【尾鷲市地域おこし協力隊募集】港町の新しい「商店街」をつくるしごと
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2026/07/14「興味ある」が押されました!
2026/07/14人口が減っていく時代に、まちの商店街はどうあるべきなのだろう。
三重県南部の港町、尾鷲市では、最盛期から半減した1万5千人の私たちが暮らしています。
人口の大半が住む市街地のさらに真ん中、商店街エリアは、いわゆるシャッター商店街。 かつては個人商店が立ち並び、日々の買い物はもちろん、服飾雑貨、書店、映画館、喫茶店やゲームセンターなど、都会さながらの歓楽街でした。地元住民のみならず、近隣市町からも人が訪れ、平日休日を問わず賑わい、いつも誰かが歩いていたその道も、自動車移動やインターネットが当たり前になった今、日々の用事で訪れる人はまばらになっています。
いまも残るのは、理髪店やクリーニング店など近所の方々の日常を支える店。尾鷲市民のソウルフードともいえる焼き豚やコロッケが人気の惣菜店「ぶたふく」、誰もが懐かしさを感じるパンダ焼きの店「金太郎」。夜になると一軒、また一軒と灯りがつきはじめる飲み屋の数々。
毎日のように訪れる場所ではなくなっても、このまちに長く暮らしてきた人びとも、新たに移住してきた人びとも、熊野古道を歩く旅人も、ここで出会い、通り過ぎるだけではわからない尾鷲のほんとうの「にぎわい」を感じることができる。それがこの商店街です。
今回募集するのは、人口減少社会における商店街のあり方を再設計し、地方都市の豊かな暮らし方の実現に挑戦する地域おこし協力隊。新しい店と商店街をつくりたい方のご応募を期待しています。
いつも誰かが歩いている、をもう一度。
空き店舗が増える一方で、新しい動きも起きています。
ここ数年、尾鷲市のあちこちで新たな開業が続いています。ゲストハウスや民泊、クレープ屋、ケーキ屋、ハンバーガーショップ、ワインショップ、イタリア料理店、書店。経営者もさまざまで、地元の方はもちろん、Uターンしてきた人、移住者、地域おこし協力隊の経験者など。それぞれの店が、それぞれの理由でこのまちに根を張り、尾鷲市だけでなく広い商圏を見据えた経営に取り組んでいます。
商店街エリアでもまた、旧熊野街道沿いの「馬越屋」では有機農産物の直売イベント「いちにちいち」が開かれ、チャレンジショップ「ぷらっつナカセン」では期間限定のレストランやポップアップストア企画が相次いで開催されています。市内各地に芽吹き始めた動きが、少しずつつながり、面になろうとしています。
さらに、年に一度開催される飲み歩きイベント「尾鷲コツまみバル」。商店街を中心に広がる飲み屋を巡る一夜限りの賑わいに、市内外から2000人を超える人びとが訪れます。かつての賑わいを懐かしむ人にも、知らなかった地元の店に初めて入る若者や移住者にも、愛されているイベントです。
こうした機運に乗って、人口減少社会の、新しい賑わいのかたちを尾鷲でつくりたい。 そのために、まず取り組みたいことが二つあります。
一つは、空き店舗の発掘と新規開業の創出です。どこに空き店舗があるか、どんな条件か——そうした情報がまだ、十分に整理されていません。物件を掘り起こし、開業したい人とつなぐ仕組みをつくることが、最初の一歩です。
もう一つは、多様な移動手段への対応です。駐車場の整備やシェアリング、自転車や高齢者向けモビリティへの対応。買い物に来る地元の方々にとっての利便性と、熊野古道を歩く旅人にとっての魅力。その両方を、同時に高めていきたいと思っています。
空き店舗の情報を掘り起こして整理し、開業したい人とつなぐ。歩いて楽しくなる動線をつくり、ふらっと回りたくなる商店街エリアを育てる。商店主の方々と顔なじみになりながら、一緒に次のことを考える。
いつも誰かが歩いている通りを、もう一度。そのための仕組みを、現場でつくっていく仕事です。
にぎわいの真ん中を楽しめるひと
「これからの商店街」を設計し、実現していくのは、もちろん一人の力ではありません。
商店主の方々、市役所、商工会議所、先輩の地域おこし協力隊やOBOG、新しく店を開いた移住者やUターンの人たち。それぞれの持ち場で、日々の挑戦に取り組む人びとの間に立って、大きな動きへつなげていく人が必要です。多様な人材と一緒に動き、新しい企画を考え、関係を築いていくことが求められます。
「空き店舗調査」という活動について、ひょっとすると、地味な作業を想像するかもしれません。実際にはきっと、その物件がかつてどんな店だったのか歴史を掘ったり、その物語を新しい店づくりのストーリーとして活かしたり、DIYワークショップを開きながら次の使い方を一緒に構想したり——やり方はいろいろです。一人で黙々と進める仕事ではなく、地域のいろんな人と協力して進めていくミッションです。 まずは商店街の一角に活動拠点を構えることからスタート。まちのための活動に取り組む人材との連携や、地域の事業者と協働する体制をつくるために、商店街を歩いて店を訪ね、昔話を聞いたり、色々なイベントの準備を手伝ったりしながら、小さな信頼を積み重ねていく。そのプロセス自体を楽しめる人に来てほしいと思っています。
そして、できることなら任期が終わったあとも、このまちに残ってほしい。協力隊の活動の先に、自分自身の店を開き、ここで暮らしていく。そんな未来を一緒に描ける人を、私たちは探しています。
まずはこのページの「応募したい」から! もし、これからの商店街のイメージや、港町で開業したいご自身のお店のイメージがある方は、ぜひお考えをお知らせください。
また、尾鷲市を訪れたことがない方や尾鷲市の地域おこし協力隊活動について詳しく知りたい、体験したいという方は、ぜひ「尾鷲市地域おこし協力隊体験キャンプ」(7月開催)にご参加ください!
「尾鷲市地域おこし協力隊体験キャンプ2026」 https://smout.jp/plans/28520
募集要項
※募集者 / 主催者に連絡を取りたい場合、まずは「応募したい」ボタンを押してメッセージを送ってください。
以下のような取り組みを想定していますが、これを全部!というわけではく、ご本人のスキルや経験に応じて、具体的な活動内容・範囲は尾鷲市役所商工観光事業推進課をはじめ関係者と協議のうえで決定します。
① 商店街エリアにおける空き店舗の発掘・調査、空き店舗バンクの整理・運営(尾鷲市役所、空き家バンク運営を担う地域おこし協力隊チーム、NPO法人おわせ暮らしサポートセンター、市内不動産業者などと協働)
② 空き店舗物件掘り起こしと、新規開業希望者へのマッチング支援
③ 商店主の方々との関係構築・伴走(聞き取り、関係づくり、各種相談対応)
④ 商店街エリアにおけるイベント・ポップアップ企画の立案・運営(既存イベントとの連携も含む)
⑤ DIYワークショップなど、空き店舗利活用を促進するための企画運営
⑥ 自転車・徒歩移動を中心とした商店街エリアの回遊性・アクセシビリティ向上に関する企画
⑦ 商店街エリアの取り組みに関する情報発信(SNS等)
⑧ 任期終了後の定住・自身の店舗開業に向けた準備・実践
⑨ その他、中心市街地のにぎわい創出に関連する業務
・尾鷲市への任期後の定住を前提として、地域おこし協力隊としての着任時に住民票を尾鷲市へ移すことができること(現時点での住民票所在地により着任できないことがあります)
・人と話すこと、関係を築くことが好きであること(特定の業種経験は問いません)
・基本的なパソコン操作(Office文書作成、SNS発信等)ができること
・チームで動くことに前向きで、関係者と協議しながら仕事を進められること
特別なスキルや経験は必要ありません。何より大切にしたいのは、「このまちのにぎわいを、自分も楽しみながら一緒につくっていきたい」という気持ちです。
【もしあれば…!という経験やスキル】 ・空き店舗活用などに関わった経験 ・イベント・ポップアップストアなどの企画・運営経験 ・DIYやリノベーションに関する知識・経験 ・写真撮影、SNS発信、デザインなどの情報発信スキル ・自分自身で店舗や事業を立ち上げたい意志・構想がある方
■ 募集要項 給与: 月額 291,000円(報償費として支給) 活動費: 年間 最大 2,000,000円 起業支援補助金: 最大 1,000,000円(任期終了後に定着・起業する場合)
尾鷲市地域おこし協力隊として委嘱
住所
連絡先
書類選考及び面接を行い、採用を行う予定です。 (取得した個人情報は、採用選考のみ使用します。履歴書の返却はいたしません。また、不採用についてのお問い合わせについてはお答えできませんのでご了承ください。)
【応募期間】 令和8年8月17日(月)必着
【応募に必要な書類等】 履歴書(指定書式あり) ※「応募したい」を押していただきましたら、メッセージにて様式をと提出先に関するご案内を送付いたします。
【選考スケジュール】 事前面談(オンラインでも随時対応) ↓ 8月17日 応募締切 ↓ 8月中旬~下旬 書類選考 (応募者が多数の場合は書類選考を実施します。) ↓ 8月下旬 面接(書類選考後日程を決定します。) ↓ 令和8年10月着任(10月1日を予定していますが、着任日は相談のうえ決定します。)
※選考プロセスは変更となる場合があります。
尾鷲市役所
このプロジェクトの地域
尾鷲市
人口 1.40万人
NPO法人おわせ暮らしサポートセンターが紹介する尾鷲市ってこんなところ!
三重県南部の港町、尾鷲市。ふるくから漁業と林業で栄え、高度経済成長期の電力供給を支えた火力発電所のお膝元として、最盛期には三万五千人にも達した人口は今、半分。二十年後には、さらに半分の八千人まで減ろうかという、この頃です。過疎高齢化も斜陽産業も当たり前になってきた、今がまさに分水嶺。活気がない、産業がない、なんにもないと言われ続け、消滅可能性都市とも評された街ですが、まだまだ力を秘めています。
このプロジェクトの作成者
紀伊半島東側の港町、尾鷲市で移住・多拠点居住の推進や空き家の利活用プロジェクトを推進しています!ここ数年、大きな変革期にはいった尾鷲市では新しいまちづくりがジワジワと動き出しています!都会の暮らしに不自由を感じはじめた方も、地方に活動の場を広げたい方も、海と山に囲まれた港町の暮らしに飛び込みたい方も、ぜひ一度、尾鷲にお越しください。