【山と暮らす】廃校を村の新たなランドマークに『七ツ山ベースコミュニティマネージャー』募集
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「興味ある」が押されました!
2024/12/27「興味ある」が押されました!
2024/12/27かつて、日本人の多くは農村に住み、「百姓」として暮らしの大部分を自分たちの手で作ってきました。
それから移り変わって現在、日常の暮らしは豊かに便利になった一方で、何か大事なものが私たちの手の中からこぼれてしまっている。そんな感覚を抱いている方も少なからずいるのではないでしょうか。
九州の山奥に位置する宮崎県諸塚村は、そんな昔懐かしい暮らしの趣が今でも残っている村の一つです。
諸塚村では、『山と暮らす』を共通テーマに、活動を通して諸塚村の山々から学び、新たなものを創造し、それらを発信していく方を地域おこし協力隊として複数名募集します。
複数の活動テーマを設定しているので、「これは私が呼ばれている気がする」とピンときた方は、ぜひ気軽にご連絡ください。
この記事では、『七ツ山ベースコミュニティマネージャー』として、山奥の廃校『旧七ツ山小学校跡地』を多目的型複合施設『七ツ山ベース(仮称)』としての利活用の可能性を探索する方を募集します。
歴史ある旧小学校で、地域の新たな未来を紡ぎたい
【背景】 今回の募集の舞台は、諸塚村の中心部から車で約20分の『七ツ山地区』です。 村の中でも活動が活発な地域であり、伝統ある神楽の継承や、加工グループによる農産加工などの取り組みが行われています。 地区内の『七ツ山婦人加工グループ』は、地域への貢献が認められて『令和6年度宮崎県地域づくり顕彰』を受賞しました。
https://www.pref.miyazaki.lg.jp/chusankan-chiiki/kurashi/chiiki/20240520094544.html
一方、このような活発な地域でも少子高齢化の影響は容赦なく、地区内の『七ツ山小学校』は令和3年度に閉校。145年間の歴史に幕を閉じました。諸塚村のように集落コミュニティが強く残っている地域において、小学校の役割は都市部以上に大きなものを持ちます。小学校があるからこそ地域の大人と子どもの接点は増え、運動会などの行事を通じて地域の結束力は高められてきました。
小学校は閉校してしまったけれど、まだ校舎は残っています。この校舎を地域の拠点として有効活用するべく、地域住民・役場・現役地域おこし協力隊はこれまで話し合いを重ねてきました。
廃校を放置せずにきちんと活用したいという地域のニーズと、人数が増えつつある地域おこし協力隊の新たな活動拠点をつくりたいという行政・協力隊のニーズ。
これらが合わさったことで、旧七ツ山小学校跡地を『七ツ山ベース(仮称)』として再生し、地域おこし協力隊が核となって施設の活用を推進する、という方向性が決まりました。
【本活動の目的】 七ツ山ベースの話はまだ始まったばかりで、これから中身を考えていく余白がたくさんあります。 『七ツ山ベースコミュニティマネージャー』の役割は、地域住民、行政、地域おこし協力隊の間を取り持ち、それぞれが「この場所をもっと積極的に使いたい!」と思わせることです。
【活動のゴールイメージ】 コミュニティマネージャーの延長線として、いわゆる中間支援的な業務における就業や起業をイメージしています。たとえば地域おこし協力隊のマネジメント業務や、七ツ山ベースの管理運営を行政から受託することなどが考えられます。ただし実際に活動してみて考えが変わることもよくあるので、ご自身の希望に応じて次のステップへ進んでもらえればと思います。起業する場合でも、就職と組み合わせて仕事をするなど柔軟に考えてみてください。
【活動支援金】 円滑に活動していただくため、隊員1名につき年間50万円を「活動支援金」として用意しています。この金額内で、道具の購入、出張、資格取得などを行っていただくことができます。ただし公的な財源であるため、もちろん役場と協議のうえでの活用になります。
【起業支援金】 任期終了後に向けた開業のサポートとして、地域おこし協力隊の起業支援金(上限100万円)があります。複業的な開業であっても使用可能です。
実施体制
【所属】 諸塚村役場企画創生課になります。人や場所の紹介、予算に関することなど、あなたの活動を全面的にバックアップします。
【自治体担当者】 担当:星川達哉 ひとこと: 私自身も村外から移住して諸塚村に住んでいるため、多少は皆さんの心情も理解したうえでサポートができると思います。一緒に地方創生に取り組んでくれる村の新たなチャレンジャーをお待ちしています!是非まずは、お試し協力隊で村のことを知って、協力隊にご応募ください。
【現役地域おこし協力隊】 2024年12月現在、2名の隊員が活動しています。
隊員:石元大稀 活動期間: 2024年4月~ 出身地: 兵庫県西宮市
移住のきっかけ: 昔の「お百姓さん」のように自然からあらゆるものを生み出す技と暮らしのあり方に憧れて、そうした生き方を学びたいという思いで「大秘境」諸塚への移住を決めました。
活動内容: 主に村の農林業を盛り上げるというミッションの元、畑を開墾したり木工や細工に挑戦したりと幅広いことに取り組んでいます。いわば「山暮らしの何でも屋」修行の身です(笑)教われることは村の人に習って教わりつつ自分でも本など読んで試すなど、自分のやり方を見つけて励めるのが魅力です。ぜひ一緒に山暮らしを楽しみませんか!
https://www.instagram.com/moro_okoshitai/
隊員:村上龍太 活動期間: 2024年9月~ 出身地: 宮崎県西都市 移住のきっかけ: これまで経験したことを活かしながら宮崎県内で新しい事に挑戦したいと考えていた頃、宮崎県市町村図を広げて最初に目に留まった「諸塚村」に興味を持ちました。 諸塚村役場に連絡後すぐに日帰り相談ツアーを実施して頂き、村内の空気感に心を打たれてその日の内に移住を決意しました。 お陰様で諸塚の魅力を感じながら、心身健やかな日々を送らせて頂いています。
活動内容: ミッションは「スペシャルディベロッパー(森林資源を研究し、新たな特産品を開発 )」を選択し、村の伝統木工技術を継承しながら「守・破・離」の精神を胸にオリジナル特産品を創造(想像)しています。 また地域協力活動にも積極的に参加させて頂き、地域の方々と共に何かを創り上げる喜びを感じています。
Instagram https://www.instagram.com/ron.murakami/?hl=ja
facebook https://www.facebook.com/profile.php?id=61565622857312
【サポート団体】 合同会社ミミスマス ひとこと: 諸塚村のおとなり、椎葉村にある会社です。椎葉村地域おこし協力隊の出身者がメインメンバーです。近隣市町村の地域おこし協力隊との連携をしたり、みんなで仲良くごはんを食べたりといったサポートをさせていただいています。 https://mimisumasu.wraptas.site/
募集要項
主催:諸塚村役場 サポート:合同会社ミミスマス
このプロジェクトの地域
諸塚村
人口 0.15万人
合同会社ミミスマスが紹介する諸塚村ってこんなところ!
諸塚村は宮崎県の奥地に位置し、面積の90%以上が山林です。農業に適した平地が少ないため、村人は昔からこの山林を活かして生活してきました。現在でも、村の主な仕事といえば林業と原木シイタケです。
針葉樹と広葉樹を混植することで形成されたパッチワークのような独特の景観は、「モザイク林」として村の象徴になっています。環境に配慮したこの山づくりが評価され、村内の山林の多くがFSC森林認証を取得しています。
諸塚村といえば「山」「シイタケ」「モザイク林」、そんなイメージの村です。
▼諸塚村役場ウェブサイト https://www.vill.morotsuka.miyazaki.jp/
このプロジェクトの作成者
日本三大秘境の1つ宮崎県椎葉村に本社を置き、中山間地域の未来のために活動しています。 週休3日制、地域おこし協力隊OBOGが多数在籍しています。