【青森・津軽半島】今別町の“D級グルメ”「茶めし」を使った体験プログラムを作ろう!
募集終了

青森県津軽半島のほぼ先端、今別町の袰月(ほろづき)地区に伝わる茶めしは「カワラケツメイ」というマメ科の植物の葉を粉末にし、もち米などと一緒に混ぜて炊き込んだ珍しい郷土料理で、主にお葬式の際に振る舞われる料理として親しまれています。しかしカワラケツメイが町内では袰月地区でしか栽培されていないこともあって、同じ今別町民でも他地区の人たちにはほとんど知られていない、究極の隠れグルメ="D級グルメ"となっています。
今回は今別町の"D級グルメ"袰月の茶めしを題材とした地域文化を感じることができる体験プログラムを一緒に考えてくれるメンバーを募集します!地域のおばあちゃんに直接レシピを教わりながら、袰月地区をはじめとする津軽半島の魅力をもっと知るためのアクティビティ作りにあなたの力を貸してください!

まちづくり @ "超"限界集落

茶めしが受け継がれている今別町・袰月地区は、人口わずか49人・平均年齢70歳以上という"超"のつく限界集落。多くの住民はウニや昆布などの漁業を生業としています。生活環境はとても厳しく、特に冬場は津軽海峡特有の強風と雪で足腰の強い若者でも移動に苦労するほどです。しかしそんな厳しい環境でも、自分たちが高齢になっても、袰月の住民は互いに助け合いながら生活を続けています。

なぜなら、袰月が好きだから。

最期まで袰月で生活したい。袰月の文化を後世に伝えていきたい。住民の多くがこのように考えていますが、お年寄りが多くなってしまった地区の住民だけでは地域の魅力の外部発信はもとより買い物のサポートに代表される生活環境の改善など、地域を存続させるための取り組みを進めることは簡単なことではありません。

そこで今回、袰月の固有文化である"茶めし"を主役に据えて、地域住民や周辺地域でまちづくりに携わる人と共に、袰月地区の人や文化を地域外の人たちにも知ってもらえるような体験プログラム作りに挑戦することにしました。
この地域にゆかりのある人たちはもちろん津軽半島への観光客の人も、今回作る体験プログラムに参加することで袰月の魅力を知り、少しでもここに住むおじいちゃんおばあちゃんの想いに共感、さらには行動を起こしてくれる人が現れてくれることを願っています。

目の前の海は海の幸の宝庫

目の前の海は海の幸の宝庫

生活に欠かせない移動スーパー。しかし年々訪問回数が減少

生活に欠かせない移動スーパー。しかし年々訪問回数が減少

体験プログラム参加者目線のアイデア・意見が欲しい!

【気になるな〜という方、まずは「興味ある」をポチッとお願いします】
▼プロジェクト活動期間
 2022年11月〜2023年3月

▼活動概要
・1回/月程度のオンラインミーティング
・現地フィールドワーク(11/19,20を予定、交通費補助あり)

▼応募条件は下記項目のどれか1つでも当てはまる方
・過去に何らかの体験アクティビティーを経験したことがある方
・特に専門性はないけれど、まちづくりに携わってみたい方
・未来のために超限界集落を何とかしたい!という熱い想いを持っている方

▼年齢・性別・職業など制約は全くありません。
 むしろ「まちづくりはじめてです!」という方を歓迎します!

▼プロジェクトの詳しい内容は以下の日程で計画している説明会でお伝えします。
 詳細は決まり次第 当ページ上でお知らせします!
 ・10/13(木)夜  @オンライン
 ・10/30(日)日中 @東京

"カワラケツメイ" 葉を乾燥させ粉末にしてご飯一緒にと炊く

"カワラケツメイ" 葉を乾燥させ粉末にしてご飯一緒にと炊く

袰月の"茶めし"(下手な写真・・・お許しください)

袰月の"茶めし"(下手な写真・・・お許しください)

プロジェクトの経過レポート
2022/10/25

青森県UIターン・交流フェアに出展します!10/10(日)10:00〜17:00

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10/30(日)東京・有楽町で開催される令和4年度青森県UIターン・交流フェアに出展します。当日は今別町から私たちコーディネーターも出席します。
「ちょっと気になるけど、応募までは・・・」という方も「プロジェクト内容について聞きたいな」という方も、事前申し込みは不要ですのでフラっとお立ち寄りください!お待ちしています!
https://www.aomori-life.jp/event/ijyuevent/detail.php?id=1187

2022/10/07

オンライン説明会開催します! 10/13(木)19:00〜20:00

10698

プロジェクト内容・募集要項など詳細情報に関するオンライン説明会を開催します!多くの皆さんのご参加お待ちしております!
↓オンライン説明会(ローカルプロジェクト市)リンク↓
https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kikaku/chikatsu/R4localproject_ichi.html

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今別町
周布 祐馬(ぷーま)が紹介する今別町ってこんなところ!

今別町は青森県の津軽半島の北端に位置し、青函トンネルの本州側の入口がある人口2,300人ほどの小さな町です。
町内には近年キャンパーの間で有名になりつつある「高野崎」や「鋳釜崎」などの景勝地や、知る人ぞ知る幻の黒毛和牛「いまべつ牛」、日本で唯一のいのしし肥育農家「奥津軽いのしし牧場」、毎年8月のまつりの際にに多くの若者が集う郷土芸能「荒馬(あらま)」などキラリと輝きそうなコンテンツが揃っているものの、みんな生きることに精一杯でなかなかそれらを存分に活かしきれていない"まだまだいける"町です。

ちなみに、町内にある北海道新幹線「奥津軽いまべつ駅」は日本で最も乗降客の少ない新幹線駅としてある筋では有名です。新幹線を降りてすぐホームで左右を見てみてください。もし誰もいなかったら”おおっ、これか!”ってなりますよー。

周布 祐馬(ぷーま)
奥津軽社中合同会社

2022年7月の青森県今別町の地域プロジェクトマネージャーに着任と共に地域商社"奥津軽社中合同会社"を立ち上げ、住みたくなる地域・住み続けられる地域づくりのため日夜奔走しています。
今別町との出会いは20年以上前、大学時代にこの地域の郷土芸能"荒馬(あらま)"に出会い、以来毎年のように県外から8月の"荒馬まつり"に通いながら、地域の人たちとの交流を深めてきました。
毎年町を見ていると、年を追うごとにお祭りの際、沿道で声援を送ってくれる人が減っていくと共に、地域全体の元気がなくなっていくのを感じていました。
「このままでは荒馬だけでなく、この地域自体も無くなってしまうのではないか」という危機感と共に
「自分にできることは小さいことかもしれないけれど、何もやらないよりは良いはずだよな」
との思いから、地域のために、子どもたちの将来のため「今私たちにできること」に少しづつ取り組み始めています。

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