【姫路市】夏遊びは家島諸島へ!《後編》【Jターン地域おこし協力隊が島の魅力を紹介します!】
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公開日:2024/08/07
終了日:2024/11/06

【姫路市】夏遊びは家島諸島へ!《後編》【Jターン地域おこし協力隊が島の魅力を紹介します!】

■概要
~ここは家島 瀬戸の島 ここが始まりの島~
姫路市家島地域おこし協力隊としてR5年4月に着任した隊員が見つけた島の魅力を定期的に発信します。第12回となる今回は本格的な夏の到来に先駆け各島の「夏遊び」を紹介したいと思います。元々、この地域に所縁を持つ自分だからこそ、島の魅力を発信してさまざまな人に来てもらうことで島々に恩返しができればと思います。

なお、島自体の紹介は過去の記事(SMOUT記事:https://smout.jp/plans/8493)やページ下部をご覧ください

●今回のお話
・夏の家島諸島を遊びつくそう!島遊びのすゝめ
― カイホウ感のハーモニー すこし懐かしい、ぶらり旅
― 気分はセレブ 優雅に!華麗に!スナメリに?
― 映像とは迫力が段違い 五感で楽しむ漁業見学
■□地域おこし協力隊について■□

■この記事と書いた人について

姫路市家島地域おこし協力隊の小林昂祐(こばやしこうすけ)です(島の人たちは同じ苗字が多いので名前で呼ぶのがスタンダードだったりします。なので、私もそれに倣って昂祐(こうすけ)で活動しています)。私は母親の実家が同じ家島諸島の坊勢島で所縁があり、一般的な地域おこし協力隊とは異なり、最初から顔見知りも多いです。しかしながら、あるいは、恥ずかしながら、私自身は一度もこの島で住んだことはありませんでした。そんな私ですが、この島に「ただいま」と言えるくらいに原点の場所でもあります。
この記事はそんな私が感じたり、体験したり、再認識した家島の魅力を紹介する場所です!

カイホウ感のハーモニー すこし懐かしい、ぶらり旅

パリオリンピックも開幕し、スポーツの熱気も高まっていると感じる今日この頃。スポーツはもっぱら観戦派、昂祐です。家島諸島の夏遊びについて前回は海水浴を中心にご紹介しましたが、今回は海水浴以外の夏遊び・島遊びを紹介したいと思います。この夏、何をしようか迷っている方の参考になればうれしいです。
 
 皆さん、○○見学(体験)ツアーって最近よく耳にしませんか?実はここ家島諸島でも「しまたび」や「漁業見学」をキーワードに様々なツアーがあります。とりあえず、ぶらりと気軽に島に行って遊んでみたい、人と出会いたい、予定を立てるのはめんどくさい!というニーズにお応えします。ここでは昂祐が特にオススメする3つのツアーをご紹介します!

 先ずは原生林と海に囲まれた神社を目指すガイド付きのぶらり旅を紹介します。このブログでもたびたび取り上げている家島神社を目的地に島内をお散歩するツアーです。大阪からリュック1つで移住してきたコンシェルジュが、面白おかしく島内を案内してくれます。日光の照り返しがきつい道中に、トドメと言わんばかりの170段の急な石階段、拝殿につくまでには何度も心が折れそうになります。そんな苦労をしてたどり着いた参道は自分の息遣いが聞こえるほどの静寂に包まれています。「・・・あと、・・・すこし」と参道を奥に進むと現れる拝殿はどっしりと力強く鎮座していて、神秘的です。
 また、さらに上に登った先にある公園からの開放感のある景色は、爽快で苦労が報われた感があり、しがらみやストレスからも解放された感が味わえます。潮風と波音、目の前の開けた景色が強ばった身体と心をほぐしてくれる、リフレッシュの旅が出来ます。

山の奥に鎮座する拝殿

山の奥に鎮座する拝殿

広大な自然を感じながら、手足を伸ばしてみてください

広大な自然を感じながら、手足を伸ばしてみてください

気分はセレブ 優雅に!華麗に!スナメリに?

 次はチャーター船で巡る家島諸島「四十四の島」クルーズです。家島諸島は小さな島も含めると四十四余り(しあわせ)の島々からできています。海上タクシーで小さな島々の間を回るこのツアーは瀬戸内海自慢のパノラマ景観をおよそ2時間かけて味わうことが出来ます。
その日の天候や時間帯によって、その時だけのトクベツを同乗した仲間内だけで共有する・・・
 まるで、会員制のクラブで秘密の仲間と自分達だけの時間を共有するそんなリッチでどこか背徳感も覚えるセレブな経験がこのクルーズツアーでは可能です。それぞれの時間帯で島・海・空が織り成すパノラマの世界には新しい発見があるはずです。

トクベツの例としては・・・
・船が鏡のような水面を崩して噴き上げる水しぶき
・見つけられたら超ラッキー!波の隙間に浮かんでくるスナメリの黒い背中
・爛々と輝く工場夜景と水面にぼんやり光るプランクトン など
その日その時その瞬間を存分に楽しんでください。

様々な条件が整わないとお目にかかれない激レアなスナメリ

様々な条件が整わないとお目にかかれない激レアなスナメリ

我々の生活を支えてくれている科学の光を海上から

我々の生活を支えてくれている科学の光を海上から

映像とは迫力が段違い 五感で楽しむ漁業見学

 最後は漁師を身近で感じられる、『漁業見学船ツアー』を紹介します。他の2つとは異なり定期的に開催されているこのツアーはトイレ・エアコンも完備された船上で実際に漁師が魚を捕る姿を目と鼻の先で見学することが出来ます。このツアーは季節によって見学できる漁法や海産物、見学先が異なります。一番の着目ポイントは漁業協同組合職員さんの地元愛と職業愛にあふれた説明で、いつの時期どのツアーを選んでも高い満足感が得られます。ひょうご推奨ブランドに認証された白鷺鱧やぼうぜがに、鯛、エビ、カレイなど、多種多様な魚介類が船に揚げられていくのは迫力があります。個人的な超おすすめは、ぼうぜ鯖の餌やり体験です。私が海の仕事をしたいと思ったキッカケでもある、サバが餌を食べる姿は何とも言えない幸福感に包まれますので、特に小さなお子さんに経験してほしいプログラムです。

 2回に分けて海のアクティビティを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?様々な魅力がある家島諸島の夏、本当に内緒ですが島民と仲良くなると、もっとすごい経験(×××で素○○、△△で■る♢♢♢♢など)も出来ます(個人談)。是非是非、島民と交流できる機会(イベントや展示会など)で家島諸島を見かけた際には交流いただけたらと思います!
それではまた今度!

最新式の漁業見学船(写真提供:JF坊勢)

最新式の漁業見学船(写真提供:JF坊勢)

子ども達にも人気のツアーです(写真提供:JF坊勢)

子ども達にも人気のツアーです(写真提供:JF坊勢)

兵庫県姫路市
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姫路市地域おこし協力隊が紹介する姫路市ってこんなところ!

山も海もあり、新幹線が停まり、都会の利便性を保ちながら心豊かな暮らしができる、ちょうどいいまちです。姫路ライフ、とってもおススメですよ。

姫路市政策局ひめじ創生戦略室です。
主に兵庫県姫路市の離島、“家島諸島”で活躍する地域おこし協力隊に関する情報等を掲載します。
家島諸島とは・・・
兵庫県姫路市の沖合い18kmの瀬戸内海に浮かぶ大小40余りの島々から成る家島諸島。家島、坊勢島、男鹿島、西島の4島が有人島です。
家島諸島の魅力の一つは、島の近海で獲れる新鮮な魚介類です。複雑な海岸線に囲まれた島周辺は、魚の格好の棲み家で、タイやタコ、アジなど年中多くの魚介が揚がります。特に、ぼうぜ鯖、ぼうぜがに(ガザミ)、華(はな)姫(ひめ)鰆(さわら)、白鷺(しらさぎ)鱧(はも)はブランド魚として売出し中で、島内の旅館や飲食店には新鮮な魚料理を求めて多くの来訪者があります。
また、家島本島の港の両側に山が迫る裾野に石材運搬船、ドックや建物が並び、島の人たちが生き生きと行き交う瀬戸内の港町や、隣接する坊勢島の湾奥の漁港を取り囲む漁村の風景は他の島では見かけることが少ない貴重な風景です。
まるで昭和にタイムスリップしたような原風景を大阪からは2時間、姫路市本土からは30分の至近距離で味わえます。
ぜひ一度、足を運んでみてください!

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