈、広い空を眺めながら博物館へ向かうのは本当にワクワクします。
市内には、町屋を使ったおしゃれな店や、適正価格で美味しい飲食店がたくさんあります。移住前にいた東京と比較すると、どこも混んでいないことが多いです。日常生活で、喧騒や過剰な広告に触れることが少なく、穏やかな気持ちで過ごせるのがありがたいです。
さらに、左義長まつりやその他の活動を通じて出会った方々など、近江八幡には親切な人が多いと感じます。どこに行っても気さくに話しかけてもらえるので、とても助かっています。
【活動する上で大変なこと】 今のところ、特に大変だと感じることはありません。 近江八幡は市街地に住んでいれば、必要なものはほとんど揃っているので、生活に困ることは少ないです。徒歩や自転車、バスで大体移動できるし、車があるとさらに便利です。
また、私の場合は夫が一緒に移住してたことで、精神的も支えられています。 ほかにも、まちづくり会社や「しがごと、まるごと」という滋賀県の協力隊ネットワークの方、市役所職員など、親身にサポートしてくださる方々がたくさんいます。 孤立せずにそういったサポートが受けられる環境かあることは、地域おこし協力隊を続ける上で大切だと思います。


このプロジェクトの地域

近江八幡市
人口 7.87万人

近江八幡市が紹介する近江八幡市ってこんなところ!
本市は、湖上の交通路と陸上交通路の要衝地として発展し、各時代の重層的で多様な歴史文化が現在のまちの趣や品格を形成しています。 戦国時代に楽市楽座令が布かれた地域として、古くから商人の往来があり、本市は、外から多くの人々を受け入れてきた長い歴史と、各地からの物資や情報が集積する地としての性格を有しています。また、本市は、外から人・物・情報を受け入れるだけではなく、江戸時代から他国で商いを行う(行商、出店)、旅行者としての長い歴史も有しています。 本市には、琵琶湖の豊かな水及び土壌のもとで長年受け継がれてきた伝統野菜や湖魚を使った伝統的な郷土料理、市内各地で様々に発展してきた集落の生活文化、火祭りをはじめとした特色ある祭礼及び年中行事、内湖、湖上交通等に支えられたヨシ製品などの産業・生業が、暮らしの中に脈々と息づいています。 また、八幡商人の倫理及び道徳をはじめ、ウィリアム・メレル・ヴォ-リズの活動にも見られる「社会貢献」の精神風土が現在も大切に受け継がれています。
このプロジェクトの作成者
近江八幡市といえば、多くの映画ロケ地にもなる「八幡堀」、織田信長の居城であった「安土城址」、風情ある西の湖の水郷景観に、琵琶湖唯一の有人島である「沖島」など、歴史と文化、そして自然が調和したとても風光明媚なまちです。 ですが、近江八幡の本当の魅力はそこで暮らす、関わる「人」にあります。「三方よし」で知られる八幡商人(近江商人)や、名誉市民第1号でもあるウィリアム・メレル・ヴォーリズの社会貢献の精神は脈々と受け継がれ、今なお市民活動がとても盛んな地域です。 とても熱意のある、とてもおもしろい人たちがこのまちにはいます。そんな人たちと一緒になってまちを盛り上げる仲間に加わってもらえませんか!?

















