はじめての子育てはタイヘン!がんばる子育て世代を全力で応援する萩市のサポート体制
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公開日:2024/10/04
終了日:2025/12/31

はじめての子育てはタイヘン!がんばる子育て世代を全力で応援する萩市のサポート体制

「どんなことでも最初からうまくいく人なんていない」

だからこそ、あらゆる物事に対して勉強したり練習したりして本番に備え、わからないことがあったら誰かに聞く、というのが定石ですが、「初めての出産・子育て」に関しては、リアルな練習もなくいきなり本番になっちゃいますよね。
なぜなら、お母さんも赤ちゃんも代わりのきかない、生きた一人の人間だから。毎日新しいことが起きて、次は何が起きるかわかりません。誰もが悩んだり戸惑ったりして当然です!

先進国では晩婚・非婚化が度々問題となっていますが、「子を持つ」ということに関してマイナスのリスクばかりが目について、つい遠避けてしまうから起きてしまうところもあるのではないでしょうか。
実際、日本での初産の平均年齢はこの50年上昇傾向にあり、2023(令和5)年には31.0歳と、1975(昭和50)年の25.7歳から5歳以上も上昇しています。

社会構造も50年前とは大きく異なり、共働きの方もいれば、ひとり親の方、助けとなる親族が近くにいない方など複雑化しており、子育てで生じる悩みを「相談する相手がいない」と感じていらっしゃる方が多いのも現状です。
田舎に移住してのびのびとした環境で子育てをしたいと考えている方にとって、近くに相談したり手を借りたりできる方がいらっしゃればいいのですが、そうでない場合はやっぱり不安も残ることでしょう。
でも、大丈夫ですよ! 萩市では、大切なお子さんを安心して育てて頂くため、時代を映して変化する子育ての現場で日々経験を積みながら、皆さんをサポートする体制を整えています。

今回は萩市健康増進課で、実際に子育て世代とふれあいながら親御さんたちの「いま」に寄り添う保健師のお二人、
赤岩さんと塩満さんにお話を伺いました。この機会に萩市の子育て支援事業を知って頂き、安心して移住をご検討頂けたら嬉しいです。
萩市ローカルエディターの三枝英恵がお伝えします。

同じ世代の子どもを持ち、同じ目線で語れる「ベビィ楽楽♪アカデミー」が好評です!

Q.実は今回、取材を申込ませて頂いたのは、萩へ移住して第1子を出産されたママさんからの情報がきっかけだったんです。「ベビィ楽楽(らら)♪アカデミー」というものがあって、それに参加したらすごく良かったと・・一体どのようなものなんでしょうか?

A.萩市には前身として「ママ友の会」というものがあったのですが、第1子という初めてならではの悩みに特化した「ベビィ楽楽♪アカデミー」を2016年から始めました。
“子育て世帯の横のつながりを作ろう”ということで「ベビィも楽しく、ママも楽しく」をモットーに、生後2~5ヵ月のお子さんとそのお母さんを対象として年3回開催しています。

Q.なぜ、“横のつながりが必要”と考えたのでしょうか。

A.核家族化と少子化が進む日本では、子育てに不安を抱える方が増えていらっしゃいます。とくに過疎化の進んだ地域では、周りに同じ世代の子どもを持って同じ目線で語れる人が、校区などの区切りだけでは少ないのが実状です。
そのため「実際に“いま”子育てをしている人の声が聞きたい」という潜在ニーズはかねてからあったと考えています。
「ベビィ楽楽♪アカデミー」に来られるのは皆さん、出産が初めてですので、交流できるきっかけの一つとして参加される方もいて、“良かった”という前向きな声もたくさん頂いています。

Q.私に情報をくださった方も、そこで知り合ったお母さん達と今でも連絡を取り合っているそうで、「これがなかったら今はなかった」ともおっしゃっていました。ベビィ楽楽では具体的にどのようなことをされているんですか?

A.同時期に出産されたお母さん同士の交流や、親子の絆を育むのに役立つように、ビデオで勉強したり情報共有したりしながら、月齢に合わせた子育てのポイントが学べるようにしています。

Q.参加された方は、どのようなところに満足を感じていらっしゃるのでしょうか。

A.はい。頂いた声としては、
「日中、子どもと二人きりで、大人と話す機会がなかったから話せて嬉しかった」
「悩んでいるのが自分だけじゃないことが分かって安心した」
「教室が終わってからも月に1回集まっている」
といったものを頂戴しています。小さな町ならではの距離感というか、顔の見える関係がいいですね。
今年3月には「ベビィ楽楽♪アカデミー同窓会」も開催しました。普段のベビィ楽楽はお母さん中心の教室ですが、その時はお父さん達にもお声掛けしてみたら、たくさん参加してくださいました。リトミックの先生をお迎えして音楽と楽しく触れあう時間や自由交流の時間を設けたところ、皆さん楽しそうにしていらっしゃったのが印象的でした。

萩市健康増進課の赤岩さん(左)と塩満さん(右)。お二人とも子育て世代の「いま」に寄り添う保健師さんです。心強いですね!

萩市健康増進課の赤岩さん(左)と塩満さん(右)。お二人とも子育て世代の「いま」に寄り添う保健師さんです。心強いですね!

「ベビィ楽楽♪アカデミー」では子育ての早い段階から仲間を作り、育児の不安や疑問を参加者同士で話し合うことで、他のママの工夫を聞いたり、不安を軽減したりすることができます。

「ベビィ楽楽♪アカデミー」では子育ての早い段階から仲間を作り、育児の不安や疑問を参加者同士で話し合うことで、他のママの工夫を聞いたり、不安を軽減したりすることができます。

妊娠から子育て期にわたるママの気持ちにワンストップで対応する「HAGU」

Q.なるほど。同じ目線で同じ世代の子どもに向き合っている親同士が「いま」感じていることを共有できることが、大きな安心につながるんですね。萩市の子育てサポートとしては、他にどのようなものがあるんですか?

A.はい。妊娠から子育て期にわたる様々な悩みや質問にワンストップで対応する相談窓口「HAGU(はぐ)」があります。
萩市子育て世代包括支援センター「HAGU」には助産師・保健師・看護師さんが在籍していて、
・初めての妊娠で心配
・離乳食の進め方がわからない
・子育てをしていて孤独を感じる
・子育てサービスを知りたい、受けたい
といった、子育て期の段階ごとに生じる自然な疑問や不安を、親身にお聞きしてサポートします。
愛称の「HAGU」は公募で決まったのですが、「H 萩で/A 安心して/G 元気に/U 産み育てる」抱きしめる子育てを意味しています。

Q.私も先ほど見せて頂いたのですが、「HAGU」は健康増進課の隣にあるんですよね! しかもオフィスゾーンとは別の小部屋になっていて、靴を脱いで上がれるから安心して子どもも連れて来られるし、何よりプライバシーが守られる造りになっているのがいいですね。他にはどのようなものがあるんですか?

A.出産2~3ヵ月前の妊婦さんとそのご家族を対象にした「ファミリー教室」や、便利なアプリもあります。母子アプリ「はぎHAGU」は、妊婦さんの健診データから子どもの成長記録・管理や予防接種の自動スケジューリングなどの機能を無料で利用できます。
他にも、保健師さんによる妊娠期や新生児期の家庭訪問、地域のなかで活躍する萩市保健推進員さんによる「こんにちは赤ちゃん訪問」など、子育てに臨むファミリーを孤独にさせない体制づくりを行なっています。

Q.とても手厚いフォロー体制ですね! 家の中で、子どもと二人だけで過ごす時間が長すぎると、どうしても社会と隔絶されたような気持ちになってしまうし、身内や知っている人だと、逆に話せない悩みもありますものね。「いま」感じていることを子育て世代に近い目線で話せる相手がいるというのは、本当に大事なことなんだと思いました。ありがとうございました。

A.ありがとうございました。

「HAGU」は市役所隣、2020年に出来たばかりの萩市総合福祉センター2階にあります。産後のショートステイやデイケア利用の相談もできます。

「HAGU」は市役所隣、2020年に出来たばかりの萩市総合福祉センター2階にあります。産後のショートステイやデイケア利用の相談もできます。

萩市が提供する安心のアプリ「はぎHAGU」。日々の記録、予防接種のスケジュール管理など、子育てに必要な情報を一目でチェックできます。

萩市が提供する安心のアプリ「はぎHAGU」。日々の記録、予防接種のスケジュール管理など、子育てに必要な情報を一目でチェックできます。

田舎で子育てしませんか? 萩市の子育てサポートはきっとあなたのお役に立ちます

実は今どきの子育て世代も、少子化が進み、価値観も大きく変わっていく中で育ったお父さん・お母さんたちです。多様化する世界で生きてきたからこそ、ご家庭ごと、親御さんごとに個性や考え方も違います。
「これで合っているのか」「こんなの初めてでわからない、どうしよう!」自分の心の中にあるものを外に出したり、逆にもらって参考にしたり。助産師・保健師・看護師さんといったプロのサポートはもちろん、同じ目線を持つ親御さんと交流する中で、いつの間にか不安は安心に変わっていくかもしれません。

田舎で子どもを育ててみたいと思っている皆さん、萩で子育てしませんか? 萩市の子育てサポートは、きっと初めての子育てでお役に立つと思います。

萩市では「ベビイ♪楽楽アカデミー」や様々な支援を通じて、子育て仲間を増やして、楽しんで子育てして頂けることを願っています。

萩市では「ベビイ♪楽楽アカデミー」や様々な支援を通じて、子育て仲間を増やして、楽しんで子育てして頂けることを願っています。

ライフステージごとに様々な支援を用意した「萩市の子育てサポート」。高解像度版はこちらからダウンロードできます。https://www.city.hagi.lg.jp/soshiki/12/h61245.html

ライフステージごとに様々な支援を用意した「萩市の子育てサポート」。高解像度版はこちらからダウンロードできます。https://www.city.hagi.lg.jp/soshiki/12/h61245.html

萩市ローカルエディター 三枝英恵(はぎポルト)
プロジェクトの経過レポート
2024/10/30

【リアル・オンライン開催】 「地域に根ざす、ニーズから生まれた起業のカタチ」

22040

〜山口県に移住して地域に根ざす起業しませんか?〜

こんな人にオススメです!
①都市から地方への移住や、地域の課題解決に関心がある人
②起業を考えているが、単なるビジネスではなく、社会や地域に貢献したいと考える人
③移住や起業にまだ関心がないが、新しい体験や他の地域の話を聞いてみたい人

◇開催日:2024年11月16日(土) 13:00〜14:15
◇詳細・お申し込みは👉 https://ymg-uji.jp/lp/yyturn2024_event11_lp/

\皆さんのご参加お待ちしてます!/

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萩市
三枝英恵が紹介する萩市ってこんなところ!

萩市では豊かな自然、地域の歴史や文化の伝承、既存の施設などの社会資源の活用を通して、子どもと保護者、地域全体が心豊かに育ちあうまちづくりを進めています。

左の写真は、旧明倫小学校体育館をリニューアルし、屋内運動場として2021年1月にオープンした「あそぼー舎(あそぼーや)」です。親子のふれあいや、子どもたちの豊かな感性と創造力を育む場として人気が高く、早くも2024年6月には利用者が10万人に到達しました。

また、乳幼児から高校生までを対象とした市町立では県内初の大型児童センター「萩市立児童館」もあって講座や集い、相談などを実施しており、こちらも人気の高い施設です。

他にも小中学校の給食費無料、伊藤博文を始めとする「長州ファイブ」の偉業にちなみ、市内中学生5人を語学研修と国際的視野を広げるため英国へ派遣する「長州ファイブジュニア」事業など、市をあげて様々な施策で子育てを支援しています。

萩で、田舎ならではの広い空間でのびのびと子どもを育てつつ、親御さんも一人で抱えこまずに様々なサービスを利用しながら、ご自身にも無理のない生活と心のバランスを築いて頂けたら嬉しいです。移住・就業・子育てのご相談、お待ちしております。

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「はぎポルト‐暮らしの案内所‐」
https://hagiporto.com/
OPEN  火〜土 9:00〜18:00
CLOSE 日・月・祝・年末年始
TEL 0838-25-3819
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三枝英恵
はぎポルト・ローカルエディター

こんにちは!萩市ローカルエディターの三枝です。萩・明倫学舎4号館「はぎポルト」から、地域で輝く人や楽しいイベントなどを紹介しています。わたし自身も東京からの移住者ですので、これからも移住者としての視点も大切にしながら、皆さんのお役に立てる情報をお伝えして行きたいと思っています。

【はぎポルト 開館時間】
毎週火曜日~土曜日
9:00AM~6:00PM
地域のディープな情報や空き家の提供や空き家バンクのご相談、定住相談の窓口として、どなたでも自由にお越し頂ける開放的なスペースです。キッズコーナーもありますので、お気軽にお立ち寄りください。

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