
山の近くに住みながら、街にも近くて便利な三条市に移住
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2023/12/20▼インタビュー 今回、取材を受けてくださったのは、令和3年7月に東京から転入された捧さんご家族。 下田地区にある空き家を借りて、一部はご自身の手で改修を施して住んでらっしゃいます。 移住して住宅や店舗、保育園、福祉施設などのインテリアデザイン(内装設計)を行う株式会社FFAを経営されております。 事務所も兼ねているご自宅にお邪魔して、お話を伺いました。
Q1 自己紹介をお願いします。 哲郎さん もともと僕が三条市の出身で、Uターンしてきました。実家は東三条にあります。
直美さん 夫婦で内装設計、インテリアデザインの会社を経営しています。
哲郎さん 今は東京のお客さんからの依頼が多いですが、少しずつ三条のお客さんも増やしていきたいです。
移住を決めたきっかけを教えてください
Q2 移住を決めたきっかけを教えてください。 哲郎さん 東京以外で自然と近い暮らしがしたいと夫婦で考えるようになり、住んでいた賃貸物件の更新時期を意識し始めた頃から、実際に移住先を探し始めました。
直美さん 夫婦でよく山に行っていたので、山に近いところに引っ越したいと考えていました。
哲郎さん 働く場所に縛られない仕事をしているので、移住先は自由に選べました。
直美さん ”富士山が見えるところ”と考えて、山梨県や長野県も検討しました。でも、実際に行ってみると、あまりしっくりこなくて。いい感じだけど、ずっとここに住みたいか、なぜここなのかと考えると、迷いが生じました。
そこで、夫の実家がある三条市が候補に挙がりました。 山を近くに感じなが不便なく暮らせる下田地域は私たちのイメージにピッタリな場所でした。 そこから三条市の空き家バンクに問い合わせをして、希望の下田地域にいい物件を見つけることができました。 義父が田んぼをやっているのですが、お手伝いしやすい環境にもなりました。今の時代、食料を自作できる環境は貴重だと思います。
哲郎さん 今日もこの後、実家の稲刈りを手伝ってきます。
Q3 実際に三条市に住んでみた感想を教えてください。 直美さん 東北の雪山にもよく行っているので、雪国は不慣れではないですけど、生活するとなると別の難しさがあると思います。私は雪道での運転経験がないので、今から少しドキドキしています。
あと、私はこちらに友達がいないので寂しいかなと思っていたのですが、ご近所さんが良くしてくれて寂しくありません。 大家さんも、2~3日おきに隣の畑を見に来て、野菜をくれるんですよ。近所には、同じくらいのお子さんがいる家が何件かあって、散歩している姿を見かけて声をかけたら、次にお会いした時に挨拶できるようになりました。マンションと違って、人の姿が見えるのはいいですね。
哲郎さん 近所の方はすごくいい人ばかり。世間話程度に近所の人に困りごとを話したりすると、手を貸していただけて本当に助かっています。


三条に来て困ったことはありますか
Q4 三条に来て困ったことはありますか。 哲郎さん すべてが車移動になりますね。
直美さん 私はほとんど運転をしていなかったので。もう慣れましたけどね。それと、現金が必要な場面が増えました。都内では2年前くらいから一気にクレジットカードや電子マネーが普及したのですが、こちらでは使えないところも多く感じます。
Q5 三条のおすすめポイントを教えてください。 直美さん いい湯らていとキャンプ場の間の小川は、浅くて溺れる心配がないので、子供を遊ばせるのに気に入っています。敷地内の公園と小川で遊んで、温泉に入って帰ってきます。
哲郎さん いい湯らていのおにぎりが最高なんですよ。最初は子供用に頼んだんですけど、食べてみたらとても美味しくて。2回目に行ったときは家族3人でおにぎりを頼んじゃいました。 直美さん 家の周りで遊ばせられるのも良いです。東京では公園まで行く必要がありましたが、ここなら公園は無くても田んぼ道が遊び場になります。
市街地のすぐ近くに山間部が広がっているのは、三条市の魅力だと思います。お店もあるし生活に不便なく、自然と一緒に暮らせます。地元の人は市街地に行くまで車で10分、15分かかるのが不便というかもしれないけど、不便さはここも市街地も変わらないと感じます。
Q6 今後どのように暮らしていきたいですか。 哲郎さん こういう空き家バンクの家に住んでみて、やはりいいなと思うので、もっと広められるお手伝いができたら嬉しいです。実際に住んでみて、空き家はそのままで住むのは難しいと思います。すぐ住める状態で貸すお手伝いができたらと。
直美さん 空き家を借りたいという人は多いはず。もっと流動的に、空き家の賃貸が活発に進めばいいのにと思います。


三条市役所地域経営課
このプロジェクトの地域

三条市
人口 9.12万人

三条市 地域経営課が紹介する三条市ってこんなところ!
ちょうどいい田舎、三条市。 新潟県三条市は、新潟県のちょうど真ん中に位置するものづくりの街。 人口は約10万人の都市で、中心市街地にいけばスーパーやコンビニが揃っており 少し車を走らせると山や自然が豊かな下田地域にもいける都会と田舎の側面を持つ地域。 ものづくりの技術は世界から認められており、グッドデザイン賞を受賞していたり、 アウトドア用品の有名ブランドのほとんどは実は三条市が本社だったりします。 三条市をもっと知りたい方は、こちらの記事もご覧ください! https://sanjo-city.note.jp/
このプロジェクトの作成者
▼移住定住促進サイト「三条で暮らす。」 https://sanjo-city.note.jp/p/iju
人口約10万人の地方都市・三条市は、鍛冶技術の伝統を受け継ぎながらも、時代に合わせて革新を続けてきた打刃物の技が光る「ものづくりのまち」です。新幹線が止まる燕三条駅から車で約30分走ると、自然豊かな地域・下田郷が広がります。地方都市暮らしも、田舎暮らしも叶えられる一石二鳥なまちです。













