
挑戦する人、したい人がつながる場所【愛荘町】Meets中山道(Vol.10) 開催レポート
公開日:2026/02/26 05:56
最新情報
「興味ある」が押されました!
2026/02/26「興味ある」が押されました!
2026/02/26愛荘町および周辺地域で、挑戦する人や応援したい人が集まるコミュニティ「Meets中山道」。 第11回となる今回は、「人と人のつながり」をテーマに、それぞれのフィールドで「場」や「関係性」を紡いでいる3名のゲストをお迎えしました。
「目的のない“ゆるい場”がなぜ求められるのか?」 「つながりはどのようにして地域の力になっていくのか?」
三者三様の視点から語られた、熱いトークの様子をダイジェストでお届けします!
トークダイジェスト
◆伊藤 順純平さん(NPO法人ETIC. シニアコーディネーター): 「やりたい」を「できるかも」に変える、共創のコミュニティづくり
SoupStockTokyoでの店舗立ち上げなどを経て、30歳で「明日何をしてもいい」という自由を手にした伊藤さん。その原体験から、「人がやりたいことに挑戦する」ための土壌づくりに情熱を注いできました。 2020年に滋賀へ移住し、県との協働事業「コクリしが」を3年間推進。そこは、単なるビジネスの場ではなく、「地域や社会への想いを持つプレイヤーが、肩書きではなく“自分”として在れる安心安全なコミュニティ」でした。 今後は一般社団法人を設立し、この活動をライフワークとして続けていくとのこと。「“私”としてつながれる場を、文化として定着させたい」という静かながらも熱い決意が、会場の共感を呼んでいました。
◆里西 有里子さん(近江印刷株式会社 彦根経済新聞編集長): 小さな違和感を拾い、地域の点を線にする情報発信
長年、人事・管理の仕事に携わってきた里西さんが、2022年に「やってみたい」の一心で立ち上げたのが「彦根経済新聞(ひこけい)」です。 地域のハッピーニュースに特化し、現在は月間10〜15万アクセスを誇るメディアに成長。SNS転載ではなく、実際に足を運び、人の熱意に触れることを何より大切にされています。 「企画が完璧じゃなくても、それを動かす熱量や物語に興味がある」 取材を通じて、点在していた地域のプレイヤー同士が可視化され、線としてつながっていく。その瞬間に立ち会える喜びを語る里西さんの姿から、情報発信が「ハードルの低い社会参画」になり得ることが伝わってきました。
◆中井 健太さん(合同会社and step代表、ittekiユースワーカー): 「行ってらっしゃい」と「おかえり」で、帰りたい町をつくる
長浜市で高校生・大学生向けのフリースペース「一滴(itteki)」を運営する中井さん。 ここは「何かをさせる場所」ではありません。ゲームをしてもいいし、勉強してもいい。大人が企画するのではなく、高校生自身が「自分たちの場所」として根付かせています。 中井さんが最も大切にしているのは、進学で町を出る若者への「行ってらっしゃい」と、帰省した時の「おかえり」。 「プロジェクトがすごいから帰ってくるんじゃない。人とのつながりや、地域のおっちゃんに優しくしてもらった思い出があるから、帰りたくなる」 この言葉こそが、ittekiという場の本質であり、地域づくりの原点だと気付かされました。


交流タイムの様子
後半のグループトークでは、登壇者を囲んでさらに深い対話が行われました。 フィールドも手法も異なる3名ですが、共通して浮かび上がってきたのは**「目的をガチガチに固めない“ゆるい場”にこそ、人が集まり、化学反応が生まれる」**という実感です。
「この空気感は、数字では説明しにくいけれど、体験するとわかる」 「肩書きではなく“私”としてつながれる場が、意外とどの町にもなかった」
参加者からはそんな声も上がり、Meets中山道が目指す「ゆるやかなつながりの中から、次の一歩が生まれる場」を体現する一夜となりました。

このプロジェクトの地域

愛荘町
人口 2.14万人

Next Commons Lab 愛荘が紹介する愛荘町ってこんなところ!
愛荘町は旧中山道65番目の宿場として昔から栄え、 外から来る人を受け入れてきた歴史があります。 100年以上の歴史を持つ酒蔵や醤油蔵が今も街に残りながら、現在は滋賀県の中で2番目に「外国人人口」の割合が高い町でもあります。 町としても2021年に多文化共生推進プランを掲げており、 不易流行の精神で、より多様性を認める町になることが想定されます。便利すぎず、不便でもない、ちょうどいい町です。

















