JICAガーナ海外協力隊派遣者OV・OB・OG募集

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経過レポートが追加されました!「ガーナのトイレ事情」

2024/12/26

経過レポートが追加されました!「ガーナ甲子園プロジェクト」

2024/12/25

プロジェクト概要 連携機関 三条市(下田地域) 独立行政法人国際協力機構(JICA) 慶應義塾大学SFC研究所

目的 地域おこしと国際協力の融合を通じて、三条市下田地域とガーナ共和国のコミュニティ間交流を促進する。 地域活性化と「ひとづくり」を目指す。

活動内容 三条市下田地域での地域おこし活動を通じた知見の獲得。 ガーナ共和国でのコミュニティ支援への応用。 経験と成果を三条市に還元。

「ガーナ経験者」の募集 JICA海外協力隊のガーナ経験者(OV)OB・OGを対象とした採用。 NPO法人ソーシャルファームさんじょうが受け入れ主体、地域おこし協力隊員として採用。

目指す成果 人間交流・経済交流の促進: 三条市とガーナの相互発展。社会課題の解決、中小企業育成など。 地域の知見や技術、資源の循環(「ひと、もの、かね、わざ、ちえ」)を通じた相乗効果の創出。

ポイントとなる魅力 双方向的な学びと成長: 日本の地域課題の解決と、ガーナの開発課題の解決を結びつける。 地域おこし協力隊を通じた現場実践: 国内外のフィールドで経験を積み、多様なスキルを得る機会。 ネットワーク形成: JICAガーナ事務所、慶應義塾大学SFC、三条市、ガーナ現地との連携を通じた幅広い人的ネットワーク構築。

このプロジェクトは、単なる地域支援にとどまらず、国際協力という観点で新しい価値を創造しようとするもので、とても意義深い取り組みです。ガーナ海外派遣された経験のある方々にとっては、自身の経験を活かしながら新たな挑戦をできる絶好の機会です。

「三条と言えばガーナ」をブランド化

  1. プロジェクトの発展可能性 ・多様なキャリアパスの実現 「JICA地域おこし研究員」に限定せず、地域おこし協力隊と海外協力隊の双方向的な人材循環を促進する。 地域おこし協力隊の経験者が海外協力隊へ派遣される。 帰国した海外協力隊経験者(OV)OB・OGが地域おこし協力隊に着任する。 国内外で得た経験を活かして、それぞれの現場で共創の役割を担う。

・「実学研究」と「実践」のハイブリッド 慶應SFCが持つ研究基盤と実地経験の融合により、学術的成果と実社会での課題解決が並行して進む。

  1. ブランド化の可能性 ・「三条とガーナ」のシンボリックな関係性構築 ガーナと三条を結ぶ具体的な取り組み(産業交流、文化交流)を進めることで、「三条と言えばガーナ、ガーナと言えば三条」という独自ブランドを創出。 例えば、ガーナのカカオ製品を三条市で加工・販売し、双方の経済基盤を強化することもできるかも。

・地域独自の国際協力モデルの確立 国内の地域課題と国際課題を結びつけるモデルケースとして、日本全国や他国の参考になる形に。

  1. 海外協力隊経験者が帰国後活躍する場とネットワーク構築 ・海外協力隊経験者が帰国後直面する課題 海外で得た知見や人脈を活かせる場が限られている。 国内での再就職やキャリア形成に課題が多い。

・プロジェクトでの役割 ガーナ協力隊経験者が、三条市下田地域に着任し、国際協力推進員や地域おこし協力隊のコーディネーターとして活躍。 ガーナABEイニシアティブ留学生や派遣経験者、現地コミュニティとの橋渡し役として、人的・文化的交流を深める。

  1. プロジェクトの持続可能性 ・多様なステークホルダーの参画 ガーナに関心のある人材(研究者、事業者、市民など)の巻き込み。 ガーナ国内のパートナー(地方政府、NGO、民間企業)との連携。

・資金と支援の確保 地方創生交付金や国際協力関連の助成金を活用。 慶應義塾大学の産学連携や企業スポンサーシップの促進。

・期待される成果 人材育成: ガーナと三条市の課題解決を通じた国際的視点を持つ人材の輩出。 経済効果: 地域資源とガーナの産品を活用した新しいビジネスモデルの創出。 国際協力のモデル化: 国内外の地域が参考にする持続可能な発展モデルの構築。

最後に このプロジェクトは、地域活性化と国際協力の新しい地平を切り開く大きな可能性を秘めています。特に、人的交流と経験の循環を通じた「共創」による成果が、三条市とガーナのみならず、他の地域や国にも波及することで、日本や世界の地域課題の解決に貢献できるはずです。この取り組みに関心がある人々が積極的に参画することで、さらに大きな価値を生み出すことができます。

カカオ 木の寿命は40年
カカオ 木の寿命は40年
カカオ豆の天日干し 収量は減っている
カカオ豆の天日干し 収量は減っている

近い将来 ガーナ人材からガーナ人財の受入れに向けて

三条市とガーナの連携構想は、三条市が持つ高度な製造業技術とガーナの産業振興ニーズを結びつける絶好の機会を提供します。この取り組みは、技術移転や人的交流、さらには異文化理解の促進を通じて双方に多くの利点をもたらす可能性があります。

  1. 三条市の強みとガーナの産業振興ニーズの結合 ・三条市の産業の特長 製品と技術: 包丁や作業工具、測定器具などの高品質製品。自動車部品や農業機械部品などに対応する鍛造・プレス加工技術も世界的水準。 多様な製造業の集積: 金型製造からアウトドア用品、冷暖房機器など幅広い分野での応用可能性。 品質管理と職人文化: 「ものづくり」の基盤となる品質重視と職人技術。

・ガーナの産業課題と可能性 AfCFTA(アフリカ大陸自由貿易協定): ガーナを含むアフリカ諸国の産業振興と域内貿易拡大の推進。 産業基盤の整備: 製造業や加工業の技術力向上へのニーズ。 スタートアップ支援: 若い企業や起業家の育成とエコシステム構築。

・マッチングの可能性 三条市の技術力をガーナでの研修や実習に活用することで、ガーナの製造業の基盤強化を支援。 三条市が持つ精密加工技術や品質管理ノウハウを共有することで、ガーナに高付加価値な製品やサービスが生まれる可能性。

  1. 実施案 ・視察・研修の実施 ガーナの国別研修の視察先 金属加工技術や製造業の現場視察。 JICAの中小企業支援スキームを活用した研修プログラムの開発。

ABEイニシアティブ留学生のインターン先 三条市の企業での実地研修を実施し、現場の技術・管理手法を体験させる。 インターン終了後、得た知識をガーナでの事業や産業振興に活用。 草の根レベルの交流とパイロット事業

ガーナから三条市への短期派遣 AfCFTA推進に向けた情報収集や産業振興に関する調査として、ガーナの関係者を派遣し三条市と交流。 三条市の技術者や経営者とのディスカッションを通じて相互の視野を広げる。

三条市からガーナへの技術派遣 三条市の技術者がガーナを訪問し、現地での技術指導やスタートアップ企業への支援を行う。

  1. 期待される効果 ・ガーナ側のメリット 技術移転: 製造工程や品質管理の向上。 人的成長: 日本的な「ものづくり」の姿勢やプロフェッショナル精神の習得。 ネットワーク形成: 三条市の企業や技術者との関係構築。

・三条市側のメリット 発想の広がり: ガーナ人の感覚や美意識が三条市の技術者に新たな視点を提供。 国際化の推進: 地元企業が外国人材や海外市場との関わりを深めるきっかけとなる。 地域ブランドの強化: ガーナとの連携を通じた国際的な認知度向上。

  1. 副次的効果と展望 外国人材の受け入れ拡大: ガーナ人材が三条市の企業でインターンシップなど実務を経験することで人財に昇華し、地域内での外国人労働者受け入れ体制が整備され多様化する。 国際協力の成功事例化: 三条市とガーナの連携が成功すれば、他の地域や国への展開可能性が広がる。 文化交流の深化: 技術交流だけでなく、生活文化や価値観の共有を通じた相互理解が進む。

これらの取り組みを通じて、三条市は地域の産業基盤を活用しながら、国際的な課題解決に貢献し、ガーナとのパートナーシップを深化させることができる。同時に、ガーナにとっても、ものづくり技術を学ぶことで国内外での競争力向上を図るチャンスとなる。

社会課題 交通渋滞
社会課題 交通渋滞
社会課題 家電などプラスチックごみ
社会課題 家電などプラスチックごみ

ガーナと三条をつなぐ地域おこし協力隊

【締切】 令和7年12月31日(以降は随時募集。定員になり次第募集終了します。)

【募集人数】 募集人数:3名 ※採用時期要相談

【雇用形態】※必ずお読みください。 ・NPOソーシャルファームさんじょうの嘱託職員として勤務します。三条市が定める地域おこし協力隊員として委嘱を受けます。(活動期間は最長3年間可能です) ・初年度の任命期間は、任命日から翌年3月31日まで。次年度以降は年度ごとに任命できるものとします。 ・協力隊員としてふさわしくないと判断した場合は、雇用期間中であってもその職を解くことができるものとします。

【採用条件(以下全ての要件を満たす方)】※必ずお読みください。 (1)20歳以上の方(令和6年4月1日時点)  また、JICA地域おこし研究として慶應義塾大学SFC大学院(修士課程)を目指す方はご相談下さい。 (2)生活の拠点を三条市に移して住民票を異動できる方 (3)地域の活性化に意欲があり地域住民と協力し合える方 (4)地域特性や風習を理解し、住民と積極的に親睦を図れる方 (5)協力隊任期終了後も三条市に定住意思がある方 (6)心身ともに健康で誠実に職務を行える方 (7)普通自動車運転免許取得者または当地赴任までに取得できる方 (8)1年以上継続して勤務でき協力隊として活動する意思がある方  ※原則1年未満での退任は認められません

【勤務日数・勤務時間】 (1)勤務日数/週5日間 (2)勤務時間/原則、午前8時30分~午後5時(1日7時間30分勤務、昼休憩1時間)

【給与】 月額:最大256,000円(※年齢・経験、能力に応じて変わる。) ※その他、実績に応じて賞与等支給。 全て含めると310~320万円程度になります。 〈内訳〉 基本給:230,800円 職務手当:21,200円(時間外手当11時間相当) 通勤手当:4,000円

【待遇・福利厚生】 (1)事前に届出をした上で兼業することができます。 (2)活動中に使える車の貸し出しがあります。(※日常生活において車が不可欠なので、自家用車をお持ちの方は、持ち込まれることをおすすめします。) ⑶住居はNPOが空き家を改修した住宅を用意します。原則、家賃の個人負担はありませんが、光熱水費等は個人実費負担していただきます。(※原則、男女別々のシェアハウスで共同生活をしていただきます。) ⑷「健康保険」、「厚生年金」、「雇用保険」に加入します。

【審査方法】 ①応募 以下の書類をご提出いただきます。提出先は当NPOのメールアドレスまたはSMOUT「応募したい」をクリックした方にご連絡します。 ・履歴書(写真貼付) ・職務経歴書 ・作文※原稿用紙で800文字以内 テーマ/「○○○」を通して実現したい、私の夢 ※「○○○」に自分が得意とするジャンルを入れてください。 ※協力隊の活動を通じて何をしたいのかという「志(こころざし)」、その志を実現できる裏付けとなる経験・能力などの「実力」、三条市に定住するための「ビジョン」について具体的にお書きください。

②書類選考 書類到着後、7日以内に結果を通知します。

③面接 勤務地又はオンラインで面接を行います。 面接後、7日以内に結果を通知します。

【活動拠点・事務所】 NPOソーシャルファームさんじょうが取り組むスポーツコミッションの拠点は、三条市旧荒沢小学校(wifi完備) 協力隊が芝生化したグラウンド、体育館などのスポーツ関連施設はもちろんワークショップやアート展、音楽活動や調理実習に活用できる部屋も充実しています。

【任期終了後の定住支援があります!】 ・地域おこし協力隊起業支援補助金 ・住居サポート ・地元企業への就職支援(採用条件あり)

【周辺へのアクセス】 ・車で約5分…古民家カフェ、温泉 ・車で約20分…コンビニ、スーパー ・車で40分…本屋、映画館 など様々なお店があり、生活に必要なお店は全て揃っています!

【都心からのアクセス】 ・新幹線/【東京駅から新幹線➡燕三条駅(1時間40分)】➡下田地域【30分】 ・・・合計:2時間10分 ・車/【東京IC➡三条燕IC(4時間)】➡下田地域【30分】 ・・・合計:4時間30分

少しでも興味を持たれた方は、「興味ある」または「応募したい」を押して、お気軽にメッセージにてお問い合わせください!どんな些細な疑問でも、お気軽にお問い合わせください。あなたのご応募を心からお待ちしています

教育支援
教育支援
アシャンティ族長集合カレンダー 下田でも使える
アシャンティ族長集合カレンダー 下田でも使える

NPOソーシャルファームさんじょう

このプロジェクトの経過レポート

このプロジェクトの地域

新潟県

三条市

人口 9.46万人

三条市

ソーシャルファームさんじょうが紹介する三条市ってこんなところ!

ちょうどいい田舎、三条市。 新潟県三条市は、新潟県のちょうど真ん中に位置するものづくりのまち。 東京から2時間と上越新幹線が止まる燕三条駅や高速道路のインターチェンジがあり、アクセス抜群の地域です。人口は約10万人の都市で、中心市街地にいけばスーパーやコンビニがそろっており少し車を走らせると山や自然が豊かな下田地域にもいける都会と田舎の側面を持つ地域。 ものづくりの技術は世界から認められており、 いくつかのアウトドア用品の有名ブランドも実は三条市が本社だったりします。 幻の西洋梨ル・レクチエやシャインマスカットを始めとした豊かな自然が育む高品質な農産物も魅力です。 三条市をもっと知りたい方は、こちらの記事もご覧ください! https://sanjo-city.note.jp/

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

はじめまして! NPO法人ソーシャルファームさんじょうの縄文君です。 私たちは新潟県三条市の中山間地域下田(しただ)で地域おこし協力隊として活動しています。

ここ下田は壮大な自然、美しい山々と川に囲まれた地域です。もちろんお米とお水はとてもおいしいです!記事を読んで少しでも興味を持って下さった方、是非お気軽にお声がけください!