未経験でもOK。漁業の本質的な課題を解決する「漁業インターンコーディネーター」募集!

ここ青森県東通村は漁業が主力産業です。ヒラメやサクラマスなど多くの海産物が水揚げされます。しかし、近年、全国的に気候変動などの影響によって水産物の漁獲が低迷しています。東通村も同様に漁獲高が低迷し、漁師の収入が減少しています。また、人口減少の影響で、担い手が不足している漁師も多い現状です。

 このような課題がある中で、東通村では令和4年度より若手漁師を中心とした「東通漁師円卓会議」をスタートしました。漁師円卓会議では、漁師の人材育成を目的に、マーケティング(販路開拓)、担い手確保を共に考える意見交換の場を提供しています。

しかし、こういった複雑で大きな問題に対して何をするべきか、そしてどこから取り組めば良いかというのはとても難しい課題です。さらに、漁業者は普段の仕事をするだけでも大変で、村をよくしたいというやる気はあっても、なかなか注力仕切れません。その中で、集落の垣根を超えて、忖度なく現状を見つめることができるのは外からやってくる若い人の力です。

漁業の本質に触れるプログラムを一緒にコーディネートしてほしい

実は東通村を含めたむつ下北地域は、この7年で130人以上の学生を受け入れてきたインターンシップ先進地。大学生が地域の課題解決や、新規事業立案に挑戦する「共育型インターンシップ事業」に地域をあげて取り組んできました。

その大きな特徴は、「共育型」=「若者・企業がお互いに学び合うこと」。インターンを通じて、若者も成長するし、企業も成長する。それこそが、東通村におけるインターンシップの特徴なんです。

「お互いに学び合うこと」を大切にしているからこそ、従来のインターンシップでありがちであるような、インターン生を労働力として扱うことは決してありません。東通村での「共育型インターンシップ」では、学生や企業がどのように成長するかということに正面から向き合っています。

だからこそ、若い人たちのパワーが十分に発揮され、新規に立ち上がった事業や、変化が起きた事例を多く見てきました。この力を漁業の未来のために発揮できるよう、地域おこし協力隊の方には、水産業関係者と信頼関係を築き、この村の漁業の本質に触れるようなインターンプログラムをコーディネートしていただきたいと考えています。

そして、その活動が口火となり、やる気のある漁業関係者だけでなく村全体を巻き込んだ活動に成長していくことを願っています。

「共育型インターンシップ」でのひとコマ 提供:青森県東通村

「共育型インターンシップ」でのひとコマ 提供:青森県東通村

「共育型インターンシップ」でのひとコマ 提供:青森県東通村

「共育型インターンシップ」でのひとコマ 提供:青森県東通村

具体的なお仕事の内容

・水産業やそれを取り巻く課題について学ぶ

まずは東通村の水産業について、漁協の組合長さんの元、色々な漁師さんの現場をまわります。それを通して日本全体の水産業の課題と、ここ東通村での水産業の課題を明確に洗い出します。ここでは現場の漁業関係者への徹底的なヒアリングと、信頼関係の構築が重要になります。また、発見した課題を解決するにはどうしたらよいか、長期的な視点で計画立てを水産業に関わる方々の力を借りながら作成します。

・学生インターンのプログラムの設計

計画が見えたら、その計画にどのように学生が寄与できるのかを考え、インターンのプログラムに落とし込みます。受け入れ事業者を設定し、協力をお願いします。またインターンを受け入れる際のマインドセットも行います。

・インターンの受け入れやインターンのサポート

インターンの応募がきたら、オンラインまたは対面で面接を行い、学生の期待値とこちらの要望をすり合わせます。また受け入れに際して準備するべきものがあれば準備を進めます。いよいよインターン実施期間になったら、学生が迷ったり立ち止まったりした際にヒアリングを行うなどプロジェクトが前に進むようにサポートを行います。インターンプログラム終了の際には関係事業者や村の方を集めて、インターンの発表会を行います。またインターンに参加した学生をコミュニティ化させるために、オンラインツールを利用し、情報発信を適宜行ったり、同窓会を開催します。

・PR・広報

外部ツールや村役場の広報、地元大学等に協力を依頼し、学生へインターンシップの公募を行います。

1ヶ月の住み込みインターンの場合は、大学生の長期休みの夏と春に行います。

インターン中には村の広報にきていただき取材等進めてもらうなど、広報との連携も忘れずに行います。

協力隊の先輩や行政、tsumuguや東風塾がサポートします

協力隊の先輩や行政、tsumuguや東風塾がサポートします

移動販売に取り組む先輩協力隊もいます

移動販売に取り組む先輩協力隊もいます

水産業の知見や経験がない方でも大歓迎!

◾️応募資格

①活用する制度の都合上、年齢20歳以上、40歳以下の方(令和5年4月1日時点)

②申込時点で、3大都市圏または地方都市等(過疎、山村、離島、半島等の地域に該当し

ない市町村)に在住し、採用後に東通村に住民票を異動し、居住できる方

※地域要件に関しては事前にお問い合わせください。

③東通村に1年以上居住する意向のある方

④心身ともに健康で誠実に業務を行うことができる方

⑤普通自動車運転免許を有し、日常的な運転に支障のない方

⑥過疎地域の活性化に意欲があり、地域住民とともに積極的に活動ができる方

⑦パソコン(ワード、エクセルなど)の一般的な操作ができる方

⑧活動期間終了後に東通村において起業や就業をし、定住してもいいと考えている方

⑨地方公務員法第16条に規定する一般職員の欠格条項に該当しない方

◾️対象人物

・人とコミュニケーションを取るのが好きな方

・水産業の知見や経験がない方でも大歓迎

まずは話をきいてみたい、とりあえず行ってみたい、そんなお問い合わせも大歓迎です。
少しでも興味のある方、ご連絡お待ちしております。

協力隊の先輩2人。移動販売や空き家改修などに取り組んでいます

協力隊の先輩2人。移動販売や空き家改修などに取り組んでいます

東通村の漁業の様子

東通村の漁業の様子

主催:青森県東通村 運営:一般社団法人tsumugu
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東通村
小寺 将太が紹介する東通村ってこんなところ!

東通村は人口が約 6000 人の小さな村です。しかし、農業と漁業の両方が盛んな産 業特徴をもち、東通そばやひがしどおり和牛、ブルベリーにホタテやアワビなど多 くの特産品があります。また、能舞や大神楽などの歴史的な伝統芸能も継承されています。さらに、寒立馬や尻屋崎の灯台、猿ケ森砂丘など多くの観光資源があり、 下北ジオパークにも認定されるなど、魅力が沢山つまった地域です。

小寺 将太
一般社団法人tsumugu
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