【HOW TO】2拠点生活実現へのプロセスをお話しします。

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2025/03/05

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2025/03/04

新潟県三条市の移住コンシェルジュ神友里です。

新潟県三条市の移住コンシェルジュのお仕事を、神奈川県湘南の2拠点で実践させていただいております!

長らく『どうやったらいいの?』と、もがいてきた2拠点生活。 ついにそのライフスタイルが実現した経緯と方法、メリットデメリットについてお話しします!

2拠点生活は興味があるけど実際どうやって実現するの? そう思っているあなたに何かヒントになるものがあれば幸いです。

◼️Profile きら星株式会社 / 神友里(29)

湘南↔︎新潟 2拠点での子育て実践&満喫中。 大学から地元をすっかり離れ世界中を旅する中で 関東での働き方や生活感における『東京の幸福観』に疑問を感じ、新潟の豊かさを再認識。 その一方で、人口減少にまつわる課題に直面する地元。 何らかのアクション模索していたところ、新潟の移住促進、地域活性で活躍するきら星(株)に出会い、ジョイン。 『文化的生活をするなら、ここ』と皆が思える街を目指して活動中。

2拠点生活へ至った経緯

◼️2014 大学から新潟を離れ、関東へ。 大学への進学を機に新潟を離れて関東で生活していました。 幼い頃より出好きだった私は、 『きっともう新潟へ戻ることはなく外で活躍したい!』 そう強く思っていましたが、学生時代に海外で多様な価値観に触れるうちに改めて、 地元新潟の美しさに気付かされます。

◼️2019 ふと立ち止まった時に刺さった新潟の景色 コロナがなければ海外での定住も予定していました。 コロナで日本に留まることになった時に、 結局自分が何を求めているか考えた時に見えてきた答えは、 子供の頃体験していた自然と近い生活なのかもしれないと確信。 その一方で人口減少とそれにまつわる課題に直面する地元。 新潟との関係をもっと深めることで何か活動ができないかと、 その方法を模索し始めます。

◼️2023 結婚&出産 出産を機に新潟への想いは強くなりました。 かといって旦那さんの実家と、自身のデザイン制作の活動現場が湘南であることもあり、 身軽に1人でUターンするわけにも行かず。 なんとかリモートなどで新潟に関わる方法はないか求人を漁りまくりますが、 なかなかそのような案件への出会いは叶わず諦めかけます。

◼️2024『きら星株式会社』との出会い 半ば諦めかけていたところ、民間行政として新潟の人口増幅のため活動している 『きら星株式会社』の存在を知ります。 業績好調につき人員募集を聞きつけ、2拠点ベースでお仕事させてもらいないかと 思い切って相談してみたところ、ありがたいことに希望が通り、 2拠点で活動する移住コンシェエルジュとしてジョインさせてもらえることになりました。

複合交流拠点『三-ME.』へ出社
複合交流拠点『三-ME.』へ出社

実際どう?メリット&デメリット

実際に動いていて、今私が感じているメリット&デメリットについてお話しします。

◼️メリット

①子供に様々な体験が提供できる。

魅力的な博物館やイベントにすぐ行けたり、 様々な機会に恵まれるのは都会ぐらしの魅力の一つです。 一方で、のびのびとした自然体験の中で豊かな心を育むことができるのはローカル。 2拠点であればどちらも子供に提供できるのは親として嬉しく感じています。

②仕事での視野感が広くなる。

私の仕事の場合、多くは関東からローカルへ移住したい方をサポートする業務なので、 関東での生活感を理解していることで、提案できること・アピールできることが たくさんあるなと感じています。 2拠点生活では必然的に活動領域が広くなるので、 双方での情報を仕事に活用することができたり、 また双方を自分の活動現場として展開することができます。 仕事・プライベートにかかわらず、2拠点だからこそできる活動展開の恩恵は大きいです。

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◼️デメリット

①費用がかかる。 普段の生活費+αで2拠点目のための費用がかかってきてしまい、 絶対に避けることができない出費です。 私の場合は新幹線で月に一往復の交通費が¥19,000。 『2拠点生活のサブスク』だと捉えれてみれば私の場合は射程圏内の費用です。 ポイントは2拠点によって得られる『恩恵』と『費用』のバランスだと思います。 予算内で得たい恩恵を実現できる場所はどこかなのか。 と考えてみると、自ずと2拠点目として根を張る地域も決まってきそうです。

②家族がたまに離れ離れに。 私が湘南を離れている間は、パパは湘南に残ることが今の所多いです。 パパの仕事は自営の造園屋さん。 新潟でも案件が決まれば一緒に移動できると思い、現在情報収集中です。 基本的に造園業といえば地域に根差して仕事をもらうことが多いですが、 例えば『夏はウッドデッキ作りで湘南、秋には雪囲いで新潟へ。』 なんて地域のニーズに合わせて移動する造園屋さんも 面白いライフスタイルだなと思い、実現に向けて前進中です。

東京駅から新幹線に乗車し、いつも子どもと車窓を眺めながら過ごしています。
東京駅から新幹線に乗車し、いつも子どもと車窓を眺めながら過ごしています。
新潟の越後山脈を長いトンネルで抜けるとそこには白銀の世界が広がります。
新潟の越後山脈を長いトンネルで抜けるとそこには白銀の世界が広がります。

実現のポイントは大きく2つ

実際に2拠点生活を実現していくにあたり、ポイントになるのは2つです。

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◼️2拠点間のアクセス

まず1つ目に、2拠点生活をしてみて、実現の鍵になってくるのは 2拠点間の交通の利便性です。 私の場合、湘南の藤沢駅から東京駅まで出たら(乗り換えなし1時間程)、 新幹線で新潟まで1時間30分程。ドアtoドアで考えても大体合計3時間30分程です。 朝イチ新潟をでれば、湘南の自宅へ午前9時には到着できるのはありがたい、、、。 移動に半日以上もかかってしまう場所ではこのフットワークで動くのは 少し難しかったかもしれないと感じます。 逆に交通の利便性さえ確保できれば、物理的ハードルは、案外あまり気になりません。 新幹線の中は快適ですし、コーヒーを飲みながら手帳をまとめたり、 子供と景色を眺めたりしてとても有意義に過ごしています。

◼️フレキシブルな仕事をどう手に入れるか

2つ目に仕事。2拠点生活ににトライしてみたいと思っている方で 1番悩ましいのはお仕事かと思います。 もうご自分の仕事のスタイルがある場合はいいですが、 どのように仕事を2拠点で成立させるのかが頭を悩ませるポイントです。 関東の仕事(リモート)を地方でやるパターンが最も多く聞きますが、 私の場合はその逆で、地方の仕事を関東でやっています。 どのような働き方があるのか、リストアップしてみましました。

①関東のリモートワーク↔︎ローカル 関東でリモートワーク可能なお仕事に出会うことができれば実現可能です。 IT系の業界に比較的多くみられます。 (可能性がなさそうでも、提案してみるのも◎!)

②ローカルの仕事↔︎関東 これは私のパターンです。ローカルで活発に活動されている企業さんだったりすると、 提案次第ではチャンスに恵まれる可能性があるかもしれません。 積極的に可能性を探り企業側に働き方を相談してみるのも手かもしれません。 あとは『ふるさと兼業』という制度もあるのでリサーチしてみるのも良さそうです。

③ローカル起業 理想の仕事がないなら自分で作る! いっそローカルで起業するのも一つの手です。 起業に対して補助金を出している自治体もたくさんあるので いっそローカルで起業した方が関東での起業よりも金銭的ハードルがグッと下がり、 やりたかったことを実現しやすいです。 ビジネスのひしめく関東に比べ、 ローカルの方が必然的にブルーオーシャンに恵まれるので、 地域とマッチしていればやりたかったことを 事業で展開するのも難しくないのかもしれません。 現場はローカル、その他業務で東京へ出る。 なんていうバランスも素敵ですよね。

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【最後に】

最後まで読んでいただきありがとうございます。 実現してみたいけれど、どうやったら?という話は本当によく聞きます。 色々と語らせていただきましたが、2拠点生活は『方法論』というよりは 色々と模索して動いてみることで得られる『結果』です。 2拠点生活と一括りのライフスタイルにまとめられがちですが、 その中身は一人一人全く違うもの! この記事をきっかけに、あなたのオリジナルな生き方を 模索&行動してみていただけたらとても嬉しく思います。

まず一歩目踏み出してみたい、もうちょっと話を聞いてみたいという方は お気軽にこのアカウントへメッセージいただければ私がお返事いたしますので、ぜひお気軽に話しかけていただければと思います!◎ 記事へのリアクションも是非宜しくお願いします!

湘南でリモートワークを終えたら、海岸で夕日を眺めて過ごします。
湘南でリモートワークを終えたら、海岸で夕日を眺めて過ごします。
壮大な雪景色に喜ぶ子供に、私も嬉しくなります。
壮大な雪景色に喜ぶ子供に、私も嬉しくなります。

このプロジェクトの地域

新潟県

三条市

人口 9.12万人

三条市

三条市移住コンシェルジュが紹介する三条市ってこんなところ!

ちょうどいい田舎、三条市。 新潟県三条市は、新潟県のちょうど真ん中に位置するものづくりのまち。 東京から2時間と上越新幹線が止まる燕三条駅や高速道路のインターチェンジがあり、アクセス抜群の地域です。人口は約10万人の都市で、中心市街地にいけばスーパーやコンビニがそろっており少し車を走らせると山や自然が豊かな下田地域にもいける都会と田舎の側面を持つ地域。 ものづくりの技術は世界から認められており、 いくつかのアウトドア用品の有名ブランドも実は三条市が本社だったりします。 幻の西洋梨ル・レクチエやシャインマスカットを始めとした豊かな自然が育む高品質な農産物も魅力です。 三条市をもっと知りたい方は、こちらの記事もご覧ください! https://sanjo-city.note.jp/

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

2023年度から三条市移住コンシェルジュとして活動をしている、きら星株式会社という移住サポートをするチームメンバーにて運営しております。

スタッフ1 【三浦佑太郎】 茨城県出身、27歳。前職・エンジニア。 好きなものはサウナとビールと野球と麻雀。 ひとの話をきくのが大好き、好奇心強め。 「いつかは地方へ」と思っていて、面白い場所へ流れていったら三条市へ流れ着きました。

スタッフ2 【本間翔太】 新潟県新潟市出身。 きら星に所属しながらも、三条市内でコーヒースタンドを営んでいます。妻、息子、7匹の猫に囲まれながらおだやかな生活を送っています。

スタッフ3 【久田剛寛】 東京都から三条市へのIターン移住者。 妻・息子二人と田舎暮らしを満喫しています! 移住者だからこそ見える三条の魅力やオススメスポットなど、ご紹介させていただきます(^^)

スタッフ4 【神 友里】 地元新潟と湘南の2拠点生活実践中! 夫&息子と、都会的くらしの魅力と、ローカルの魅力、双方を満喫しています。やりたいことが実はローカルで叶った!そういう場面に立ち会えたらと思っております。