地域のハブとなれ!!”いぬき”のカフェを活用して、人口120人の小さな集落を盛り上げるカフェ経営者募集!!
募集終了

北海道下川町の市街地から、オホーツク海側に向けて車を走らせること15分。人口120人ほどの小さな集落「一の橋」の中心部に小さなカフェがあります。飲食店もコンビニもない、手を入れなければ消滅してしまいそうな集落では、このカフェの果たす役割はとても大きいのです。

今回のプロジェクトでは、この『駅カフェイチノハシ』の経営者を募集します!

このカフェは、2013年に下川町の支援でNPO法人地域おこし協力隊が作りました。現在営業中ですが、次の夏には一人で運営を担っている地域おこし協力隊が任期満了で退任します。

現在営業中のため、調理器具や食器等が全て揃っている“いぬき”の物件。掃除も行き届いていて綺麗に使われているし、近くの事業所の従業員や目の前のバイオビレッジ(町営の集住化住宅)に入居している住民など、すでにお客さんもついています。

住宅付き(バイオビレッジ)で、社用車付き(移動販売用冷蔵車「シモカワゴン」)の、なかなかお得な条件が揃っています。

さらに、この施設を運営しているNPO法人から毎月14万円の経営補助金も用意されているという、ありがたい特典もあります。

カフェ経営や地域活性化に興味がある方にとって、最高の条件が整った求人ではないでしょうか!

「一の橋」地区って?

一の橋地区の人口は1960年ごろには2,000人ほどでした。営林署や木工場、小中学校・診療所もあり鉄道が通っている活気に満ちた集落でしたが、営林署の廃止やJRの廃線を機にどんどん人口が流出。2010年代には人口が140人ほど、高齢化率も50%を上回る限界集落となりました。
 
2013年には超高齢化に対応するため、地域に点在する高齢世帯の集住化を目的に集住化住宅「バイオビレッジ」を建設。この施設ではエネルギーの自給を目指し、町内の未利用材等を活用したバイオマスボイラーによる給湯と暖房、また、太陽光パネルを活用し電気の一部を賄っています。

また同時に地域おこし協力隊を採用し、集落支援や地域食堂「駅カフェイチノハシ」の運営など行い、地域の活性化を図ってきました。これらの効果により、一の橋地区に移住する若者が増加し、現在は高齢化率も20%台をキープ。彼らによる住民をまきこんだ手作りのイベント開催など、一の橋に活気が戻りつつあります。

毎年2月に行われるアイスキャンドルミュージアムでは、住民によって一の橋神社にもアイスキャンドルが灯された

毎年2月に行われるアイスキャンドルミュージアムでは、住民によって一の橋神社にもアイスキャンドルが灯された

一の橋地区に移住した木工作家さんが仲間を集めて開催するイベント「Hanacafe」。町内に暮らしている道産子馬のハナちゃんが出迎えてくれる。

一の橋地区に移住した木工作家さんが仲間を集めて開催するイベント「Hanacafe」。町内に暮らしている道産子馬のハナちゃんが出迎えてくれる。

経営者はあなた!面白いアイデアでカフェから地域を盛り上げよう

このカフェを活用して、あなたの発想力で地域の活性化に挑戦してみませんか?
たとえば、こんなことができたら面白そうです!
 
【夜営業でお酒を提供】
一の橋地区は夜、お酒を飲める場所がありません。昼営業に加えて夜もおばんざいを用意して、お酒も提供。地域住民の憩いの場になること請け合いです!

【惣菜の移動販売】
下川は惣菜を買うことができる場所があまり多くありません。移動販売で、食事作りが大変な高齢者も気軽に買える仕組みをつくれば、とても喜ばれるはずです。

【地域のコミュニティの場作り】
下川の森の素材を使ったオーナメント作りのワークショップや、地元素材を使った料理教室を開催。市街地で行っている町民交流会「タノシモカフェ」もこのカフェでできれば、地域住民の交流の拠点になりそうです。

【生鮮食品や惣菜の販売】
この地域にスーパーはないので、生鮮食品や惣菜などの物販を行えば助かる住民がたくさんいるはずです。カフェで余った惣菜も販売できれば、フードロスも無くせるし一石二鳥。

【道の駅として】
国道沿いでオホーツクへ行き来する車も多いので、下川のお土産品や地元酪農家さんの牛乳を使ったソフトクリームを販売すれば、立ち寄る人が増えそうです。

【しいたけ狩り・渓流釣りとのコラボ】
近くにある日本最北のしいたけ栽培施設と連携し、しいたけ狩り体験を行ったり、近くの川でヤマメ釣り体験を行い、とれた食材を利用して料理を提供するなど、アクティビティとのコラボで魅力的なコンテンツが作れそうです!
 

事業の内容は、このカフェの運営目的からはずれなければ、自由に組み立てることができます!アイデアがどんどん湧いてくるでしょう?

店内はゆったりと15席ほど。奥には商品も陳列できる。できる

店内はゆったりと15席ほど。奥には商品も陳列できる。できる

移動販売者「シモカワゴン」を使って屋外でハンバーガーやタコスを提供しました!

移動販売者「シモカワゴン」を使って屋外でハンバーガーやタコスを提供しました!

カフェ経営者募集についての詳細

◎募集締め切り:3月25日(金)

◎選考プロセス:
 ・1次:書類選考
 ・2次:オンライン面談
 ・3次:現地での面接(交通費一部こちらで負担いたします)

◎募集人数:1組(おひとりでも家族やお仲間でも可)

◎着任時期:2022年夏ごろ(相談の上決めていきます)

◎形  態:個人事業主

◎勤務日数:週5日以上の営業

◎営業時間:11:00~16:00以上

◎運営補助金:14万円/月(仕入れ費用・光熱費・人件費等に充当可)

◎経  験:不問

◎求める人物像:コミュニケーションをとることと料理をつくることが好きな方

◎特典①:移動販売車「シモカワゴン」を利用できる

◎特典②:住宅付き(バイオビレッジ)
 ※ただし、カフェ運営を継続しない場合は、すぐに退去していただきます。

◎その他:隣接する宿泊棟の管理や、バイオマスボイラーの清掃、しいたけ工場での作業など、希望があれば他の仕事も請け負うことが可能です。

◎お問合せ方法:お気軽にSMOUTのメッセージでご連絡ください。

バイオビレッジに入居ができます

バイオビレッジに入居ができます

1LDKロフト付き

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下川町
タチバナ ユミコが紹介する下川町ってこんなところ!

下川町のことを知りたい方は、30分で町の概要をお話したオンラインイベントのアーカイブをご覧ください(^^)/
https://shimokawa-life.info/shimokawa-kaitsumami/
 
\下川町に向いている人はこんな人☝/
・地域につながりを作るのが好きな人
・面白いことが好きな人
・まちづくりやイベントに関わりたい人
・好奇心旺盛な人
・実現したいことがある人
・不便も楽しめる人

タチバナ ユミコ
しもかわ財団(北海道下川町)
結婚をきっかけに下川町に移住してはや20年。 趣味は“面白ろ”さがし。この町は面白い人、面白いモノ、面白いコトがあちこちにあるから、なんだか楽しい(#^^#) 森に苔を拾いに行って、家に連れ帰って育てるのが趣味です。
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地産地消アイデアがたくさん出そうで、楽しそうです。
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移住決定しました!