群馬県の北西部に位置し、新潟県と長野県の県境に位置する中之条町、大部分を山林に囲まれています。そのため、かつてはその山林を活用した「炭（燃料）づくり」や製材業といった、いわゆる林業が盛んでした。

　しかし、現在では他の産業よりも深刻なほどに高齢化と少子化がの影響により「担い手」が不足しています。この深刻さは、林業の仕事としてのキツさや辛さ、輸入材の普及によって稼ぎ方が変化してしまったことにあります。

　このような課題を抱える中で近年では、温室効果削減に直接アプローチできる産業として注目されています。そのため、カーボンオフセットの考え方のもと中之条の山林を他の自治体と共有することによる、山林への新たな価値の付与や活用方法が求められています。

　中之条町としても、地元の製材会社など様々なステイクホルダーと連携し、バイオマスボイラーの導入や木の駅プロジェクトを進めてきました。そのような中で、ハードだけではない林業の形、「都市部との環境交流」や「次世代の林業人材の育成」、「木材を活用した製品の開発」など幅広くソフト事業の必要性が増してきました。町としても、最重要となるこの林業プロジェクト、町や地域がやってほしいことをやるのではなく、あくまでも皆さんと地域にとって良いものを考え、実装する事業としたいと思います。

「ここ中之条であなたの力を発揮しませんか」

本プロジェクトではこんな方と出会いたい！！
・民間企業等でマネジメント経験がある方
・地域で自分自身が培った知識や経験を活かしたい方
・林業に興味がある方
・都市部とのつながりが多く、そのつながりと中之条の架け橋になれる方
・一緒にプロジェクトを作っていける方
・地域で活躍したい方
当方で思いつくのはこれだけですが、きっと皆さんなりの関わり方があるはずです。ぜひ説明会にお越しください。