募集終了

温泉地から世界へ。工芸や工業を学び、国内外の販路を拓くアイデア募集。

公開:2024/02/15 ~ 終了:2024/05/31

最新情報

プロジェクトの募集が終了しました。

2024/05/31

■この地域について 最大3泊4日かけて滞在しながら、「工芸」(もしくは工業)の将来を考えるプログラムを始めます。

そろそろ桜のつぼみが膨らみ始める季節が訪れます。知る人ぞ知る花見スポットが点在する石川県加賀市は、3つの温泉観光地が自慢の町です。

花見と温泉を楽しめるこの地域の、もう1つの魅力が伝統工芸品です。石川県加賀市は「漆芸」と「陶芸」という2つの伝統工芸品の産地でもあります。モノづくりが盛んな地域であるため、工業も栄えており、「機械部品」や「繊維」「建築」「観光土産菓子」「酒蔵」などのメーカーもあります。

こうした産業を活かすことで、どのような暮らしや仕事をつくっていけるでしょうか。それらを考えるため、最長3泊4日の滞在プログラムを始めます。

■何を考えるのか? 漆芸や陶磁器の産地である石川県には職人を育てる研修施設があります。卒業後は熟練職人のもとで修業しながら、やがて独立して工房を開設する方もいます。

この流れを、より強力に推進するには、工芸品の需要を掘り起こし、新しい市場を切り拓く必要があります。モノで溢れかえる時代に、必要なモノを生み出すことは、工芸だけでなく工業分野においても重要な考え方ではないでしょうか。

そして質の高い製品を作ることは、職人や企業のレベルアップにも繋がると考えられます。工芸や工業において、新たな市場を拓くためのアイデアや突破口を一緒に考えて下さる方を募集します。

■滞在サポートについて ・最大3泊4日まで、石川県加賀市に滞在できる拠点を無料でお貸しします。 ・町を巡る。 ・産業を知る。 ・工芸を学ぶ。

和食と器の共進化を目指し、工芸を世界へ羽ばたかせる。

ユネスコ無形文化遺産に登録された和食は、海外からも高く評価されている食文化です。南北に長い日本列島では、地域によって得られる食材も大きく異なり、そのローカル性が郷土料理に表れています。

「加賀料理」について、石川県は国の無形文化財への登録を目指し、2023年に調査を始めました。こうした食文化を再評価する流れとともに、工芸の価値も高まることが予想されます。 

これからは漆器や九谷焼といった器も、料理を演出する道具として、国内外へのプロモーションや販路開拓をより積極的に行う必要があります。

工芸や食文化だけでなく、加賀市は工業も盛んな地域であるため、機械部品や繊維などの分野でも関わってくださる方も募集しています。

そのための足掛かりとして、3つの滞在サポートを行います。

■サポート1 観光で終わらせない町歩き 人口6万人のモノづくりが盛んな地域「石川県加賀市」 この地域には温泉街や城下町があり、いたるところで工房や工場も稼働しています。 観光だけでは見えにくい、地域の実情を肌で感じましょう。

■サポート2 産業について知る 地域に根付いた産業には、歴史があります。 おおまかな時代の流れを感じることで、課題や展望も見えてきます。 それは、どのような仕事がこれからの時代にとって必要か?を知る手掛かりにもなります。

■サポート3 工芸を学ぶ 工業が発展するよりも前から、この地域に根差していた 2つの伝統工芸「山中漆器」と「九谷焼」。 その産地である石川県加賀市には さまざまな職人やアーティストが暮らしています。 ギャラリーや美術館などを訪ねることで その歴史や活用方法などを考えましょう。

◎対象者(一例) ・工芸や工業の産業振興に関わっていただける方 ・伝統工芸以外のモノづくりにも興味がある方 ・店舗や事業所、工房やアトリエなどの開業を考えている方 ・商品開発に関わっていただける方 ・作品や製品の付加価値を高める活動に関わっていただける方 ・地域の情報発信をサポートいただける人 ・モノづくりの知を学んだり、探求したい人 ※「もしかしたら、こんなことができるかも」というアイデアをお持ちの方も、お気軽にご相談ください。

旅館は、食文化や工芸を体感できる場所。
旅館は、食文化や工芸を体感できる場所。
加飾挽きという技が、山中漆器に受け継がれている。
加飾挽きという技が、山中漆器に受け継がれている。

まずはお試し住宅で、地域を知る。

市内にはスーパーやコンビニ、病院やドラッグストア、家電量販店やホームセンターなど生活に欠かせない施設も揃っています。

■滞在拠点について 名称  :お試し住宅 対象者 :石川県加賀市への移住を検討したい方 利用期間:日帰り~3泊4日 利用料 :無料 所在地 :石川県加賀市大聖寺もしくは山代温泉 定員  :1~6名 申込方法:「応募したい」や「チャット機能」よりお問い合わせください。 設備案内:下記サイトよりご覧ください。 https://kaga-teiju.jp/support/house/

※観光や出張目的の方は、利用をご遠慮ください

■対象者(一例) ・工芸や工業の産業振興に関わっていただける方 ・伝統工芸以外のモノづくりにも興味がある方 ・店舗や事業所、工房やアトリエなどの開業を考えている方 ・商品開発に関わっていただける方 ・作品や製品の付加価値を高める活動に関わっていただける方 ・地域の情報発信をサポートいただける人 ・モノづくりの知を学んだり、探求したい人 ※「もしかしたら、こんなことができるかも」というアイデアをお持ちの方も、お気軽にご相談ください。

林業や製材業、ハウスメーカーによる木を活かした家づくり
林業や製材業、ハウスメーカーによる木を活かした家づくり
チェーンなどの機械部品の製造も盛んな地域
チェーンなどの機械部品の製造も盛んな地域

加賀市定住促進協議会

このプロジェクトの地域

石川県

加賀市

人口 5.75万人

加賀市

山田淳史が紹介する加賀市ってこんなところ!

加賀市は石川県の最南端にあり、本州のほぼ中心に位置しています。  加賀市での生活に自家用車は欠くことのできないアイテムですが、車で5~10分ほどの距離には医療機関やスーパーマーケットがあり、金沢市へは車で1時間足らずで行くことができます。  2024年には北陸新幹線も開業。陸路、空路と多様な交通手段で東京・大阪・名古屋などの都市圏へのアクセスは良好です。  清新な空気や四季折々の風景、「山代温泉」「山中温泉」「片山津温泉」と3つの温泉があり、どれも日々の生活を豊かにしてくれます。  また、日本海に接した橋立港では海の幸が、田畑ではこしひかりやブロッコリー、ルビーロマンなどのおいしい食材があふれています。  食べ物がおいしい!空気がおいしい!自然が美しい!自慢のまちです。

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

私の出身地は石川県加賀市です。移住コーディネーターとして観光業や農業、製造業などへの転職をサポートしております。そのほか「お試し住宅」や「移住ツアー」の運営しております。趣味は植木と料理と工芸です。家の近くで採れた山菜や果物を味わう暮らしをしています。