
【そば栽培体験プログラムモニター募集!】そば栽培を通じて、遊休農地解消に取り組む。月1回の週末農業 モニター募集
はじめまして。ちの旅案内人、そば担当の田子と申します。 以前は「世界で活躍できるウエディングプランナーになりたい」との志を抱き、東京・銀座のブライダル会社に勤務していました。幸せな結婚式を手伝う仕事はやりがいがあり、精一杯働く日々を過ごしていた一方で、連日深夜に帰宅する日々に「自分のことを大切にできていないのではないか」との思いも。 そこで、少しずつひとり暮らしの住まいの家具やカーテンを長く使えるお気に入りのものに変えていくと、身の回りを整えて自分を大切にする暮らしの重要性を実感するようになりました。 また、仕事で神前式の挙式を多く担当していたことから、山中にある奥宮などを訪れる機会も多く、山に魅了され、休みのたびに長野県の山々も含め、登山を楽しむように。そのうち、山の中での暮らしを考え「長野県に住みたい」と思うようになりました。 「移住してダメだったら帰ってきたらいい」「身構えず居心地がいいところを探して人生を整えていけばいい」という友人言葉にせ中を押され、「晴天率が高く青空が美しい」茅野に移住。地域の“師匠”の手ほどきで野菜を育てたり、蜂を育ててハチミツをとったり。この地域の人はもちろん、山や、水、空気を存分に満喫しながら生活し、仕事では観光以上、移住未満の人をつなぐ、地域づくりの活動に奮闘しています。
標高800m~2800mに広がる茅野市は、高原野菜の産地であり、また国内でも有数のそばの産地でもあります。「ちの」で作られるそばは八ヶ岳西麓そばとして、そば職人の間でも評価が高く、都内の人気店で使われているのも実は「ちの」産。8月~9月には蕎麦の花が咲きみだれ、段々畑が埋め尽くされる風景は「ちの」の夏の風物詩です。ところが、そんなそば畑も、担い手の高齢化により後継者が少なくなり、農家を続けることが難しくなり、遊休農地が増えつつあります。「そんな現状をなんとかしたい!美しい茅野市のそば畑を、これからも残していきたい!」そんな思いから、地域課題である高齢化および担い手不足による、耕作放棄地の解消を目指し、私たちは2018年度から「そば畑サポーター制度」を運営しています。 https://chinotabi.jp/news/1862/
もっとサポートできる仕組みを目指して
昨年度のそば畑サポーターには、36名48口ご協力いただき、そばの種まき、お花見、そば打ちなどを行いました。そのような活動を通じて、つながりができたり、知識が増えたり、愛着を感じていただけました。
ただ、「そば畑サポーター制度」の中で、サポーターのみなさんから「もっとそばの栽培に関わりたい」「農家さんの仕事を手伝いたい」などの声を、多くいただいていました。
そこで、サポーターのみなさんが本格的にそばづくりに関わることができ、そば農家さんにとっても今以上に経済的なサポートになるしくみとして、「そば栽培体験プログラム」を企画しました。 農家さんには「農作業の先生」をお願いし、参加者は実践の中で教わりながら、自らの身体を動かして、畑を耕すところから、草刈り、種まき、収穫、そばを麺にするところまでを体験していただきます。 わたしたちにとって、また、農家さんにとってもまったく新しいチャレンジです。そこで、2021年度からの正式販売を目指して、今年度は「モニター販売」を実施することにしました。モニターのみなさんには、ただ体験していただくだけでなく、「どうしたらもっといいプログラムになるか」をわたしたちと一緒に考えていただき、意見やアイデアをぶつけ合って、茅野のそば畑を未来に残すためのお手伝いをしていただきたいと思っています。 東京から電車や車で約2時間。「気軽に通える日本の原風景」を守るため、みなさまのお力を貸してください!


そば栽培を通じて、一緒に茅野の未来をつくっていきたい
県外にいながらでも、農家さんと一緒に農地を守り、あなたも茅野市の明日を一緒につくりませんか? 4月~11月までの毎月1回、農家さんにご指導いただきますので、気持ちはあるけど、何もわからないという方でも安心です。また、参加者全員で、今回の農地の作業を行うので、参加できない回があっても、その回の内容の資料をお渡ししたり、お互い助け合って進めますので、頼ったり頼られたりの関係ができます。 参加者の皆さま、農家さん、地元の方々が協力し、楽しみながらこの活動を継続する中で、100年後もこの地を残す若手を育成する活動にもつなげていくことを目指します。 ご協力よろしくお願いいたします。
«こんな人におすすめ» その1.からだを動かしながら、自分のできることで地域に貢献したい その2.地域の人と繋がりを作りたい、交流したい その3.そばが好き!そばのことをもっと知りたい その4.畑のこと、道具のこと、農家さんに教えて欲しい
■年間カリキュラム(予定)
第1回 4月18日(土)13:00 「そば栽培のイロハ」 ・茅野市の気候、農地、年間栽培スケジュール ・道具の使い方と耕作1回目
第2回 5月17日(日)13:00「草刈らざる者そば食うべからず!」 ・前回のおさらい ・草刈り機の使い方と草刈り&耕作2回目
第3回 6月27日(土)13:00「実践」 ・前回までのおさらい ・草刈り2回目&耕作3回目 ・種まきのタイミングについて
第4回 7月18日(土)13:30「種まき」 ・前回までのおさらい ・畝の作り方、種まき&草刈り3回目
第5回 9月5日(土)13:00 「そば花の観察」 ・収穫の見立て ・草刈り4回目
第6回 10月10日(土)13:00 「収穫と脱穀」 ・手刈り収穫/叩いて脱穀 ・次回までの宿題、玄そば保管方法について
第7回 10月24日(土)13:00 「磨き」 ・宿題のチェック ・製粉直前の仕上げ ※11/7に製粉工場にて製粉 250円/kg
第8回 11月8日(日)11:00 「そば打ち」 ・ロール挽きと石臼挽きのそば粉を手打ちし食べ比べる ※全カリキュラムへの参加が必須ではありませんが、不参加の会の分の返金はありません
ー 募集要項 ― ■モニター料金 28700円(税別)/1組(ご家族も一緒にご参加いただけます) ※費用に含まれるもの:講師料・保険料 ※耕作に必要な道具はこちらで用意したものを参加者で譲り合ってお使いいただきます ※草刈り機は1回500円でレンタルできますが、お持ちの方はご持参ください
■圃場 畑の場所は茅野市柏原地区(茅野駅より車で約30分)を予定しております
■モニターとしてのお仕事 ・各回のアンケートへのご協力をおねがいします ・記録用、宣伝用の写真撮影へのご協力をおねがいします ・ちの観光まちづくり推進機構の広報物やwebサイト、SNS上で使用することがあります
■ご協力いただいた方への特典 ・サポーターカード提示で市内、八ヶ岳西麓さんそば粉を使っているそば屋でお食事をするとプチサービス ・無事に収穫できたあかつきには、そば粉を参加者で均等に分けてお持ち帰りいただけます
■定 員:先着20組(最少催行10組)
■申込締切り:2020年4月10日予定


このプロジェクトの地域

茅野市
人口 5.35万人

ちの旅案内人が紹介する茅野市ってこんなところ!
四季の変化が大きく、冬の寒さ厳しいちのには、土地に根差して生きるために知恵や工夫を凝らして暮らす地元の人たちがいます。
春は山の恵み山菜をいただき、夏は自分の畑で育てた野菜を、秋は山のキノコ、冬は美味しい時期に収穫したものを漬けたり干したりして保存した食材をいただく。自然環境の中に人間の営みがきちんとある暮らしをしています。
八ヶ岳の麓、水が美味しく東京で食べていたお米を茅野の水で炊いたら別のお米かと思うくらい美味しい!自然豊かで(寒いけど)過ごしやすい、美しい高原都市です!
※一度は訪れたい日本の絶景ともいわれる御射鹿池も実は冷たい八ヶ岳の水を温めて農業に使うために作られた、温水溜池です(下記写真)
このプロジェクトの作成者
新宿から特急で2時間、長野県茅野(ちの)市。地域おこし協力隊の約15名が事務局となり、2018年4月に観光を通じたまちづくりを目指す組織を設立しました。