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【猟師募集】+狩猟の新たなスタイル獣害対策への取り組み【地域おこし協力隊】
【シカの食肉加工写真を掲載しています。苦手な方は元のページにお戻りください。】
2023年にゼロカーボンシティ宣言を行った尾鷲市では、漁業・林業に加えて農業にも力を入れて『地域に根差した第一次産業』を未来に引き継ぐための取り組みに尽力しています。
しかし今、農作物や森林への獣害対策(シカ・イノシシ・サル)が喫緊の課題となっています。
古来日本では人が適度に山に入り、多くの猟師がいたことで人々の居住区と野生動物の生息域の間に明確なラインが形成され、狩猟動物もジビエ肉として大切に利用されてきました。それが猟師の高齢化・減少と野生動物の生息数増加より生態系が歪み、人と獣とのバランスが崩壊。人の居住域であった場所へ野生動物が現れ、植林した苗木や樹皮・農作物への食害が年々増加。防護柵やネットで被害防除対策を行ってはいるものの、2021年度には尾鷲市内で6,000万円以上の被害になりました。
そこで衰退が進む狩猟に対し、下記3つのポイントを軸に猟師の減少・高齢化の課題解決に挑戦する地域おこし協力隊を募集する事となりました。
①ベテラン猟師の知識や経験の継承
②新しい狩猟方法や獣害対策の研究
③ジビエの有効活用
狩猟経験が無くても、もちろんかまいません。
地域の方々・市の職員らと連携しつつ、新たな環境であなたの力を活かしていただけませんか?
興味を持っていただいた方は、【興味あるボタン】を押していただき、
まずは下記の「尾鷲市地域おこし協力隊現地見学会&体験キャンプ」にご参加ください!
\こんな人にオススメ!/
・女性の方も大歓迎!
・新しい生活スタイルを模索している!
・狩猟に興味がある!
・海や山の近くに移住したい&仕事を探している!
尾鷲市の農林業と獣害の現状
三重県南部に位置する尾鷲市は、目の前に広がる豊かな熊野灘と背後に聳える紀伊山地に囲まれた自然豊かな町です。
古来より“漁業と林業"のまちとして栄え、さらに昭和30年頃に始まった開拓事業により、農業にも力を入れてきました。
中でも、日本農業遺産第一号に認定された400年の歴史を持つ『尾鷲ヒノキ』や、急峻な山で栽培された『おわせ甘夏』、市内の限られた地域でしか生産されていない希少な青唐辛子『虎の尾』など、農林業によって多種多様な植物が栽培されています。
そんな長い歴史のある尾鷲の農林業ですが、近年では一次産業従事者や猟師の高齢化・減少とシカ・イノシシ・サルによる獣害で状況が変わりつつあります。広大な尾鷲ヒノキの植林地では、生息数が増えたシカにより苗木の食害や皮むきといった森林被害が深刻化。甘夏農園ではサル・イノシシの食害や、市街地への出没による生活被害が後を絶ちません。
尾鷲市では防護柵やネットでの被害防除対策を行いながら、獣害パトロール員による追い払いや地元猟師による駆除を行なっておりますが、高齢化・従事者の減少により、対策が追いついていないのが現状です。
『地域に根差した第一次産業』を未来に引き継ぐためにも、新たな担い手づくりが急務となっています。
[地域おこし協力隊の導入目的]
地域おこし協力隊として、下記の項目を実践しながら、猟師の高齢化、減少に対する課題解決に自信も狩猟を行いながら一緒に取り組んでいく方を募集します。
・狩猟免許を取得し、新しい捕獲方法の試行や獣害対策の実践
・尾鷲市獣害対策パトロール員や地元猟友会と連携した獣害対策の強化
・野生動物の駆除だけでなく、駆除後の運搬や残滓の課題解決
・地元ジビエ加工業者と連携してジビエ肉の有効活用や販路開拓
正直、課題は山積みですが、尾鷲市担当職員・ベテラン獣害パトロール員をはじめ猟友会の方々が力を合わせ、協力隊活動をできる限りサポートさせていただきます。
また獣害対策を念頭においた狩猟活動という性質上、活動出来る日や時間にバラツキがあります。
その為、本業猟師として生活するというよりも、日々の暮らしや生活・仕事に“狩猟"をプラスするフレックスな生活スタイルの実践を尾鷲市と一緒に模索していけないかと考えております。
食害に悩まされる、70年近い歴史を持つ尾鷲の特産ミカン「尾鷲甘夏」
活動をサポートするベテラン猟師 福田さん(左)、市役所職員 川村さん (中)、猟友会副会長 久保さん(右)
出会いたい人・一緒にやりたいこと
全く知らない土地… 全く知らない人達…
不安や緊張、恐怖感を持たれると思います。
尾鷲では地域住民を始め、市の職員・現役協力隊・協力隊OB・OGらが可能な限り活動をバックアップします。
地域おこし協力隊という制度を通し、尾鷲市で獣害対策を念頭に置いた新しい狩猟の形を一緒に考えていきませんか?
まずは一度、「尾鷲市地域おこし協力隊体験キャンプor現地見学会」にお越しください!
求める人物像…
・女性の方も大歓迎!
・新しい生活スタイルを模索している!
・狩猟に興味がある!
・海や山の近くに移住したい&仕事を探している!
【雇用条件】
雇用形態:地域おこし協力隊(尾鷲市から業務委託)
雇用期間:1年更新(最大3年)
募集人数:1名
業務内容:①ベテラン獣害パトロール員と連携し、狩猟や獣害対策の知識・経験を積む
②狩猟免許を取得し自身も狩猟をしながら狩猟の魅力や情報の発信
③ジビエの有効活用と販路拡大
応募資格:①都市地域から尾鷲市に移住し、住民票を尾鷲市に移動できる方
②普通自動車免許を取得している
③罠・銃の狩猟免許(無くても可※任期中に取得していただきます)
④尾鷲市地域おこし協力隊体験キャンプor現地見学会への参加を実施
→イベントURL活動場所:尾鷲市内全域
活動時間:9:00~18:00 ※活動内容により変わります。
休 日:1ヶ月間での活動日数20日以上
給 与:月額233,000円+別途活動費
賞 与:なし
福利厚生:活動に必要な各種保険類の費用は、活動費より捻出可能
支援制度:●尾鷲市内住居費は協力隊活動費より捻出
●その他、狩猟免許取得費用など活動に必要な諸経費は予算の範囲内で活動費より捻出可能
※募集は定員に達し次第、終了します。
【求人者情報】
法人名:尾鷲市水産農林課農林振興係
住宅の一角に設置されたサル用の箱罠
市内の加工場で食肉加工される、駆除されたシカ
1)受付期間 令和6年6月1日~令和6年7月31日(必着)
※申し込み状況により受付期間中であっても受付を締め切る場合があります。
(2)提出書類
1)履歴書(任意書式)
2)志望動機理由書(任意書式)
※志望動機には、以下について記載してください。
・尾鷲市地域おこし協力隊への志望動機
・これまで培ってきた技術や経験または個性を、地域おこし協力隊としてどのように活かしていくか
・自分自身の地方移住計画
(3)提出先 〒519-3696 三重県尾鷲市中央町10-43
尾鷲市役所 水産農林課 農林振興係
■採用までの主な流れ
地域おこし協力隊体験キャンプ(令和6年7月13日~15日)
↓
応募
↓
募集〆切(令和6年7月31日)
↓
書類選考・面接(令和6年8月~9月頃)
↓
着任(令和6年10月1日※)
※住民票の異動は着任日以降に行ってください。それ以前に住民票を異動させると応募対象者でなくなり、採用取り消しになる場合があります。
※選考プロセスは変更になる可能性があります。
※10月1日の着任を予定していますが、それ以外の場合は相談を受け付けています。
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尾鷲市まで東京から半日。高速道路で名古屋から約2時間、大阪からは約3時間。紀伊半島の南東に位置する尾鷲市は、美しい海と山に囲まれた人口約16000人の漁師町です。
三方を山、一方を海にという地形をいかして、海・川では釣りや水遊び、カヤックなど楽しむことができ、山では熊野古道歩きはもちろん、海と山どちらの景色も楽しめるトレッキング、尾鷲湾を一望できる甘夏畑のなかのキャンプ場なども充実してきました。
漁師町らしいのどかで朗らかな人々と、豊かな自然が魅力の尾鷲市、この街のこれからを知りたい、関わりたい、つくりたい方のご来訪を心よりお待ちしています。
尾鷲市(おわせ)は三重県の南部に位置する人口15,000人ほどのまちです。
尾鷲市政策調整課は、移住の経験がまったくない役場職員では、移住する方の視点に立った本当の移住サポートができないと考え、地域おこし協力隊や移住者が設立したNPO団体とタッグを組んで、良いところも、悪いところも、実際の移住経験に基づいたサポートを目指しています。
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