井波彫刻塾から始める、南砺市への移住という選択
公開日:2026/08/25 05:01
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2026/08/25「興味ある」が押されました!
2026/08/25富山県南砺市・井波。人口およそ 7,500 人のこのまちには、約 100 人以上の彫刻師が暮らしています。 まちを散策すれば、仏像、欄間など、今にも動きそうな写実的な木彫作品が至るところで目に飛び込んできます。 250 年以上の歴史を持つ伝統的工芸品「井波彫刻」は、日本遺産に認定された「彫刻のまち」です。 このまちでは、彫刻経験ゼロの人たちが、都会からふらりと訪れ、伝統工芸にふれられます。 その入口になっているのが「井波彫刻塾」です。 今回は、彫刻塾を起点に、井波での暮らしがどうつながっていくのかを、実際に東京から移住した奥崎将大さんの経験も交えながら紹介します。
彫刻塾を知る
井波彫刻塾は、彫刻師を本格的に目指す人だけの訓練校ではありません。 誰でも彫刻に触れることができる場所です。 コースは以下の 2 つから選ぶことができ、月 2 回(第 2・第 4 土曜日)開催されています。 ・職人養成コース ・フリーコース 東京に住んでいた奥崎さんも、最初は趣味として仏像彫刻を 1 年ほど学んだことがきっかけで、井波という地域の存在を知った一人です。 移住前に井波彫刻塾を訪れて彫刻を体験し、塾生たちの案内で著名な工房まで見学させてもらいました。 機械では生み出せない、手仕事ならではの人間らしい表現に心を動かされたそうです。 「職人養成コース」・「フリーコース」のどちらも用意されていることで、「まず覗いてみる」というハードルの低い関わり方ができるのが、井波彫刻塾の特徴です。 また、定期的に彫刻塾の夏季プログラムも開催されています。 興味のある方は、「南砺市 井波彫刻塾」で検索すると公式サイトがありますので、ぜひ詳細をご確認ください。
「彫刻のまち」でありながら「新しいまち」として進化しつづける
生活して見えてくるのは、彫刻というものづくりの側面だけでなく、井波での日々の暮らしそのものです。 奥崎さんは、移住して 7 か月が経ち東京と大きく異なる南砺の気候に慣れ、生活が少しずつ落ち着いてきたといいます。 井波では、250 年続く彫刻文化を受け継ぐ職人たちと、新しくまちに加わった若い世代が暮らしています。 伝統と新しさが入り混じる地が、このまちの特徴です。まちづくりを手がける「イナミライ」は、「まざりあい、つづけるまち。井波。」というビジョンのもと、 井波地域を支えてきた人々や未来を担う子どもたちと協働しながら、歴史文化の継承、伝統工芸の継承、そして子育てしやすいまちづくりを目指しています。 こうした取り組みが後押しとなり、地域外から移り住む若者も見られ、新しい店舗も少しずつ増えています。
移住を具体的に考える
彫刻塾を知り、井波に滞在し、地域の暮らしに触れる。 この経験を経て初めて、「ここで暮らしてみたい」という気持ちが具体的な移住の検討へと変わっていきます。 奥崎さんも、当初は「彫刻師のお弟子さんになること」を目指していましたが、その目標にこだわり続けたわけではありませんでした。 根底にあったのは、「地域で自分の新たな可能性を発見し、井波彫刻という伝統工芸に貢献したい」という気持ちであり、その思いが地域おこし協力隊というかたちで、実現しました。 彫刻塾をのぞいてみる、まちを歩いてみる、地域の人と話してみる。 まずはそんな気軽な一歩から始めてみてください。 奥崎さんのように思いがけない移住のかたちが見えてくるかもしれません。 南砺は、みなさんが遊びに来てくれるのを楽しみに待っています。 ぜひ一度、足を運んでみてください。
このプロジェクトの地域
南砺市
人口 4.46万人
なんと未来支援センターが紹介する南砺市ってこんなところ!
南砺市には、昔から「散居村」と言われるような、それぞれの家の周りに屋敷林をめぐらせてきた風景がよく見られます。その成り立ちは、それぞれの農家が自分の周りの土地を開拓して米作りを行ってきたことに由来します。この地方では屋敷林は「カイニョ」と呼ばれ、冬の冷たい季節風や吹雪、夏の日差しなどから家や人々の暮らしを守ってくれました。 一方で、地域によっては職人がたくさん住む街並みが続いている地域もあります。 あたたかい人と人の関わりが、この南砺市の土地の魅力だと思っています。いい意味で「おせっかい」って言葉が似あうそんな南砺市です。
このプロジェクトの作成者
弊団体は行政と民間(市民)を繋ぐ「中間支援組織」として設立しました。 地域の地縁団体や協議会などの自治支援、婚活、移住定住のサポートなど、人と人、人と組織の繋がりを支援しています♪