
子どもたち発案の麦味噌「開封の儀」 生きる根っこを育てるまちの保育園かまくらでの「食」
公開日:2026/06/22 08:07
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「興味ある」が押されました!
2026/06/22「興味ある」が押されました!
2026/06/22こんにちは!まちの保育園かまくらです。 新年度が始まってしばらく経ち、4月に仲間入りした0歳児・1歳児の新しいお友だちも、徐々に園の生活に慣れてきました。 1日の多くを保育園で過ごすなかで、周りの環境やお友だち、保育者からの刺激をたっぷり受け止め、子どもたちは毎日目まぐるしい成長を遂げています。
乳幼児の子育ての中で、食の好き嫌いや食べムラなど食事の悩みがある方も多いのではないでしょうか。 今回は、まちの保育園かまくらの「食」についての話をしたいと思います。 保育園での食の工夫は今回だけでは書ききれないので、気になる、という方は「興味ある」を押していただけたら嬉しいです。
遊びが主役の保育園の「食」と「スケジュール」
保育園の1日の中で、「昼食」と「おやつ」はとても重要な時間です。 一般的には「お昼の時間は〇時から」「〇時までに食べ終えよう」など、予めスケジュールが決まっている事が多いかと思います。 しかし、私たちの園では、子どもたちが遊びに集中し、食事もなるべく大人の事情での時間調整しなくて済むように調理スタッフが保育士と一緒に工夫をしています。 遊びが盛り上がったときには、昼食の時間が1時間ほどずれ込むことも日常茶飯事。多少の時間の変動はどーんと構えていてくれる環境があります。
時間の枠に子どもを当てはめるのではなく、たっぷり遊んでお腹をペコペコにして帰ってきた子どもたちを、「温かい食事」が包み込む――そんなゆったりとした時間がここには流れています。

イベントではなく、日常のひとコマとしての「クッキング」
私たちは、幼児を中心に週1回ほどのペースでクッキングを行っています。 「自分たちの口に入るものが、どんな形をしていて、どう料理されるのか」を知ることは、子どもたちの「生きる根っこ」に繋がると考えています。だからこそ、クッキングを特別な「イベント」としてではなく、日々の暮らしの延長線上にあるものとして大切にしています。


毎年恒例の麦味噌作りが子どもたちの「メモ」で特別な儀式に
5月のある日、子どもたちが前年から仕込んでいた「麦味噌」の開封の儀が行われました。 調理スタッフにとって、今の年長クラスには忘れられないやり取りがありました。 昨年、当時年中だった子どもたちが初めて味噌を仕込んだときのこと。調理スタッフに「この味噌はいつ食べられるの?」と質問がありました。「5月くらいかなぁ」と答えると、子どもたちは「使うときに絶対に教えてね!」と言い、味噌のラベルに『開封するときは教えてね』とメモを貼ったのです。
数ヶ月先の手間暇がかかる変化を楽しみに待ち、自発的に見通しを立てて行動する姿に、調理スタッフは深く感動したと言います。大人が指示したわけではなく、子どもたちの内側から自然と湧き出た素晴らしい発想でした。
待ちに待った開封の儀では、子どもたち自身が地元の鎌倉市場(レンバイ)へ旬の具材を買い出しに行き、みんなで相談しながらお味噌汁を作りました。せっかくならと、初めてお出汁をひくところから挑戦したのです。
調理スタッフは、こんな願いを込めて子どもたちと向き合っています。 「料理は科学変化だなと気づくかもしれない。ゴミがたくさん出る大変さを知って、感謝が芽生えるかもしれない。この体験が、ずっと先の未来で、予測できない世界を生き抜く力になってほしい。もし将来、お米が手に入らないと騒ぐ世の中になっても、『それなら粉と塩を買ってうどんを作ろう』と、たくましく知恵を絞れる人になってほしい」
「知っていること」と「実際にやったことがあること」の差は、とても大きいものです。 園が目指す「人間としての根っこを育てる」という想いが、子どもたちの言葉や行動として素敵に花開く瞬間が、この園には溢れています。
このプロジェクトの地域

鎌倉市
人口 16.64万人
まちの保育園かまくら 事務山下が紹介する鎌倉市ってこんなところ!
横浜駅から電車で30分、神社やお寺などの歴史的建造物が身近に立ち並び、あわせて海や山もすぐそば。 四季を感じながら、子どもたちが体を思い切り動かして遊べるスポットが多いことが魅力です。
また、お散歩に行けば、お店の方が「おはよう」と挨拶してくださり、地域に子どもたちを見守ってくださる方々がたくさんいてくださることも魅力の1つです。
このプロジェクトの作成者
まちの保育園かまくらの保育園事務をしています。 「楽しい毎日」を丁寧に積み重ねて子どもたちと一緒に作る保育園。 主に園内の様子や子どもたち、スタッフの様子を伝えていけたらと思います。
















