やってみたいことをかたちにする<先輩移住者にインタビュー⑧>
公開日:2024/11/27 08:56
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2024/12/18「興味ある」が押されました!
2024/12/02長浜市は実は琵琶湖と同じほどの面積があり、エリアによって雰囲気も環境も大きく異なります。大阪から長浜へ、さらにより自分好みの地へと市内間で住まいを移した女性に話を伺いました。
★★藤田能理子さん★★ 大阪市出身。2021年に長浜市へ移住、2024年に市北部の木之本町へ転居。 「n.liko」の屋号で革職人として小物製品などを手がけ、自宅兼工房をオープン。コーヒー焙煎士、ウクレレ奏者など多彩な顔をもち活躍中。44歳。
長浜内で移動
【藤田】大阪で生まれ育ったものの、喧騒が苦手で田舎に住みたいなあと検討してきました。候補地になったのが滋賀県。電車1本で大阪と行き来できるアクセスの良さがポイントでした。 革小物の職人を本業としながら、縁あってJR長浜駅近くの商業施設のスタッフに就くことになり、長浜暮らしが始まりました。だた、中心市街地の住宅が密集するエリアだったため、もっとのんびりしたところへとの思いを強めるようになっていたんです。 商業施設を辞めフリーランスで活動していたんですが、これまた縁あってこの春オープンした木之本のカフェへコーヒー焙煎士として勤めることになり、最近その近くに住まいを移しました。北国街道の宿場町だった一帯で、山々が近く環境には満足しています。
○ご近所づきあいに不満なし 【藤田】長浜のまちなかは住環境は理想とは異なりましたが、ご近所さんに恵まれました。 雪が降ったら「慣れてないやろ」と雪かきを引き受けてくださったり、引っ越しするときに送別の品をいただいたりするほど。そして木之本はより濃いつきあいがあるように思います。私の「歓迎会をしよう!」と計画してくださっているほどです(笑)。 こういうご近所コミュニティの受け取り方は人によって異なるでしょうけれど、私には向いていますね。
好きなことをやっていこう
【藤田】現在勤務しているJR木ノ本駅前の「つるやカフェ」では自家焙煎のコーヒーを淹れつつ接客をこなし、営業の終わった夜や定休日を革製品の制作に当てる日々です。 つるやカフェの隣には日本で3番目に古い私設図書館「江北図書館」があって、この図書館の雰囲気を気に入っていたのも木之本への転居の理由の一つになっています。カフェでは図書館にちなんだイベントもよく行われていて、私もウクレレ奏者として出演することもあります。 写真も撮るし、自転車も趣味だし、コーヒー焙煎も極めたいといろいろやっていますが、もともとは無趣味だったんです。30代はじめに離婚したのをきっかけにやりたいと思ったことをやっていこうと切り替えたところ、広まっていき仲間も増えていきました。 移住もやってみようを実行した結果です、当時だったら考えられませんでした。
○移住関連イベントには積極的に参加 【藤田】移住にあたっては、スマウトのサイトチェックをはじめなるべくたくさんの情報を得るようにしていました。かつ移住前から滋賀県へは移住体験やDIY体験など移住関連のイベントがあると積極的に参加するようにしていましたね。 移住の理想は誰しもがもつものだと思いますが、現実は理想通りにはいかない。私の場合も長浜での最初の住まいは理想とは違っていました。理想にマッチするところもそうでないところも混在しているのだと思います。 木之本は長浜の市街地より人口規模が少なく、カフェもお客さんが来てくれるのかなあと心配だったのですが杞憂でした。ご近所さんや観光客の方など毎日にぎわっていて、特にご近所さんはおしゃべりを楽しみに来てくださいます。 革の工房はぼちぼちのスタートですが、地域のみなさんにも愛される場になるといいなと思っています。
================= 藤田さんのウェブサイト 革製品のオーダーもできますよ! https://n-liko.com/
ローカルフード「サラダパン」でおなじみのつるやパンが営むカフェ つるやカフェ https://www.instagram.com/tsuruyacafe2024
長浜市移住定住促進協議会
このプロジェクトの地域
長浜市
人口 11.36万人
いざない湖北 が紹介する長浜市ってこんなところ!
■人の繋がりが強い! 人との交流を大事にしながら生活(仕事・暮らし)したい人にとってはピッタリの地域。移住者を温かく迎え入れる文化もあり、移住後に活躍している先輩方がたくさんいます。
■自然豊か! 琵琶湖や余呉湖、伊吹山など、少し車を走らせたところに広がる豊かな自然。子育てもしやすいエリアです。
このプロジェクトの作成者
びわ湖の東北部に位置する滋賀県長浜市です。 羽柴秀吉が初めての城持ち大名となって開いた城下町です。 豊かな歴史と自然に恵まれながら、新しい文化もはぐくむ長浜で、やりたかったことにチャレンジしてみませんか? 移住だけでなく、リモートワークや起業、副業・兼業と新しい働き方も支援します。