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- 【漁師】九鬼水軍発祥の地! 九鬼町で大型定置網乗組員募集
紀伊半島の南側、
三重県尾鷲市『九鬼町(くきちょう)』
戦国時代には織田信長の元、最強の水軍として名を挙げた「九鬼水軍」発祥の地としても知られる人口約400人が暮らすのどか
な漁師町。
豊かな熊野灘に面した九鬼町は、明治32年より“ブリ”に特化した大敷網漁をスタート。
定置網漁業が盛んな尾鷲市で最大規模の大型網を2箇所に構え、古くより脂の乗った『寒ブリ』の町として栄えてきました。
最盛期には一日1万匹を超えるブリが水揚げされ、鰤三大漁場に勝るとも劣らない日本屈指の一大漁場です。
そんな九鬼町で基幹産業である大型定置網漁業(大敷[おおしき])を営む『九鬼定置漁業 株式会社』では新たに漁師として働く仲間を募集しているそうです。
全国的に漁業従事者の不足が叫ばれる昨今においても、地域と密接した産業である漁業。
風習やしきたりなどが多数存在し、漁師として働くことは決して簡単なことではありません。
しかし九鬼町では早くから市外・県外から乗組員を迎え、また“地域おこし協力隊”と共に地域活性を行ってきました。
その為、町として移住者への理解が深く、働きやすく・住み良い土壌ができていることが魅力でもあります。
海 が好きだ。
山 が好きだ。
魚 が好きだ。
そんな取り留めのない思いから始まる、漁師という道
今とは違う、新たな生活スタイルへの第一歩
九鬼町で始めてみませんか?
朝は早いが、終わるのも早い。九鬼に居続けてくれたらそれが一番嬉しい
当漁師募集プログラム作成にあたり、
九鬼定置漁業 株式会社(以下、九鬼大敷)で社長を努める加藤 久繕(ひさよし)さんに話を伺いました。
現在、九鬼町内の大敷網漁師は30~40代を中心に20名(内嘱託職員2名)。
九鬼大敷では尾鷲市内で唯一、2箇所にブリ定置網を設置・運用している。
定置網漁師たちの朝は日の出よりも早い。
夏期は5時、日の出の遅い冬季であっても6時前には集合し、少し遅れて登り始めた太陽を背に沖へ向かう。
しかし、その分仕事終わりの時間も早く、朝の10時頃には解散。
「魚が多い盛漁期なんかはもうちょっとやるけどな
それでも昼13時には終わり。まぁ漁次第やわな。」
そのため漁の減る夏の閑散期には、小網(小型定置網)を行うなど、副業をされる乗組員の方もいらっしゃるそう。
九鬼大敷の一番の特徴は、乗組員を『正社員』として終身雇用している点です。
尾鷲市内のブリ定置網では、乗組員の方々を期間契約社員として迎えるのが一般的。
9月初旬に雇用を開始し、翌年7月末まで働いてもらい、再度9月に再雇用。
なぜなら、真夏の時期は気温が高いので漁獲が少なく、台風も多く発生するので海での仕事ができません。
そのため、夏の期間中は休漁期として活動せず、会社自体も休みとなります。
しかし、九鬼大敷では “乗組員を大切したい” という想いから、長年続けてきたこの雇用形態を5年前に見直しました。
「希望者は『正社員』として終身雇用に切り替えたんや。その方が働きやすいやろ?
まぁ夏の間は暑いもんで、3時間くらいでパパッと終わりやけどな。」
雇用形態の切り替えによる乗組員の方々への恩恵は大きいようです。
毎年の保険の切り替えの手間や、年金保険を自己負担する必要がなくなった他、勤続年数によっては退職金が出るようになりました。
現在では九鬼大敷の多くの乗組員が『正社員』として働いていると言います。
\こんな人にオススメ!/
・新しい生活スタイルを模索している!
・一次産業に興味がある!
・海辺のまちに移住したい & 仕事を探している !
・どこよりも新鮮な魚を毎日食べたい!
・直ぐにでも漁師になれる道を探している !
九鬼定置漁業 株式会社で代表取締役社長を務める加藤 久繕さん
朝日が登り切らない中行われる網上げの様子。 この日は、網いっぱいに入った良型のブリ
みんなが助けてくれる。漁師に必要なスキルは働きながら覚えてくれたらいい
「漁師経験なんか無くてもいい、最初はみんな素人なんやから。
仕事はここで働きながら覚えてくれたらええんや。」
九鬼大敷では新社会人の方や、未経験の方でも大歓迎。
乗組員一同、しっかりとサポートするので、ゆっくり仕事を覚えていってくれればいいとのこと。
もちろん経験者の方も大歓迎です。
特に必要な資格・スキルはありませんが、公共交通機関が乏しい地域の為、普通自動車免許は必須です。
応募希望者はプロジェクト内の「応募したい」ボタン押下後、下記事業者様連絡先へ直接応募意志をお伝えください。
※募集は定員に達し次第、終了します。
【 求人者情報 】
法人名:九鬼定置漁業 株式会社
担当者:今上 多鶴
住 所:〒519-3701 三重県尾鷲市九鬼町187番地の5
WEBサイト:https://kukicho.jimdofree.com
休漁期には網の手入れなどの陸作業が中心となる。
沖での網上げ作業。皆で力を合わせ、日々の仕事は行われている。
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紀伊半島の南側、三重県尾鷲市の漁師町『九鬼町(くきちょう)』
戦国時代最強の水軍「九鬼水軍」発祥の地としても知られ、現在は約400人が暮らす。
豊かな熊野灘に面した九鬼町では、古来よりブリの一大産地として知られ、明治32年の大敷網漁を
開始して以来、最盛期には一日1万匹を超えるブリが水揚げされる。近年では“映えスポット”として
も人気を集め、雑誌やテレビでも取り上げられるほど。その美しく透き通った青い海や『オハイ』
と呼ばれる大がい絶壁の秘境を求め、日々各地より観光客が訪れる。
〈 写真:尾鷲市水産農林課・akfocus 浅田克哉 / 文:akfocus 浅田克哉 〉
尾鷲市(おわせ)は三重県の南部に位置する人口15,000人ほどのまちです。
尾鷲市政策調整課は、移住の経験がまったくない役場職員では、移住する方の視点に立った本当の移住サポートができないと考え、地域おこし協力隊や移住者が設立したNPO団体とタッグを組んで、良いところも、悪いところも、実際の移住経験に基づいたサポートを目指しています。
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