どうしても、私たちは「何かやりたいことがある、世に問いたいことがある、聞く価値のあることを話す必要がある」そんな制約をつくってしまいがちです。ただ、雑談することだけが保証されている、そんな肩の力がぬけた在り方を見つける講座、はじめます。

講師の田中様からのメッメージです！
「はじめまして！グランドレベル代表の田中です。自分だけでも仲間内だけでもない、不特定多数の第三者に向けてなにかを発したり、知らない人と接することは、社会という不確かなものにダイレクトに触れる手応えと興奮があります。街のグランドレベル（１階）もインターネットも同じく、みんなが行き交うところ。そこで皆さんが好きなこと、やっていて楽しいことをすることで、いろんな人との交流が生まれていく。そんなゆるやかでささやかだけれど、何かが確実に変わる体験を、一緒にお楽しみ頂ければと思っています。」

この講座は、「喫茶ランドリー」を企画運営する株式会社グランドレベル代表の田中元子さんを講師にお迎えして、田中さんが提唱されている「パーソナル屋台」をオンラインでも提供することを目指します。

「パーソナル屋台」とは、外に個人が出て、街ゆくひとに無料で何かをふるまい、人々との会話のきっかけを生み出す、コミュニケーションを起こす試みです。屋台は皆さんのイメージするよりも簡易的です。敷物一枚、テーブルひとつでも、その人なりに設えられていれば大丈夫です。屋台主は、「何かを無料でふるまう個人」。居酒屋や喫茶店など、リアルな多様な営みの中での雑談は日常的に起きていますが、オンラインで同じようなことを再現するのは難しいのでしょうか？　個人であること「パーソナル」であることが雑談を始めるきっかけになるのでは?という問いを立て、その一つの実験として、オンラインで「パーソナル屋台」を試みたいと思います。

屋台のテーマは、どんなものでもOKです。

皆さんが好きなこと、やっていて楽しいことをすることで、いろんな人との交流が生まれていく、そんな場をオンラインで作ってみたい人、そうした試みを通じて雑談が世の中に広がっていく体験を実験したい人を募集しています。

この講座は、こんな方に向いています！
　・パーソナル屋台を通じて誰かに何かを振る舞いたい人
　・コミニティや繋がりの新しい形を考えたい人
　・なんとなく雑談する自由をつくりたい人
　・たくさんの人にではなく、小さな繋がりをつくりたい人