募集終了

産地と消費者の橋渡し。魚行商で地域の食卓を豊かにする。

公開:2020/04/30 ~ 終了:2021/04/23

最新情報

プロジェクトの募集が終了しました。

2021/04/23

経過レポートが追加されました!「」

2020/06/09

能登町宇出津港近くにある『したひら鮮魚店』。市場での仕入れから鮮魚の加工、販売、食事処の経営まで仕事内容は多岐にわたり、さらに冷蔵設備の整った移動販売車で刺身や惣菜などを売り歩く、魚の行商にも力を入れています。 行商は週5日、海沿いから山間部まで毎日30〜40軒の民家を訪問します。当初は魚屋にとって閑散期にあたる夏場の売り上げを伸ばすために始めたが、想像以上の評判があったそう。一人暮らしのお年寄りでも食べ切れるよう、刺身や惣菜を少量ずつ販売することや値段も1パック500円以内に抑えている。

新型コロナウイルスで外出を控えている方へ 野菜無料サービスを実施

新型コロナウイルスの影響で、各地で不要不急の外出を控えるようになってきています。したひら鮮魚店でも何かできないか?と考えていた中、「新型コロナウイルス感染予防で外出を控えているので魚を送ってほしい。」と注文があったそう。それをきっかけに鮮魚や刺身と一緒に無料で野菜も入れることを決めました。

より美味しくなるための下処理、ひと手間加えた刺身

毎朝、能登町内にある宇出津港に水揚げされる四季折々様々な魚の中からさらに美味しい魚を選んで仕入れています。この地元市場からの直接仕入れが美味しい鮮魚をお客様に提供できる理由。

4月中旬、時化が2日ほど続いた次の日から魚の種類が増え、現在ではサヨリ、ウマヅラハギ、マダイ、アカガレイ、サザエ、ツブ貝、メバル類、サバ、マイワシ、ヒラマサ、少量ながらスルメイカも揚がっています。

能登の新鮮な魚はそのままお刺身にしてももちろん美味しい!ですが、もっと美味しくお召し上がりいただけるように昆布〆、炙り、熟成などその魚に合ったひと手間を加えたお刺身を提供しています。

コロナウィルス感染防止のため、外出自粛などが叫ばれている中、地域の経済を循環するため、そして消費者の食生活を守るために様々な思考をめぐらす下平さん。

「お年寄りの方たちが家族のように温かく出迎えてくれることにとてもやり甲斐を感じています。その恩に報いる意味でも、これから先も高齢化が進んでいくであろう、この町の食卓を支える存在になりたいです。」と話すしたひら鮮魚店。 移動販売や野菜無料サービスなど、地域に合わせたサービスを発案し地域の経済を循環、消費者の食生活を守っています。

都会での経験を積んでUターンした二代目。その経験は地域の商業に新しい風を吹きこんでくれました。高齢化が進み過疎地と言われている能登町でも、ここだからこそできることを見つけられる人財が増えるとたくさんの新しい風が吹くはずと感じました。

新しい風が吹きはじめたまち 経験が発揮できるまち

能登町はそんなまちです。

読んでいただきありがとうございました。 能登町に関心を持っていただいたら「興味ある」を押してください。その後の経過などお知らせしたいと考えています。

このプロジェクトの経過レポート

このプロジェクトの地域

石川県

能登町

人口 1.36万人

能登町

能登町定住促進協議会が紹介する能登町ってこんなところ!

能登町(のとちょう)は、平成17年3月1日、能都町・柳田村・内浦町が合併して誕生しました。

○能登半島の北東部に位置し、北は珠洲市と輪島市、南西は穴水町に隣接しています。

○外浦の豪壮な海食景観に対して、富山湾に面する内浦は九十九湾や遠島山など好風景を現しています。山、川、海の豊かな自然環境に恵まれています。

○気候は、日本海特有の四季が明瞭で、冬季の降雪も全国的に見れば多い方ですが、年平均気温は13℃前後で、年降水量は1,700mm前後と、北陸地方としては比較的住みよい風土といえます。

○自然の恵みへの感謝の気持ちや神への信仰心が篤く、あばれ祭をはじめとする祭りが各地区で盛んに行われているほか、国指定重要無形民俗文化財のアエノコトやアマメハギなどの民俗風習が今も受け継がれています。

○農業では、稲作をはじめ、ブルーベリーや能登牛、漁業では、イカ釣漁業と定置網漁業が全国的にも有名で、定置網で獲られたブリは「宇出津港のと寒ぶり」としてブランド化されています。

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

石川県 能登町への移住・定住のお手伝いをする半官・半民のワンストップ窓口です。 住まいや仕事探し、起業の相談はもちろん移住後から定住までを個別対応でしっかりとサポートします。

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