「いばしょなんて自分で創れよ!」【攻める空き家バンク】片付ける!から始まる地域接点。一緒にやろう!!関係人口の深度の深掘り@長野県塩尻市
募集終了
働く・住む
開催日:2021/11/19
終了日:2022/03/31

「いばしょなんて自分で創れよ!」【攻める空き家バンク】片付ける!から始まる地域接点。一緒にやろう!!関係人口の深度の深掘り@長野県塩尻市

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荷物がぎゅうぎゅうに詰まった空き家の建物。
たくさんの人の暮らしを支えた家が、時代とともに使われなくなってしまって時間が経って。
それらを片付けようにも、一人ではどうにもできなくなった大家さんも、若くはなくて。

個人のお家のことなんだけど、もしかすると大家さんより若いぼくたちが少しくらい力を貸すことができたなら。
地域の人も、地域以外の人も、一緒になってお祭りみたいにみんなで集まってわいわいがやがや、家の片付けをやってみる。

あれだけモノに支配されていた空間が少しずつつ片付いて、本来の姿が見えていく瞬間。
一つ一つのモノに詰まった物語を知ってしまったその瞬間。

そこにこれまであった暮らしと営みと、大家さんの幼少時代の姿が見えてくる。

重たいものは一緒に運んで
ほっぺに付けたススを見て笑いあって。
一緒に汗を流して一緒にお弁当を食べて、それぞれの暮らしのことを話しみる。

その時間!!
「地元」だとか「よそ者」だとか
そんなことに線を引くことなんて忘れてしまって、その時間を、その空間を
ぼくたちは一緒に過ごすんです。

**

\そんな時間を共にする仲間を募集します/

✔︎片付けるのは商店街の元ギフトショップだったお店「ハリカ」
✔︎(まだ確定じゃないけど)建物は取り壊しを大家さんは検討している
✔︎片付けて捨てるものは捨てる
✔︎使えるものは最終日にバザーで販売
✔︎バザーを開いて地域の人たちにお店に久々に来訪してもらう(取り壊しになる場合はお別れのお披露目になります)

◯ハリカの片付けとバザー日程
今回募集する片付けは11月と12月に3日間。
来れる日程だけの参加でも、全日の参加でも大丈夫。

・11月19日(金)
∟片付け1回目

・12月17日(金)
∟片付け2回目
∟バザー準備

・12月18日(土)
∟片付け3回目
∟バザーとハリカ内覧

**

このような片付けイベントは、来年度から本格的に稼働していく予定です。
地域内外からボランティアで集まってくれた有志と大家さんと空き家バンクや関係団体のメンバーみんなで、作業しながらワイワイと!

片付いた空き家は、空き家バンクに登録されて次の借主の暮らしの場所になったり
新しい家が新たな家族の時間を生み出します。

もしかすると、、
片付けに参加した「あなた」が、大家さんと意気投合して
そのお家が未来的に自分の暮らすお家になってしまったり?!
そのことがきっかけで塩尻での暮らしを考えてみたり、関係が深まった参加者とお仕事の関係性が生まれたり?!

「片付ける!から始まる地域接点。」
さて、どんな物語が生まれるでしょう。

ぼくたちが暮らす町と、その町に建っているお家の物語の登場人物に
なってくれたら嬉しいです。
一緒にやろう!!よろしくねーーー♪

※本事業は令和3年度長野県地域発元気づくり支援金を活用しています。

【攻める空き家バンク】と始める、空き家のお片付け

こんにちは!
NPO法人MEGURU 兼 塩尻市空き家バンクを運営する街元気カンパニースタッフのたつみです。

ここは長野県の真ん中あたり、かつて京の都と江戸の都を繋いだ街道 中山道の中間地点の交通の要衝で、ワインと漆器が有名だったりする「塩尻市-shiojiri-」

ぼくは塩尻市街地から20分ほど名古屋方面にある木曽路の入口で中山道の宿場町「贄川宿-niekawa-」の古旅館で、20代〜60代15名が暮らすシェアハウス坂勘-sakakan-の運営をしています。
空き家再生や行政とのお仕事の経験から、MEGURUや空き家バンクに関わることになりました。

さて、今回ぼくたちがこの画面の向こう側にいる未だ見ぬ「あなた!」を、この塩尻の地へお誘いしたいと内容は

「一緒に空き家、片付けない?!」
というものです。

なんで家の片付けに、このSMOUTさんと通じて全国に呼びかけているのかと言うと、、
これまでに空き家バンクが実施できなかった課題への行動へのお力添えを、全国の地域接点を求めるあなたからいただきたい!!からなのです。

**

塩尻市の空き家バンクは開設から5年が経ち、空き家バンクへの空き家登録/登録物件の成約(賃貸/売買)/解体で230件が解消されました。

とは言え、塩尻市内の空き家はざっと800軒を超えると見られていて、また今後どんどん空き家が増えていく中で新たな対応が必要だ!というのが現状です。

空き家バンクではこれから人員を増員して(たつみもその一人)これまでできていなかった「能動的な空き家発掘」つまりは「攻める空き家バンク」の運営に舵きりを行っていく次第です。

◯攻める空き家バンクってなにするの?
①能動的な空き家発掘
∟自分たちで素敵な空き家を探して交渉したり、空き家の片付けを組織〜実行するよ!

②住居利用以外の用途拡大
∟これまで住居用のマッチングをしていたけど、商業利用などの用途を広げてマッチングを行うよ!→ローカルビジネスの可能性の拡大を狙う

③DX化を図り関係各所との情報共有強化
∟移住検討者やアントレプレナー人材との空き家のマッチングが生まれるように、行政や関係団とDX化で情報共有強化をがんばるよ!

空き家バンクを受託運営している「街元気カンパニー」社長藤森さん(右)/スタッフマイキーさん(左) 松本圏特有の本棟造りの空き家をご案内

空き家バンクを受託運営している「街元気カンパニー」社長藤森さん(右)/スタッフマイキーさん(左) 松本圏特有の本棟造りの空き家をご案内

「一緒に空き家、片付けない?!」で集まった仲間たちとの片付け風景。たつみが運営する古旅館のシェアハウス坂勘もこうやって再生が始まりました

「一緒に空き家、片付けない?!」で集まった仲間たちとの片付け風景。たつみが運営する古旅館のシェアハウス坂勘もこうやって再生が始まりました

お客さんじゃなくて、参画者!あなたのこと知ってもらいたい。だから、一緒にやろう!

コロナ禍から関係人口やワーケーションと、地域と都市部の関係性が模索され、様々な実験や実践が全国で広がっている今日この頃。
塩尻でも複業人材と地域企業のマッチングをはじめとした様々な取り組みが行われています。

その中で実感するのが「地域との関係性を生む出すのって案外難しい!」ということ。
それはそうです。
地域の人が都市部の人たちを心から受け入れるには、まだまだ関係性が足りないのです。

海のものか山のものかわからない。
ビジネスをしたくて地域を利用している。
どうせそのうち気がついたらいなくなっているんだろ。

そんな言葉が地域ではささやかれていたりします。
ぼくも移住者なのでそんな言葉を投げつけられた経験はたくさんあります、、笑

それでも、それは仕方ないことなんです。
これまで自分たちが暮らす地に土足で足を踏み入れられてしまうような感覚があるんです。
上から目線で「この地域を元気にしましょうよ!」なんて言われてきた経験があるんです。

誰も彼もコンサルみたいに現地のことなんて知りもしないで理論やシステムのことばっかり語るじゃないか!!
そんなことを思っていたりするんです。

だから!ぼくから提案したいんです。

「一緒に空き家、片付けない?!」
って!!!!笑

**

「地域とどうやって関わればいいですか?どうすれば関われますか?」
って、都心部の人たちからこんな言葉を聞く機会が増えました。

正直言って、めちゃくちゃ嬉しい!!!
ありがとう。

ぼくは本気でそう思ってるし、地域の人も本当はそう思ってる。
だけど、上に書いたようになんだかやっぱり怖いんです。
理由は簡単です。

「あなたのことを知らないから。」

だから、あなたのことを知ってもらいたい。
地域で暮らしてみたい!とか、地域のことを知ってみたい!関わってみたい!!

そんなことを考えてくれるあなたのことを知ってもらって。
そう思ってくれてるんだったら心から受け入れてみたいんです。

それでも、これまでそんな機会はなかなかなかった。
地域はあなたをお客さんとしてもてなす術しか知らなかったんです。

**

いまぼくたちは「空き家」と言う課題を抱えています。
ぼくは空き家を再生して、小さな流動と小さな経済を生み出す!なんてことを生業にしています。

でも、ゼロから何かを生み出した訳じゃない。
その地に在る、先人たちが生み出した宝物たちをただただ磨いただけなんです。

地域の人たちはたくさんのモノや知恵や愛情を与えてくれます。
暮らしの時間を共に過ごすことで、気づいたら愛を持ってしまうんです。

だから、ぼくは愛しきこの町が老いていく姿をただただ眺めていたくないんです。
未来を創る仲間になるあなたがいるのに、知らないと言う理由でその可能性を潰したいくないんです。

あなたのこと知ってもらいたい。
だから、一緒にやろう!汗を流そう!!

家が片付くことで、この町の空き家に新しい暮らしが生まれるかもしれない。
そしたら、大家さんが喜んでくれるかもしれない。
もしかすると、その家が未来のあなたの家になるかもしれない。
そしたら、地域の人はあなたのことを心から受け入れる未来が来るかもしれない。

ぼくができるのは、ただこうやって声を出して、当日あなたをこの地に迎え入れることだけです。

「いばしょなんて自分で創れよ!」

塩尻はあなたのいばしょになれる場所。
そのことを約束して、画面の向こうのあなたに語りかける。

「一緒に空き家、片付けない?!」
って。しつこいわ!!!!!笑

**

参加したいぜ!って思ったら
「応募したい!」orメッセージを送信してください。

たつみか、MEGURU代表の横やんが連絡いたします!!!
ここまで読んでくれてありがとう。

それじゃあ、次は。
塩尻の空き家で逢おう♪

◯企画と協力
主催:
株式会社しおじり街元気カンパニー

協力:
NPO法人MEGURU
ミミー商店

**

◯ハリカの片付けとバザー日程
今回募集する片付けは11月と12月に3日間。
来れる日程だけの参加でも、全日の参加でも大丈夫。

・11月19日(金)
∟片付け1回目

・12月17日(金)
∟片付け2回目
∟バザー準備

・12月18日(土)
∟片付け3回目
∟バザーとハリカ内覧

◯参加方法
「応募したい!」orメッセージを送信してください。

夏の終わりの葡萄畑。塩尻市は葡萄や林檎などの果樹の畑や、レタスなどの大きな畑が北アルプスを背景に広がります。街も自然もあるのです

夏の終わりの葡萄畑。塩尻市は葡萄や林檎などの果樹の畑や、レタスなどの大きな畑が北アルプスを背景に広がります。街も自然もあるのです

空き家の内覧風景。大きな古民家も小さな別荘も、様々な空き家の情報が空き家バンクには集まります。手放す人の想いを汲み、新たな人に手渡します

空き家の内覧風景。大きな古民家も小さな別荘も、様々な空き家の情報が空き家バンクには集まります。手放す人の想いを汲み、新たな人に手渡します

片付けはもくもく作業じゃなくて、ワイワイガヤガヤ!ハリカさんのお別れに花を添えたい!!

一緒に家を片付けるって、実はめちゃくちゃ楽しいんです!!
その日に集まった見ず知らずの人とお話しをしながら作業をするとなぜだか身の上話が加速するし、重たい荷物を運んだり力を使う作業は共同になるのでやたらと戦友感情が芽生えます!笑
出てくるモノを懐かしむ大家さんの昔話はめちゃくちゃエモくて感情移入が止まりません!!

大家さんはこのお家の活用をこれまでアレコレと考えて、その結果「取り壊す」と言う結論に至りました。
ぼくたちもどうにかできないか?!については思考をぐるぐるさせ続けたんだけど、どうしてもいろいろな折り合いがつかなかったのです。

片付け最終日には、長くシャッターを下ろしていたハリカさんを久しぶりにオープンして!!
地域の人にも声をかけて、最後の開店バザーを開催します♪

地域の人たちが懐かしみながらハリカさんに最後に足を踏み入れてみる。
その瞬間にぼくたちみんなで立ち会います。

ひっそりと別れを告げるんじゃなくて、賑やかに花を添えたい!!
そんな物語を一緒に創りましょ。

元はギフトショップだったハリカさん。建物はモダンな看板建築で覆われている巨大な木造家屋です。本当は潰したくない、、から実はちょっと作戦練ってる

元はギフトショップだったハリカさん。建物はモダンな看板建築で覆われている巨大な木造家屋です。本当は潰したくない、、から実はちょっと作戦練ってる

建物の中は当時の商売道具とか商品がそのまま残ったまま時間が経過しています。ここ、大家さん一人じゃ片付けられないでしょ!一緒にワイワイ片付けよ♪

建物の中は当時の商売道具とか商品がそのまま残ったまま時間が経過しています。ここ、大家さん一人じゃ片付けられないでしょ!一緒にワイワイ片付けよ♪

イベント・ツアー内容

開催日程:2021年11月19日

所要時間:11月19日/12月17日18日 全日 10時から16時 ※途中参加OK

費用:無料/昼食付き/保険加入します

定員:15 人

最小催行人数:1 人

集合場所: ミミー商店(長野県塩尻市大門三番町4-23/現場からすぐ)

解散場所:ハリカ現地

スケジュール

・11月19日(金)
∟片付け1回目

・12月17日(金)
∟片付け2回目
∟バザー準備

・12月18日(土)
∟片付け3回目
∟バザーとハリカ内覧

※詳細は経過レポートに記載します

プロジェクトの経過レポート
2021/12/16

12月18日(土)ハリカバザー開催です♪

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おかげさまで12月17日〜18日のハリカ片付けには両日20名くらいの方がご参加してくれます!!嬉しい♪

18日は片付いたハリカにてバザーの開催です。
ギフトショップだったハリカの商品だったモノや備品、什器などを大放出いたします!お気軽にご参加ください

https://smout.jp/plans/6026

2021/11/29

満員御礼!受付終了!引き続き開催するのでご興味ある方は【応募したい】をクリック♪

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11月19日に1回目の片付けを行い、大家の高橋さんのお話を伺いながらの片づけは最高にエモかった!!

みるみる片付いていく店内と深まる仲間意識
高橋さん最後の挨拶の涙に一同も思わず涙、、
片付けイベントってこんなに感動を生むものなんですね!!笑

次回12月の募集は満員御礼ということで受付終了いたします。今後も空き家の片付けは開催していきますので、ご興味お持ちの方は【応募したい】をクリックorメッセージをお願いします♪ご連絡させていただきます

片付ける!から始まる地域接点
その入口をどんどん広げていきますよ♪

2021/11/12

一緒に片付ける人①横やん(NPO法人MEGURU代表)

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NPO法人MEGURU代表
横やん_横山 暁一

片付けのコメント>>
「空き家の活用」という言葉だけ聞くと、どこか他人事であまり実感の湧かない自分がいました。
しかし、実際に空き家が活用され、そこに人が集い、建物・空間・歴史が引き継がれている様を見ると、改めて街における空き家活用の重要性を感じます。

今回は塩尻の中心地にあるかつての商店街エリア「大門」からまた新たな歴史が紡がれるその一歩にご一緒できれば幸いです。

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塩尻市
NPO法人MEGURUが紹介する塩尻市ってこんなところ!

長野県の真ん中いくつもの街道が交差する交通の要衝/ワインと漆器の町「塩尻市」
日本中から様々な肩書きを持つ人材や、そんなものを捨て去って「自分という肩書き」で生きているツワモノ人材など、それはそれはダイバーシティな人々が集まってくる超イケてる地方都市なのです!写真は奈良井宿の隣の宿場町、塩尻の人も知らない「贄川宿-niekawa-」MEGURU副理事たつみが運営するシェアハウスがある町並みです。

NPO法人MEGURU
NPO法人MEGURU
人と地域の持続的成長循環モデルを実現するために 塩尻の「はたらく」を応援する人事部となる https://meguru-shiojiri.studio.site/ ** NPO法人MEGURUは、長野県の真ん中いくつもの街道が交差する交通の要衝/ワインと漆器の町「塩尻市」で、「塩尻の人事部」機能を生み出そうとしている新米NPO法人です。 塩尻と人の関係を「仕事」「複業」「プロジェクト」の観点から生み出し、深め、未来のプレイヤーを育成していきます。 ** 代表理事 横山暁一-Akihito Yokoyama- 人材会社/地域おこし協力隊/NPO法人代表 "キャリアのプロ"のトライセクター 1991年生まれ。大学卒業後、2014年株式会社インテリジェンス(現パーソルキャリア)に入社。 新卒当時から、中部エリアの法人営業として企業の採用活動に深く関わる。 2019年4月からは、複業で長野県塩尻市の「地域おこし協力隊」として塩尻商工会議所に所属。 地元の中小企業に関する、採用課題の解決などに取り組む。2020年、NPO法人MEGURUを設立。
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