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【求人】温泉とマグロの町で民宿の「若女将」募集中 !! "民宿わかたけ"メンバー募集中
和歌山の景勝地、那智勝浦で三代にわたって営んできた「民宿わかたけ」。地元育ちの店主が選んだ、マグロ・クジラなどの特色ある地元料理、和歌山中の地酒を取り揃える充実した日本酒のラインナップなど、小さいながらもこだわりを持った民宿として、長年運営してきました。
民宿わかたけでは、このたび新しく「若女将」を募集いたします。単なる労働力や人員の補充ではなく、一緒に民宿わかたけを支えつくりあげる〈仲間〉として、腰を据えて共に歩んでくれる方をお待ちしています。
〈民宿わかたけホームページ〉https://わかたけ.com
〈目次〉
1.「民宿わかたけ」について
2. いま、なぜ「若女将」を募集するのか?
3. 民宿で働く醍醐味
4. 若女将の仕事
5. 不安への対応
6. 募集概要
"わかたけ"の特色は、地元料理・地酒・イベント・アート
◯ 民宿わかたけについて
民宿わかたけは、紀伊半島の南端にあたる那智勝浦町の港町にあります。生マグロの水揚げ量日本一を誇る勝浦港と豊富な温泉、そして世界遺産「熊野古道」を擁する那智勝浦町は古くから景勝地として知られ、現在も多くの人が訪れる和歌山県屈指の観光地の一つです。
1981年、民宿わかたけは紀伊勝浦駅から徒歩1分の立地にオープンしました。三代目となる現店主の花井清州は、地元生まれ地元育ち。都会で一度就職をした後、結婚を機に家族で経営してきた民宿を受け継ぎました。2022年現在で11年目、妻である女将の花井美香とともに、日々工夫をこらしながら、民宿わかたけを切り盛りしています。
▼下記↓▼▼の写真をご覧になってわかるように、民宿わかたけは築40年を超える、少し古めかしい民宿です。リゾートホテルのような豪華な設備があるわけでも、ゲストハウスのようなミニマムな設備と格安の価格帯で勝負をしているわけでもありません。
〜 わかたけの特色 〜〈 地元料理 〉・〈 地酒 〉
ですが、地域に根ざした民宿として、最大限お客さんに楽しんでもらえるようにたくさんの工夫をしています。地元の人脈を活かして仕入れたマグロやクジラなどを用いた〈特色のある地元料理〉や、利酒師の資格をもつ店主が一人ひとりに合わせて選ぶ〈和歌山の地酒〉はそのひとつです。
特に地酒は和歌山中のものを取り揃えており、中には民宿わかたけでしか味わうことのできない銘柄もあります。このような工夫の甲斐もあり、じゃらんの口コミで夕食が5点の満点評価をいただくなど、お客様から〈食事が美味しい民宿〉として高く評価していただいています。
〈 イベント開催 〉
また、民宿わかたけの一階にあるスペースでは、様々なイベントを開催してきました。たとえば和歌山の食材を取り寄せ人気店の料理人が食事を提供する「熊野のめざめ」や、写真家で著名な平間至氏の写真展など。地域の人々と連携しながら、地域に新しい風を呼び込んだり、地元にある良いものを再発見するための場を一緒につくっています。
〈 アート作品 〉
さらに、民宿わかたけでは、那智勝浦に縁のあるアーティストさんに依頼をして、民宿内の壁や外壁にアート作品を描いていただいています。宿の入口をくぐって階段をのぼると、壁に大きなクジラや風神雷神、そして熊野曼荼羅などの絵がお客様を出迎えます。アート作品は、これからも増えていく予定です。
***
民宿ならではの個性あふれる楽しみを提供しつつ、「これからの民宿」のあり方を考えていく。民宿わかたけは小さな宿ではありますが、フットワークの軽さをいかし、お客様にも地域にも良い流れをつくることができるような可能性を模索しています。
民宿わかたけの外観。駅のすぐ裏にあります。
民宿わかたけ自慢の夕食コース。中央にあるのは「名物」鮪のカマの塩焼きです。
「募集の背景」と、「しごとの醍醐味」
◯ いま、なぜ「若女将」を募集するのか?
理由はいくつかあります。
・ 現在、民宿わかたけは店主の夫婦二人と、パートさん数人で日々の業務を回しています。しかしパートの方々がすでに高齢化しており、いつまで勤務を続けられるかわかりません。
・ また、民宿わかたけではいま、新しいコワーキングスペースつきの宿や、イベントスペースを利用した飲食店など、コロナ禍以降のインバウンド需要に向けて新しい取り組みをはじめています。しかしこれらの取り組みに集中するには、明らかに人手が足りません。
・このような状況のなかで、民宿わかたけの灯を次の10年へとつなぎ「これからの民宿」のあり方を模索したい。そのために、一緒に、民宿わかたけの可能性を広げていく手伝いをしてくれる〈仲間〉がほしい。そんな想いで、今回「若女将」を募集することとしました。
〜 未経験でも問題ありません 〜
民宿の仕事はある程度ルーティンです。接客技術なども後から身につけることができるので、宿泊業・接客業が未経験でも問題ありません。女将と一緒に少しずつできることから教えていきますので、ゆっくりと成長していっていただければ大丈夫です。
とはいえ、民宿の仕事を覚え、一緒に新しい民宿わかたけをつくっていくためには、少し時間がかかります。そのため、最低5年ほどこの土地に腰を落ち着けて働いてくれる方が望ましいと考えています。
◯ 民宿で働く醍醐味 …
では、この土地に住み、民宿わかたけで働くことの醍醐味とはなんでしょうか。那智勝浦という土地の魅力については語っても語り尽くせないので、ここでは宿のことに絞ってお話しをさせてください。
家族経営の民宿は、小規模な分、働いている人の個性が色濃く反映されます。民宿わかたけの場合それは、日本酒、地元食材、アート、イベントなど、店主の花井が公私混同で取り組んできた様々な活動、物事です。半ば遊びのような活動から始まった様々な物事が、いまでは民宿わかたけの「顔」となり、また懐の広さを示すものになりました。
「直接利益につながらないような好奇心に導かれた活動が、民宿の運営とからみあい、次第に宿の個性へと変わっていく――。」その過程を味わうことこそが、小規模な民宿で働くことの醍醐味のひとつであり、民宿わかたけで働くことの面白さの源泉にあると、私たちは思っています。
もちろん、このような醍醐味は、一朝一夕で味わうことができるものではありません。少しずつ民宿で働くための力を身につけながら、地域や人々のことを知り、そして仕事の中に工夫を取り入れていく。いろんなことに好奇心を持ち、学び、活動しながら、それらがどのように仕事につながるのかを考えていく。その過程を一緒に体験していただければと思います。
〜 好奇心を仕事につなげるための感性を磨く〜
宿の仕事を通じていろんなお客さんや地元の方とふれあい、喜びを共有していくこと。そのような宿で働くことの基本的な醍醐味の上で、好奇心を仕事につなげていくための感性を、民宿わかたけでは磨くことができます。この感性は、民宿や旅館経営だけでなく、ほかのことにも活かすことのできる財産になるはずです。
民宿わかたけの自慢の地酒たち
画家の寺村正幸氏による、風神雷神、そして熊野曼荼羅。
一緒に、"民宿わかたけ" の新たな「個性」をつくり出して行きませんか?
◯ 若女将の仕事
ご興味をもっていただき、面接を終え、最終的に民宿わかたけで若女将として働き始めると、ひとまず女将の元で働きながら、少しずつ民宿の仕事を覚えていくことになります。
下記は、民宿わかたけの一日の仕事の流れです。朝食対応と夕食対応が中心で、お昼は少しのんびりとしたスケジュールになっています。また、朝6時から夜22時までという長い時間になっていますが、もちろんこのすべてを一人で担当するわけではありません。ある程度仕事ができるようになったら、女将、パートさん、店主と仕事を分担し、このうち8時間をシフト制で働くことになります。
-----(一日の仕事の流れ)-----------
6:00 朝食準備/7:00 朝食対応・皿洗い、館内の掃除・チェックアウト対応/9:30 チェックアウトされた部屋から掃除/中休み 買い出し・その他/14:00 チェックイン準備/15:00 チェックイン対応/16:00 夕食準備/18:00 夕食対応/〜22:00 夕食の片付け
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若女将としての仕事を覚えた後は、民宿わかたけの運営や、興味があれば他の仕事(ワーケーション施設や飲食店、イベントなど)にも関わっていただきたいと考えています。
◯ 不安への対応 …
民宿わかたけは、基本的に家族の中でやってきた民宿です。パートさんを雇ってはいますが、運営はすべて家族で切り盛りしてきました。そのため、そのような狭い人間関係の中に飛び込んで働くことには、少し不安のある方もいらっしゃるかもしれません。
また、応募していただく方によっては、馴染みのない地域に移住して働くことについても不安があるかもしれません。住む場所はあるのか、どんな場所なのか、休日の楽しみはあるのか……etc。
こうした不安は、ここでいくら言葉を尽くしたからといって、簡単になくすことができるようなものではありません。私たちはこのような不安を含め、しっかりと事前に(そしてもちろん、働いている最中にも)相談ができることが大切だと考えています。
そこで、民宿わかたけで働くことに興味を持ってもらった方には、ビデオ通話で必要なだけ顔合わせや事前の相談をさせていただくだけでなく、実際に民宿わかたけを訪れて泊まっていただき、宿や周辺地域の雰囲気、そして一緒に働くかもしれない私たちの様子をしっかりとその目で確かめていただきたいと思っています。
一緒に働くことになる私たちと顔を合わせて話し、実際に働く場所を経験してもらう。このことを通じて、じっくりと、民宿わかたけの若女将として働くイメージを伝え、働くかどうかを判断するための時間と材料を提供できればと思います。もちろん、実際に働くことになった際には、家探しや地域での過ごし方、仲間づくりなどできる限りの範囲でサポートをさせていただきます。
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民宿という場所は、地味な仕事の積み重ねの上に成り立つものです。しかし、観光客の方と地元の方、そしていろんな活動を通して出会った方々の仕事が重なり合う、出会いの醍醐味にあふれた場所でもあります。
この醍醐味を一緒に味わい、新たな民宿わかたけをつくりあげていくことに関心をお持ちの方、記事を読んで少し気になったという方、応募したいけれども不安があるという方、どうぞお気軽にご連絡ください。お待ちしております。
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【 募集概要 】
募集職種:若女将
雇用形態:正社員(試用期間3ヶ月あり)
対象:20〜35歳女性
給与:18万円〜22万円
実務レベルに基づき、年に一度昇給有り
福利厚生:雇用保険、厚生年金、健康保険
勤務地:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町朝日3-34(民宿わかたけ内)
勤務時間:6:00〜21:00(内の8時間)
休日:週休2日(土曜日以外で要相談)
応募資格:運転免許(普通)
採用予定人数:1人
求人状況:募集中
採用プロセス:お問い合わせ→エントリー提出→zoon面談→現地宿泊→面談→合否
女将の仕事風景。写真は部屋の片付けとベッドメイキングの様子。
民宿わかたけの一室。最近畳を張り替えました。
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「世界遺産と温泉と生まぐろの町」
◎ 冬でも雪が降らず、温暖で過ごしやすい地域です。
◎ 海と山の距離が近く、すぐに自然に触れられます。
◎ 那智の滝を初めとする世界遺産や源泉数県内一の温泉がある観光業中心の町です。
◎ 国内有数の生まぐろ水揚げ基地があり、新鮮な海の幸が楽しめます。
東京都に住みながら、キャリアコンサルタントとして、和歌山の仕事の情報発信や、職業体験の企画をしています。
和歌山のこと、お仕事のこと、なんでもお気軽にご連絡ください。
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