募集終了

”移住””地域おこし協力隊”の前に。あなたの内面を言葉にしてみませんか?

最新情報

プロジェクトの募集が終了しました。

2023/03/31

経過レポートが追加されました!「予定期間の半分が終わりました!」

2023/03/10

「あなたはなぜSMOUTに登録しましたか?」

移住したい、地域おこし協力隊になりたい、誰もがこのような明確な目的を持っているわけではないと思います。 「移住」とか「地域おこし協力隊」とか、そういったはっきりしたことではなく、そのとらえどころのないような、なんとなく大切にしていることを教えてください。 小さなところからでも、その気持ちや行動を具体的に動かしていける場を、一緒に作りたいのです。

私は昨年の5月からSMOUTを利用し始めました。 それまではどこに情報が届いているか見えず、雲をつかむような思いで取り組んできました。 そんな中SMOUTで多くの方とのつながりが見えるようになり、とても勇気づけられています。 一方で、私のこの「長浜に移住して欲しい」「長浜に関わって欲しい」というわかりやすくまっすぐなメッセージは、それを届けたい「あなた」ではなく、長浜という「地域」が中心になっているのではないかと、もやもやしたものを感じるようにもなりました。 それが悪いと思っているわけではありません。 でも、これまで切り分けられてきた移住先と移住希望者といった関係性だけではなく、あなたの「なんとなく」を一緒に育てる場もあれば、もっと地域は楽しくできそうだと思ったのです。

ユーザーから教わった「共に愉しみを創る」という可能性

そこに至った背景に、昨年9月に行ったユーザーの皆さんへのインタビューがあります。 地域に興味を持つ人がどういった方か知りたかったのです。当初はそれを基に長浜を「若者が楽しめるまち」にするための、具体的な取組みを描くつもりでした。 ところが、いざ皆さんと話をしてみると、私は大きな勘違いをしていたことを知ったのです。 インタビュイーの皆さんは自身の現状への不満の解消や環境の変化といった、目的を達成するための手段として移住をとらえるのではなく、面白い人に会いたい、価値観の合う人と一緒に楽しいことをしたい、と地域に行って人と関わるということ自体に価値を感じていました。 地域にどういった外的要因を求めているか、その前提がすでに違っていたのです。 しごとも暮らしも「共に創り、共に愉しむ」ことが豊かさにつながるんじゃないか、という自分の内側からあふれる好奇心や探求心、いわゆる「内発的動機」をお持ちでした。 私はすごくうれしかったです。移住者や関係人口と呼ばれる方が、地域に大きなインパクトを起こす理由が分かった気がしました。 と同時に2つの心配事が生まれたのです。

1つは内発的動機の促進です。 内発的動機はあなただけの大切なものです。でも明確な形で目に見えるものではないので、なんだか頼りない感じもします。 同じような価値観を持っている人が身近にいるのであれば、話し合うことでより強い動機付けができるかもしれません。 しかしほとんどの方にとっては、移住を始めとした地域との関わりについて、身近な人ほど話題にしづらいのではないでしょうか。「不満があるのかな」「疲れているのかな」「なんでそんなことを」と心配をかけてしまいそうです。 とはいえ、一人で内省を続けた場合、明るかったはずの想いがネガティブな感情に押しつぶされてしまう時もあると思います。

もう1つは地域との性急な関係性の構築です。 内発的動機がまだ強くなっていない段階で地域が役割を求めると、本来の動機が外的誘因により、すり替わってしまったり、下がったりする要因となる可能性があるのではないかと思いました。 地域のプロジェクトが悪いわけではありません。むしろ素晴らしいものがたくさんあって、私も参加したくなってきます。 だからこそ、自分のやりたいことや会いたい人のいる地域ではなく、期限や報酬や手当などの条件に飛びついてしまうのは、とてももったいないと思うのです。 もちろんミスマッチになったとしても、違う地域に行くことは可能です。 でも「あの地域はダメだったから、違う地域と関わろう」ではなく「あの地域は楽しかったから、違う地域とも関わろう」という人が増えれば、関わる人も地域も楽しくて、サスティナブルな関係になるのではないでしょうか。

アイデアで人とつながる「ハマコン」
アイデアで人とつながる「ハマコン」
アイデアをカタチにする「N-LAP」
アイデアをカタチにする「N-LAP」

一緒にコミュニティをデザインしたい!

しかし、私が解決する手段や正解を持っているわけではありません。だからといって、何もできないわけでもないはず。考えた結果、皆さんと一緒にそういった場をオープンにデザインすればいいと思いいたりました。 その一歩として、私が皆さんの話を聞いて、自身と向き合うサポートから始めます。 サポートとは言っていますが、皆さんの話を聞くことは何より私の対話的学びにつながるので、色々な話を聞きたいのです。 なんとなく考えることがある、ふつふつとこみ上げるものがある、そういった想いの源泉を聞かせてください。

《いつどこでどうやるのか》 ・オンラインでお話ししたいので、スケジュールが合う日を選んでください  https://timerex.net/s/izanai.nagahama.smoutsoudan/b00b182c  ※基本、火・水・木の午後~19:00になっています ・時間は最長1時間です(30分ごとの予約になっていますが、一度も収まったことがないので、念のため1時間確保しています) ・単純な質問などであればメッセージでも大丈夫です ・スケジュールが合わない場合はメッセージください。土日も予定が合えば可能ですが、日曜はほぼ仕事が入っています

《誰が聴くのか》 ・長浜市役所の茂森です(地域の紹介を自己紹介に変えていますのでご覧ください) ・どうしても女性にも立ち会って欲しい、という場合はご連絡ください

《いつまでやるのか》 ・プロトタイプのため、2023年3月末までの予定です ・その後については効果測定し、継続、手法の変更等検討します

《こんな方におすすめ》 ・話すことを通じて、自己分析をしたい方 ・想いやアイデアを聞いて欲しい方 ・特定の地域への移住相談の練習がしたい方 ・このプロジェクトに共感した方

《こんな方にもおすすめ》 ・公務員という働き方が気になる方 ・地域への素朴な疑問をお持ちの方 ・何となく答えは決まっているけど、後押しして欲しい方 ・みんなで話す場をつくってみたい方 ・一般ユーザー同士のつながりをデザインしたい方 ・ちょっとだけ長浜が気になる方 ・地域ユーザー同士で話してみたい方

《こんな方にはおすすめできません》 ・要望が言いたい方 ・不満が言いたい方 ・精神・身体の不調に関する話をしたい方 ・自身の考えではなく、特定の思想に関する話をしたい方

《できることできないこと》 ・話をしっかり聴きます ・質問にはお答えしますが、アドバイスは基本的にしません(できません) ・アイデアをカタチにする支援は別のプロジェクトで行っているため、アイデアを聞くその先はそちらに参加していただけると嬉しいです ・否定はしませんが、結構質問します ・専門的知識を要することに関して、理解できるかわかりません。その時は教えてください

マザーレイクびわ湖
マザーレイクびわ湖
今年は雪がありません
今年は雪がありません

いざない湖北 茂森

このプロジェクトの経過レポート

このプロジェクトの地域

滋賀県

長浜市

人口 11.02万人

長浜市

いざない湖北 が紹介する長浜市ってこんなところ!

《今回は自己紹介》 滋賀県にある長浜市の職員であり、長浜市移住定住促進協議会の事務局も担っています。 44歳で住民票はずっと長浜ですが、京都と東京に住んでいたことがあります。 今は妻子と一軒家に住んでいます。 寝食を忘れるような趣味がないので、人の趣味を聴くのはすごく楽しいです。 ところどころデザインという言葉を使っています。 私の所属が政策デザイン課ということもありますが、身近に尊敬する人がデザイン思考を探究している方が多いことも理由の一つです。 そういった方と話したり、本を読んだりする程度ですが独学で勉強中です。 世の中でイメージされている公務員らしくない仕事をしようと心がけてきましたが、公務員だからできるような事をしてみたいと思いました。 ビジネスでは難しい「ユーザー目線」から「当事者と一緒に」、「クローズドな開発」ではなく「開発からオープン」に、を試行錯誤できたらなーと考えています。 色々小難しいこと言っていますが、気軽にお話ししてもらえると嬉しいです。

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

びわ湖の東北部に位置する滋賀県長浜市です。 羽柴秀吉が初めての城持ち大名となって開いた城下町です。 豊かな歴史と自然に恵まれながら、新しい文化もはぐくむ長浜で、やりたかったことにチャレンジしてみませんか?

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