
ここから始まるものづくりの未来。 和歌山ものづくり文化祭2022【 学生ボランティア募集!】
最新情報
プロジェクトの募集が終了しました。
2022/11/05「和歌山」と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか?「パンダ」や「南紀白浜」を連想する方も多いのではないでしょうか。そんな和歌山でいま、地域に根づく「ものづくり」の魅力を伝えるプロジェクトが動き始めています。
大阪からほど近い和歌山県の北部は、昔からものづくりが盛んな地域。漆塗りや繊維の加工をはじめ、世界でも有数の質の高いものづくり企業が集まっています。
しかしそこには大きな課題が。これまで、全国に名を馳せる鯖江や燕三条のように「ものづくり」を通して地域を盛り上げようという動きがほとんどなく、地元の人にすらその魅力が十分に認識されていないのです。
そうした現状を変えるべく、和歌山のものづくり企業が立ち上がり、体験参加型イベント「和歌山ものづくり文化祭2022」の開催が決定しました!
今回このイベントには、さまざまな分野に精通する20社のものづくり企業が集結します。それぞれのブースで職人さんの話を聞き、ここでしか体験できないワークショップを通じて、和歌山のものづくりの魅力とすごさにふれることができます。
そして今回、イベントの開催にあたり、各企業のブースの運営を手伝っていただく学生ボランティアを募集します!募集の特徴は、自分の「興味のある企業」を選んで参加できること。自分の興味を入り口にして、普段の学生生活では出会えない人と出会い、知らない世界を知ることができるチャンスです。
企業の一員となって働く2日間は、きっとかけがえのない経験になるはず。
このイベントから始まる和歌山のものづくりの未来。その第一歩にぜひ立ち会ってみませんか? あなたのご参加、心よりお待ちしております!
自分たちの価値に気づくために
今回のイベントの発起人は、和歌山を拠点に理美容師用のハサミを製造している菊井鋏製作所の三代目・菊井健一さん。きっかけは、2021年に大阪の万博公園で開催された日本工芸産地博覧会というイベントに運営・出展者として参加したことでした。
全国各地から集まったそうそうたるものづくり企業の情熱と真剣さに衝撃を受けたという菊井さん。このときの経験を和歌山に還元しなくてはいけないという想いを抱き、今回のイベントの開催を決めました。
和歌山では世界に誇る質の高いものづくりが行われている一方で、地域の人たちはおろか、ものづくりを行っている本人たちですらそのすごさに気づいていないと菊井さんは指摘します。特にこれまでイベント等への出展がほとんどなかった企業では、自分たちの技術が「あたりまえ」すぎて、その価値に気づく機会もきっかけも少なかったといいます。
実際、日本工芸産地博覧会の出展に向けて菊井さんが「アルミを叩いてキーホルダーを作るワークショップ」を提案したところ、社内からは大ブーイングが。しかし、当日参加したお客さんが口々に「すごい仕事ですね!」と言って、子供から大人まで楽しんでくれたそう。半信半疑で参加していた社内のスタッフが自信を得る機会にもなったと振り返ります。
今回のイベントでも、来場者に楽しんでもらうだけでなく、ものづくりを行う職人さんたちがお客さんと直接ふれあうことで、自分たちがやっていることの価値に気づくきっかけになることを期待していると菊井さんはいいます。
今回の参加企業の中には、学生の方たちと接点をもつ機会が極端に少なかった企業も多いそうです。その分、学生のあなたと会話を交わし、一緒に働けることをどの企業もとても楽しみにしています。
来場するお客さんも、参加する企業も、そしてボランティアとして参加する学生さんも、それぞれにとって実りのあるイベントを一緒に作っていきましょう!


自分の将来を考えるきっかけに
今回、ボランティアとして参加していただく学生の方は、ご自身が興味・関心のあるものづくり企業のブースを指名して応募することができます。
ただ単にイベント全体の運営を手伝うのではなく、一人一人の関心にあわせて募集を行うことで、企業にとっても学生の方にとってもより充実した時間を過ごせることでしょう。
全く知識や経験がない方も大歓迎です!もちろんデザインやものづくりを学んでいる美大生や専門学生の方にも楽しみながら参加していただけるように、一人一人の関心や目的に合わせたお仕事内容をご用意してお待ちしています。
今回のイベントでの経験は、きっとあなたが将来を設計するヒントやきっかけになるはずです。
----《今回、学生ボランティアを募集する企業をいくつかご紹介します!》-------------------------------------------------------------------
【紀州漆器の塗り職人】 ◎ 町宗工芸 ・・・産地・黒江の歴史を伝える体験ワークショップ https://www.instagram.com/machimunekougei/
【箒(ほうき)職人】 ◎ 深海産業 ・・・箒づくりの技術に触れる体験ワークショップ https://fukami1178.jp
【ニット職人】 ◎ エイガールズ ・・・地場産業である和歌山ニットに触れる体験ワークショップ
【桐箪笥職人】 ◎ 家具のあづま・・・伝統工芸士の技を体感できるワークショップ http://azuma-kiri.jp
【板金加工職人】 ◎ 岩橋シートワーク・・・ステンレスの加工を楽しめる体験ワークショップ https://iwahashiseatwork.com
【織物職人】 ◎ 岡田織物・・・エコファーの魅力を伝える体験ワークショップを提供 https://okadatx.shop-pro.jp
【Tシャツのプリント加工職人】 ◎ WAKAYAMA WOODYS・・・Tシャツのシルクスクリーン体験 https://printshop-woodys.com
【理美容のハサミ職人】 ◎ 菊井鋏製作所・・・匠の道具を使って刻印入りアルミキーホルダーを作る体験ワークショップ https://www.scissors.co.jp
ユニークな企業が勢揃いしていますよね。 その他にもさまざまな分野の企業で募集をしています。


応募の条件は「学生」であること!
夜間学校の学生でも、専門学校生でも大学生でも参加可能です。知識や経験の有無は問いません。 一人ひとりの目的や関心にあわせた仕事内容をご依頼します。当日は交通費・宿泊費補助(上限4,000円)と昼食支給(2日間)もございます。
● いちはやくnoteで情報公開していきます! noteでは、イベント開催に向けた活動の様子やプレイベントの開催情報、 出展企業や実行委員・当日ボランティアなどの募集情報も発信します。 これから11月の開催まで、よろしくお願いします。 https://note.com/w_monodukuri
募集要項
〜
2022年11月5日(土)・6日(日) 10:00〜11:00
無料/当日の交通費・宿泊費補助(上限4,000円)、昼食代(2日間)を支給します。
和歌山城ホール(和歌山県和歌山市七番丁25番地の1)
・最小催行人数:1名 ・解散場所:和歌山城ホール(和歌山県和歌山市七番丁25番地の1) ・スケジュール: ◎ Day1・11月5日(土) 09:00 現地集合(和歌山城ホール前広場) 10:00 開場・イベント開始 ※ 昼食は支給します。 16:00 解散 イベントは17時まで開催されているので、各社のブースもぜひご覧ください!
◎ Day2・11月6日(日) 09:00 現地集合(和歌山城ホール前広場) 10:00 開場・イベント開始 ※ 昼食は支給します。 16:00 解散
◎ 9月26日(月)18:00~19:00 申込者を対象にオンラインで説明会を実施しますので、こちらも必ずご参加ください。
【服装・持ち物】 動きやすい服装でご参加ください。 【その他】 ※ 県外からご参加の方には、会場付近のお宿をご紹介します。 ※ 会場までの交通手段や宿泊場所の手配は各自でお願いします。
このプロジェクトの地域

和歌山市
人口 34.49万人

わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクトが紹介する和歌山市ってこんなところ!
橋本市 (岡田織物) 「紀州わかやまの玄関口で都会と田舎のいいとこどり生活」 ◎ 世界遺産高野山の麓にあり、中央には清流・紀の川が流れ、山河の自然も豊かです。 ◎「出産・子育てしやすい街」として関西圏で2位(週刊東洋経済 2013.8掲載)。子育て環境が充実しています。
このプロジェクトの作成者
東京都に住みながら、キャリアコンサルタントとして、和歌山の仕事の情報発信や、職業体験の企画をしています。
和歌山のこと、お仕事のこと、なんでもお気軽にご連絡ください。