募集終了

奈良・月ヶ瀬で、全国初・最先端の「共助」のインフラを共に創り、実装しましょう!

公開:2023/06/26 ~ 終了:2023/07/30

最新情報

経過レポートが追加されました!「本日31日応募締切日です!まだ間に合います!ご応募お待ちしています!」

2023/07/31

プロジェクトの募集が終了しました。

2023/07/30

奈良市では、一般社団法人Next Commons Lab(以下一社NCL)をパートナーに、日本初の試みであるLocalCoop月ヶ瀬プロジェクトを推進しています。プロジェクト推進に向けて、一社NCLでは、自ら手を動かし、地域のインフラを維持し、同時に地域全体を俯瞰しながら、共助や域内経済の仕組みを構築する人材として、「地域おこし協力隊」を募集しています!

【プロジェクトの背景】

奈良市の総人口は、2005年を境に減少傾向に転じ、年少人口及び生産年齢人口が減少したことに伴い、高齢化率が上昇し、少子高齢化と人口減少が進んでいます。 ことに、プロジェクトを実装する奈良市東部地域・月ヶ瀬エリアでは、その傾向が顕著で、新たな課題解決の方策が求められています。

かつて、人口増加期は自治体のサービスも充実し、民間の参画も見込むことが出来ていた時代がありました。 しかし、少子高齢化により、地域の人口が減少し、税金やサービス利用料金が減ってきてしまった昨今では、自治体の公共サービスも縮小せざるを得ず、民間企業も撤退し、地域住民の生活インフラが脅かされています。 現状のままだと、これから50年、100年後には美しい日本の地方が今のまま維持できなくなってしまいます。

人口減・税収減でも地域のインフラを維持し続けるため、共助(コミュニティ内での助け合い)の仕組みの構築を目指して、奈良市が昨年度より推進しているのが、全国初の「LocalCoop」となるLocalCoop月ヶ瀬プロジェクトです。

LocalCoopプロジェクト/そのスタートを、奈良・月ヶ瀬から。

【LocalCoop月ヶ瀬プロジェクト】

これまでの取組

〇月ヶ瀬地域・都祁地域・東部地域の方々自らが意見を出し解決策を考える「自分ごと化会議」を実施し、共助・コミュニティの力を活用したヒト・モノの移動に関する地域課題解決や、共助・地域コミュニティを強化する方法に関して議論を行い、地域の課題把握と、共助意識の醸成を図りました。

〇拠点の1つワーケーションルームONOONOを中心に、月ヶ瀬地域の方々が、自発的に地域を盛り上げる活動をサポートしています。

〇全国初となる持続可能な「共助型買物サービス」の実証実験を日本郵政他6者の共同事業として実施し、多くのメディアに取り上げられるとともに、地域の方々から実装を求める声も聞かれます。

今後は、中山間地域の移動の課題や資源循環に取り組みます。 新たな皆さんの力を推進力に、更にプロジェクトを加速していきます。 全国展開するモデルの第一号を共に創り、実装する仲間に加わりませんか?

【一社NCLが進めるLocalCoopプロジェクトとは】

一社NCLでは、日本の地域社会と地方自治体に注目し、新しい共同体OS「Local Coop」の開発と実装を行っています。

現行の共同体システムを掌るのは、国家であり自治体ということになりますが、2040年には国内1800市区町村のうち半分の存続が難しくなるとの予測もあり、持続性のリスクを孕んでいます。そこで、国家や自治体が担ってきた「自治」について、「住民自ら治める」という本来の形へと再設計することが、「Local Coop」の重要な機能となります。 これまで行政機関に任せていた役割を、自らの手に取り戻し、より柔軟に、より豊かな暮らしの基盤を構築する。 小さな共同体が無数に生まれ、それらを自由に行き来する人たちが、共創と互助により課題解決を行い、新たな価値を生み出していく。その第一歩として、地方自治体のサブシステムをつくることから着手する、というのがひとつの戦略です。地方自治の在り方をリデザインすることで、Local Coopが目指す小さな世界の分散モデルをつくっていくものです。

組織と運営

Local Coopは、住民参画による支配権の分散した法人組織を設立し、運営されることを想定しています。地方自治体および地域内外の企業と提携しながら住民の生活に必要な公共サービスを選定し、導入・運用のマネジメントや、住民に対する利用促進などを担っていきます。地域内外の企業やスタートアップは事業主体として、Local Coopを通じた地域インフラや公共サービスの開発と実装を行います。また、住民自身が必要なサービスを立ち上げ、事業主体となることもできます。

詳細はこちら https://human.localcoop.io/localcoop

LocalCoopの目指す世界
LocalCoopの目指す世界
LocalCoopの概要
LocalCoopの概要

実践力と構想力、両方を柔軟に行き来できる方に出会ってみたい!

【共助のインフラをつくる人】

自ら手を動かし、地域のインフラを維持し、同時に地域全体を俯瞰しながら、共助や域内経済の仕組みを構築する人材を求めています。 中山間地域における移動の課題を、コミュニティバスの運行で解消する。 域内の資源回収と循環の仕組みづくりを行い実行する。 そのほか地域に必要なサービスを自治体や企業とともに開発したり導入するなど、暮らしに必要なインフラの開発、運用、維持・管理を一般社団法人Local Coop 大和高原のメンバー(有期雇用)として、また住民のひとりとして担いながら、より多くの住民を巻き込み、新たなつながりをつくっていきます。そして活動を通して生まれる地域コミュニティの活性化と、共助を促すような地域モデルの構築を目指します。

【求める人物像】 ■ Local Coop構想に興味関心がある方 ■実践と構想、思考と実装の行き来ができる方 ■既存の枠組みに捉われず、新しい働き方を実践してみたい方 ■コミュニティバスの運転や資源ごみ回収といった実務に前向きに取り組める方

求める人物像
求める人物像
活動拠点の一つワーケーションルームONOONO(おのおの)
活動拠点の一つワーケーションルームONOONO(おのおの)

コミュニティバスの運転や資源ごみ回収などの実務に前向きに取り組める方、求む!

▶ 募集人員:10名程度

▶ 業務概要 Local Coop構想を推進するプロジェクト (1)地域資源、地域課題の把握とソリューションの検討 (2)地域・行政・他関係団体とのリレーション構築 (3)資源ごみ回収事業の企画立案及び運営 (4)域内交通事業の企画立案及び運営 (5)その他Local Coop構想を実現するための各種事業の企画立案及び実施 ※採用後、実務研修を予定しています。

▶ 勤務時間・活動日

(1)勤務時間 1か月間の勤務日数を概ね20日(1週間5日間勤務程度で概ね40時間)とし、その範囲内で勤務日数及び時間を調整させていただきます。なお、活動内容により時間外労働時間や休日に勤務した場合は、休日を振り替えて対応します。

(2)休日 週休2日制

※上記は業務内容により変更となる場合があります。

▶ 雇用形態

(1)雇用形態 奈良市の地域おこし協力隊として委嘱します。 また、任用期間は一般社団法人Local Coop大和高原で社員として有期雇用されます。

(2)期間 委嘱日(令和5年10月1日予定)から令和6年3月31日までとし、それ以降については、活動内容や実績により1年間毎に委嘱期間を更新し、期間を延長できるものとします。(最大3年間)

(3)活動地域 奈良市東部地域(月ヶ瀬・都祁・田原・柳生・大柳生・東里・狭川地区)

(4)執務場所 月ヶ瀬ワーケーション施設(ONOONO)、他

▶ 待遇・福利厚生

(1)報酬等   月  額 233,000円(税、雇用保険料等の本人負担分が控除されます)   ※その他各種手当(時間外手当、退職手当等)は支給しません。

(2)社会保険(健康保険、介護保険、厚生年金保険)、雇用保険に加入していただきます。

(3)住居費は協力隊活動費にて補助します。 ※ただし、一部、自己負担が発生する場合があります。また、引越しに必要な経費、住宅に係る光熱水費、電話通信費、活動期間中の生活に必要な備品、自治会費等は自己負担となります。

(4)その他活動に必要な経費については、予算の範囲内で活動費補助金を交付 ※業務内容に応じて、 普通自動車(MT)免許を取得いただく場合があります。

詳細・応募は、こちらから。 https://human.localcoop.io/nara

共助型買物サービスの様子
共助型買物サービスの様子
LocalCoop月ヶ瀬プロジェクトメンバー(一部)
LocalCoop月ヶ瀬プロジェクトメンバー(一部)

月ヶ瀬行政センター地域振興課

このプロジェクトの経過レポート

このプロジェクトの地域

奈良県

奈良市

人口 34.12万人

奈良市

月ヶ瀬行政センター地域振興課が紹介する奈良市ってこんなところ!

奈良市月ヶ瀬エリアは 日本で最初に名勝指定された月ヶ瀬梅林で全国的に知られている地域で、 春先には多くの観光客で賑わいます。 ことに月ヶ瀬梅渓の景色は絶景で、 雲海に浮かぶ梅の幻想的な風景が写真愛好家の間でも人気のスポットです。

梅渓の歴史は古く、800年前の南北朝の頃にさかのぼります。 1331年、笠置山から逃れてきた後醍醐天皇の側女であった園生姫が 行き倒れているところを地元の人に助けてもらい、 お礼として熟した梅から燻製して作る「烏梅(うばい)」の作り方を教えたのが、 梅林の始まりともいわれています。 烏梅は、紅花染めの媒染剤・発色剤として使われるため高値で取引され、 江戸期には盛んに作られていたため一帯が梅林として栄え、 梅の時期には東京の文壇から人がいなくなるというほど文人墨客に愛された場所で、 著名人による多くの書画が残されています。 現在では、日本で一軒だけ「烏梅」製造の農家さんが、 700年前から変わらぬ技を伝えています。

また、月ヶ瀬は、大和茶の一大産地であり 国内の品評会や、世界でも認められた高品質のお茶も生産されており、 春から秋にかけて、緑が美しい光景が広がっています。

地元の小中学校では、お茶や梅などの伝統を伝える教育が盛んで、 子供たちもいきいき育っています。

温泉、キャンプ場もあり、 伊賀などの市街地からほど近いのに、 一日中鳥の声で癒される穏やかで自然豊かな暮らしやすい地域です。

月ヶ瀬観光協会 https://tsukigase-kanko.or.jp/ 月ヶ瀬なら https://tsukigase-nara.jp/

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