沖縄にUターンした協力隊~本部町で教育から空き家まで~

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2026/01/09

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沖縄県本部町、伊江島との玄関口である本部港、瀬底島や美ら海水族館などを抱えている青い海と豊かな自然に囲まれた町。大正時代にカツオ漁で栄えた町も、現在は高齢化と過疎化が社会課題となっています。そんな本部町で、子ども達の希望進路への支援と、地域資源を活かした学び、この2つを通して地域の活力を高める「教育魅力化」のプロジェクトに携わった後、現在は移住定住促進および空き家対策の取り組みを行っている地域おこし協力隊の野崎真さんに、これまでの活動について語ってもらいました。

沖縄から海外、そして本部町へ

野崎さんは大学時代に「まちづくりプロジェクト」に参加したことをきっかけに、地域おこし協力隊の存在を知りました。地域のために自由に活動する協力隊の姿に感銘を受け、地域の人々と深く関わる仕事への関心が高まったと言います。大学卒業後、すぐに就職せず、フィリピンとオーストラリアで計1年2ヶ月の海外留学を経験。この海外での出会いを通して、故郷である沖縄の魅力を再認識すると同時に、海外での沖縄の知名度の低さを痛感しました。

帰国後は接客業に従事していましたが、「このままでいいのか」と感じ、再び大学時代に興味を持った地域活性化の仕事に目を向けます。人とより深く関わりたいという思いから、沖縄らしい風景が広がる北部での生活を模索。その中で、当時本部町が募集していた「子どもたちの教育魅力化」をテーマにした地域おこし協力隊の隊員募集を見つけ、自身の経験を子どもたちに伝えたいという気持ちから応募に至りました。

オーストラリア留学時代に友人と共に
オーストラリア留学時代に友人と共に
フィリピンの語学留学時代(提供:野崎真氏)
フィリピンの語学留学時代(提供:野崎真氏)

子どもの学びに「体験」を

野崎さんは2023年4月に本部町へ着任後、中学生向けの公営塾「あおいろ楽舎」の立ち上げと運営に携わりました。これは町が掲げる教育魅力化の一環であり、前任の隊員たちが進めていた学習支援を引き継ぎ、より継続可能な仕組みを構築することを主な役割としました。塾では、生徒への指導だけでなく、教材作成や、運営体制(仕組み)づくりにも尽力。生徒募集は毎年行い、野崎さんが関わった2年間で、週あたりの開講回数やクラス分けなど、生徒にとって最適な学習環境を提供できるよう、試行錯誤を重ねてきました。

活動は勉強面にとどまらず、月1回アクティビティとして、夜の八重岳探検ツアーや美ら海水族館の裏側見学などを企画し、子どもたちに地域への理解を深めてもらうことにも力を入れました。「子どもに色んなものを見てほしい」という目的のもと、座学だけでなく、体験を通じた学びを重視したといいます。生徒の中には勉強嫌いな子もいましたが、様々な工夫を凝らして向き合い、勉強が楽しいと感じるようになる生徒もいました。2年間の活動を通して、今後の塾運営に役立つルールやマニュアルを整備し、円滑な引き継ぎを行いました。

青色学舎で指導する様子
青色学舎で指導する様子
山の中で夜の生態系を観察(提供:野崎真氏)
山の中で夜の生態系を観察(提供:野崎真氏)

空き家対策とこれからの未来

協力隊2年目の途中から、野崎さんは本部町に定住することを具体的に考え始めます。野崎さんの在任中に、町を離れる協力隊員の姿を目の当たりにし、自身が沖縄出身である経験を活かし、町への移住・定住支援に貢献したいと決意。沖縄のことも外部からの視点も理解している自分が、その橋渡し役になれると感じました。ちょうど企画商工観光課でも移住定住・空き家に関する協力隊の募集が始まり、この課題に取り組みたいと応募します。

現在、野崎さんは移住・定住における最大の課題である”住居”、特に空き家対策を主に担当しています。空き家調査を行い、その効果的な運用方法を検討。移住希望者からの相談では「物件が見つからない」という声が多いため、町内の不動産業者との連携協定を今年度中に締結し、空き家をスムーズに提供できる仕組みづくりを進めています。

野崎さんの夢として、かつての飲食店での経験を活かしカフェを開業し、そこで移住相談もできる複合的な場所を作りたいと構想しています。

役場で空き家や移住相談なども受け付けている(提供:野崎氏)
役場で空き家や移住相談なども受け付けている(提供:野崎氏)
移住フェアで本部町の協力隊と共に(提供:野崎真氏)
移住フェアで本部町の協力隊と共に(提供:野崎真氏)

このプロジェクトの地域

沖縄県

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人口 146.82万人

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エメラルドブルーの海に囲まれ、ゆったりとした時間が流れる沖縄。那覇の街歩きや国際通りのにぎわいもあれば、少し足を延ばすと集落の古民家や赤瓦屋根が残り、地域ごとの暮らしの営みが息づいています。島ごとに異なる伝統芸能や食文化が受け継がれ、祭りや行事を通して地域の人とのつながりを感じられるのも魅力です。観光地として知られる一方で、日常には市場での買い物や浜辺の散歩、庭先での交流など、温かな人との触れ合いが広がっています。都会の便利さと島ならではの自然、そして多様な文化が共存する沖縄は、暮らす人にとっても発見と喜びにあふれた場所です。

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沖縄県では、沖縄県移住応援サイト「おきなわ島ぐらし」において、沖縄移住・沖縄暮らしの「今」を発信しています。移住相談会や移住体験ツアーなどの開催案内をはじめ、『住む』『働く』『支援』『子育て』『医療』5つのカテゴリー別に支援機関などの紹介を行っているほか、市町村の生活環境や移住定住に活用できる支援制度の情報など、沖縄移住の情報収集に役立つ情報を掲載しています。

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