
豊島(土庄町)で地域おこし協力隊を募集します! [ミッション型:豊島の農業振興・棚田保全活動]
最新情報
プロジェクトの募集が終了しました。
2021/08/23経過レポートが追加されました!「まだまだご応募お待ちしております!」
2021/08/10小豆島の西側に位置する人口700人強の小さな島、豊島(てしま)。近年は、豊島美術館や瀬戸内国際芸術祭で広く知られるようになり、観光の島としても注目されています。 小豆島土庄港からはフェリーに乗って35分ほどで到着。島内には、スーパーマーケット等の商業施設や総合病院はなく、四方を自然に囲まれ静かで穏やかな時間が流れています。
豊島では、島の中央にある檀山からの豊かな水を利用して、古くから稲作や農業が盛んに行われてきました。しかし、時代とともに農業の担い手が減少し、瀬戸内海を臨む唐櫃(からと)地区の棚田は耕作放棄地が増え、荒れ地となってしまっていました。約10年前、これを案じた島民、美術館を運営する(公財)福武財団、行政が連携して「食とアートの島」として豊島の振興を図ることを目的に、豊島「食プロジェクト」推進協議会が立ち上がりました。その事業の1つとして、棚田を再生する取り組みが始まったことにより、現在ではかつての美しい棚田の風景が広がり、豊島のシンボル的存在として、訪れる方を魅了しています。 現在2名の地域おこし協力隊が唐櫃地区の棚田の農作業に従事しており、維持管理体制は整いつつありますが、依然として農業の担い手の高齢化に伴う人手不足が課題となっており、将来に向かって棚田をはじめとする景観や食文化を守っていくためには、新たなアイデアで農業を盛り上げていく必要があります。 そこで今回、土庄町では、唐櫃地区の棚田の維持管理を中心に、豊島の農業振興に取り組んでいただける方を募集します。 先輩地域おこし協力隊や地域住民から積極的に学ぶ姿勢があれば、農作業の経験がなくても大丈夫です。多数のご応募をお待ちしています!
[こんな方におすすめ!] ・豊島が好き/興味がある ・農業に興味がある(もしくは経験がある) ・島で暮らしたい/不便を楽しめる ・人と関わるのが好き ・新たなことにチャレンジしたい
[こんな方がぴったり!] ・地域に溶けこむ努力ができる方 ・企画力、実行力のある方 ・文化やしきたりを尊重できる方 ・まじめにコツコツと計画的に取り組むことができる方 ・周囲の方と良好な関係性を築ける方 ・年配の方とも積極的にコミュニケーションが取れる方
活動内容は?
豊島の農作業を通した農業振興に関する活動を行っていただきます。
主な活動 ・豊島唐櫃の棚田での農作業活動 (豊島「食プロジェクト」推進協議会との連携活動) ・農地の保全、景観の維持活動 ・農業イベントの開催 ・収穫物を活用した商品開発、販売業務 ・各種団体と連携した食とアートの活動
事前にお願いするのは最低限の業務になりますので、活動をしながら農業振興に繋がる企画提案を積極的に行っていただける方を募集しています。


現・地域おこし協力隊をご紹介します!
令和元年5月着任 地域おこし協力隊(農業振興に関する活動) 新屋 貴之さん
Qどのような活動をしていますか? 本格的な農業経験がない状態からのスタートだったので、1年目は棚田での農作業を徹底的に学びました。2年目からは主体的に農作業を行うとともに、共に活動している美術館スタッフの作業マネジメントも担うようになりました。その他、棚田で栽培した野菜の移動販売や豊島の果物を使った商品の開発も始めましたが、基本的には季節問わず一日中農作業に従事しています。任期最終年度である今年は、棚田での作業はサポート側に回って、協力隊卒業後の生業とする予定のイチゴ栽培に着手しています。
[ある日のスケジュール] 8:00 事務所に出勤 一日のスケジュール確認/作業組み立て 棚田へ移動、農作業(草刈り、水の管理、稲刈り等季節によって様々) 12:00 昼休み 13:00 農作業再開 17:00 退勤 ※棚田での農作業は8:00~17:00が定時になります
Q:地域おこし協力隊の魅力とは? 半官半民の立場でいられるので、地元の方との距離は近いものの、公の立場や目線を持って活動ができるのは協力隊ならではだと思います。
Q:地域おこし協力隊として心がけていることは? 積極的に話しかけるなどして周囲とコミュニケーションを取ることは大切にしています。 また、小さな離島ですので、誰がどこで、何をしているかは自然と耳に入ってきます。 常に見られているという意識は持って、日々活動しています。
Q:町役場との関係は? 時間の使い方も含め、基本的には任せてもらっているので、月2,3回小豆島にある町役場へ打合せに行くくらいで、頻繁な連絡や報告は求められません。農業振興の一環として行っているSNSでの発信を通して、日々の活動内容は役場担当者にも確認してもらえています。
★応募される方へメッセージ 農業は、「やらされている」という捉え方をするととても大変な仕事です。決まった休みが取りにくかったり、作業の進捗によって日々の出退勤時間が変動することもありますので、「農業がしたい」という想いをしっかり持って、柔軟に対応できる方が向いていると思います。未経験でも、積極的に学ぶ姿勢をもって、着実に一歩一歩前進できる方に来てもらえると嬉しいですね。豊島の観光のイメージを持ってこられると、現実とのギャップも大きいと思いますので、ぜひ一度豊島に来て、実際に見てみてください。
<土庄町農林水産課 地域おこし協力隊担当者からのメッセージ> 地域おこし協力隊の仕事は、心身ともに大変な仕事ですが、一方でやりがいがある仕事だと思っています。豊島は離島で都会の生活環境とは大きく違いますが、そういう環境も楽しみながら活動してほしいです。
▶「豊島での暮らしがイメージできない」「現地に行ってみて作業の様子を見学したい」という方を対象に、募集期間中に限り、現地域おこし協力隊による豊島ガイドツアーを行います。ご希望の方はメッセージでご連絡ください。 ※業務の合間をぬって行いますので、ご希望の日時にお受けできない場合があります。 ※当ツアーの参加したことが、選考上優位となるものではありません。 ※新型コロナウイルス感染症対策を行った上でご来島いただき、少しでも体調に不安のある場合は参加をご遠慮ください。


募集条件詳細、雇用条件について
●募集人員及び主な活動内容 豊島地区での農業振興に関する活動 1名 ・豊島唐櫃の棚田での農作業活動 (豊島「食プロジェクト」推進協議会との連携活動) ・農地の保全、景観の維持活動 ・農業イベントの開催 ・収穫物を活用した商品開発、販売業務 ・各種団体と連携した食とアートの活動 ※これらは活動の一部です。豊島地区の農業振興につながるアイデアをお待ちしています。 ●雇用条件 ①形態・任期 ・会計年度任用職員 ・令和3年11月※以降~令和4年3月31日まで ※採用予定日は11月中を予定していますが、採用者と調整のうえで最終決定します。 ・令和4年4月1日以降については、活動に取り組む姿勢・成果等を勘案し、1年ごとに更新し、最長で採用から3年間まで延長可能 ②勤務 原則、週30時間(月曜日~金曜日 9時~16時を基本とします) ※祝日、年末年始(12月29日~翌年1月3日)は除く ※業務の都合により時間外勤務を命ずる場合があります ③給与 月額 166,606円 賞与(賞与は、6ヶ月以上の任期で基準日に在職する場合に支給) ⑤ 福利厚生 ・社会保険(雇用保険、厚生年金、健康保険)に加入します。 ・町役場が町内の住宅を借上げ、活動期間中の家賃を負担します。 (光熱水費など生活に必要な費用は隊員の負担となります。) ・勤務時間中は、パソコンの貸与及び公用車の利用が可能です。 ・通勤距離に応じ、通勤手当相当額を別途支給します(近距離の場合は、支給がない場合があります)。 ・年次有給休暇、特別休暇(忌引・夏季休暇等)、病気休暇、介護休暇等を付与します。 ・活動や研修等に必要な経費は、予算の範囲内で町役場が負担します。 ●募集受付期間等 書類審査合格者を対象に面接(対面・WEB)審査を行います。 ・受付期間:令和3年7月9日(金)~令和3年8月23日(月)必着 ・応募書類:次の書類を郵送又は持参にて土庄町企画財政課に提出してください。 1 土庄町地域おこし協力隊応募用紙 2 住民票(写し可) 3 普通自動車運転免許証写し 4 その他PR資料(任意) ●応募資格【次の要件をすべて満たす方】 ・次の1.または2.のいずれかに該当する方で、採用後、土庄町内に生活拠点を移し、 住民票を異動できる方。 1.応募時点で三大都市圏をはじめとする都市地域等に居住※している方 ※条件不利地域(過疎、山村、離島、半島などの地域)に居住している方は除きます。詳しくはお問い合わせください。 2.「地域おこし協力隊員」であった方で、「同一地域における活動2年以上、かつ解嘱1年以内」の方。 ・令和3年4月1日時点で20歳以上の方 ・普通自動車免許を有する方 ・ワード、エクセル等の一般的なパソコン操作ができる方 ・地方公務員法第16条に規定する欠格条項に該当しない方 ・地域活性化に深い熱意と知識を有し、積極的に活動できる方 ・心身ともに健康で地域になじむ意思を有し、誠実に職務を遂行できる方 ・任期終了後も土庄町に定住し、就業・起業する意欲のある方
<詳細につきましては、募集要項をご確認ください> https://www.town.tonosho.kagawa.jp/gyosei/iju/ijyukurasi/1519.html
/// 現在土庄町には、地域おこし協力隊が6名(8月2日から+1名増)活動中です。 新屋さんの「農業振興に関する活動」のほか、「アウトドアを通じた観光振興」「移住・定住に関する活動」「林業振興に関する活動」「小豆島オリーブ牛に関する活動」「水産業の振興に関する活動」とそれぞれ活動場所やミッションは異なりますが、各担当課のサポートはもちろん、香川県下の他市町の協力隊とも交流する機会もありますので、安心して活動できる環境が整っています。 ★「移住・定住に関する活動」を行う地域おこし協力隊も同時募集中!
[参考リンク] 第2期土庄町 まち・ひと・しごと 創生総合戦略 https://www.town.tonosho.kagawa.jp/material/files/group/2/sennryaku.pdf 地域おこし協力隊ブログ https://ameblo.jp/teshimaokoshi さぬきの輪(香川県地域おこし協力隊紹介サイト) https://sanukinowa.com/
☆少しでも興味がある方はタイトル下の「興味ある」ボタンを、応募を検討される方は「応募したい」ボタンをポチッと押してください!


募集要項
2021/08/08 〜
17時~19時
無料
オンライン(zoom利用)
・スケジュール: \ 土庄町地域おこし協力隊 募集説明会やります! / 現在募集中の土庄町地域おこし協力隊(活動分野 ①都市部大学との域学連携活動および移住促進活動 ②豊島農業振興・棚田の保全活動)について、オンライン説明会を行います!
/// ◯ 日時 2021年8月9日(月・祝)17:00~19:00 [第一部] 17:00-18:00 今回募集詳細説明+現隊員の活動紹介 [第二部] 18:00-19:00 合同質問会&個別相談会 ◎ できるだけ一部・二部両方への参加をお願いします
◯ 会場 オンライン(zoom開催)※zoomのリンクについては、2日前までにお送りします ◯ 申込み方法 応募フォーム(https://forms.gle/e2A6TnHx516rAVyJ6)から申込みください
このプロジェクトの経過レポート
このプロジェクトの地域

土庄町
人口 1.19万人

土庄町農林水産課が紹介する土庄町ってこんなところ!
小豆島の西隣に浮かぶ豊島は、島の外周が約12km、電動自転車だと約2時間で一周ができるほど小さな離島です。家浦・唐櫃・甲生という三地区に分かれ、島内には2つの港(家浦港・唐櫃港)があり、小豆島、高松港、岡山県宇野港との航路があります。 島の中央には壇山(340m)がそびえ、湧き水に恵まれ大小300のため池もある豊島は、古くから稲作や農業が行われ、今でも米、いちご、みかん、レモンやオリーブなどの栽培が盛んです。再生された唐櫃の棚田では、海を望む美しい景色が広がっています。
このプロジェクトの作成者
土庄町は香川県小豆郡に属する人口約13,000人(令和2年1月現在)のまちです。瀬戸内海では2番目に大きな小豆島の北西部分と沖之島、豊島などの島をあわせて構成されています。瀬戸内のブルーと四季折々の自然、そして穏やかな気候に恵まれた人々の暮らしには、島ならではの豊かさがあります。