【随時募集中】川上村の協力隊〈かわかもん〉になりたい人!おいでや!
募集終了
公開日:2020/11/27
終了日:2021/02/19

【随時募集中】川上村の協力隊〈かわかもん〉になりたい人!おいでや!

地域おこし協力隊の制度について簡単にいうと、過疎化した地域に若い人を呼び込み地域を復興することを目標として平成25年から財務省が始めた制度です。
※詳しくはリンク先の資料を参照してください: https://www.soumu.go.jp/main_content/000689418.pdf

実は、川上村も地域おこし協力隊を募集しています。全盛期の1955年には8,132人が暮らしていた川上村ですが、今や1,324人。急激な人口減少の危機的状況もある最中、8年前から現在まで協力隊を募集しており、協力隊期間を終えてからも住み続けている人の定住率は約60%になっています。

今回は、川上村の協力隊のことについて以下のことに触れながら記事を書いていきます。

・川上村とはどんな場所?
・川上村の協力隊の概要と特徴について
・川上村協力隊の募集内容(募集期間と応募方法)について
※詳しくはこのリンク先の募集要項をご覧ください:http://www.vill.kawakami.nara.jp/life/docs/2018041200028/

奈良県川上村とはどんな場所?

全国には川上村と名前のつく村が2つありますが、そのうちの1つが奈良県の南部に位置しています。「川上」と名のつくように、ここは「紀ノ川・吉野川の源流」の村です。奥地に足を踏み入れれば740haの原生林が残されており、現在は村が購入保全しています。さらに、日本最古の林業地帯でもり、目に入る山々は「杉」や「檜」が植林されています。人々は、国道169号線から26もの枝分かれした先にある集落に住んでいます。365日かけて少しずつ変わっていく季節を五感で感じながら、また、地域の人とともに生きていることを実感しながら過ごす生活があります。

川上村は奈良県の東に位置しています。山を挟んだ隣は三重県です。

川上村は奈良県の東に位置しています。山を挟んだ隣は三重県です。

川上村の湧き水を使って自家製かき氷を提供するNuunCampCafeさん。シロップも自家製で、ご自身で研究を重ねて作られたそうです。

川上村の湧き水を使って自家製かき氷を提供するNuunCampCafeさん。シロップも自家製で、ご自身で研究を重ねて作られたそうです。

川上村の協力隊の特徴はズバリ!?資源を生かした生業とクリエイター!

川上村の協力隊の募集要項では、地域振興・観光振興・集落の活性化・村の総合PR・既存施設の活性化の5項目の分野で、村民とともに共同で地域を活性化させることを目指す活動を募集しています。

そこで、川上村の地域おこし協力隊はどのような活動をしているのか、それぞれの活動の特徴をまとめてみました。現在協力隊として活動をしている人・協力隊期間を終えた人の生業の分類を行ってみると、①固定の場所が必要な村の資源を生かした生業をしている人と②村の資源にフォーカスを置いたクリエイターに分けることができると気づきました。

以下に、それぞれの活動内容をまとめています。気になる活動があれば、是非リンク先に訪れてみてください。活動のことだけでなく、川上村での暮らしなどにも触れてみてください。

①固定の場所が必要な村の資源を生かした生業をしている人

 例1)全国で問題になっている空き家を活用した宿を経営している
   ・暮らす宿HANARE ( https://hanareandinkyo.tumblr.com )

 例2)紀ノ川・吉野川水系で取れるものを販売している
   ・やまいき市

 例3)歴史ある吉野杉、檜を使用し木工品を制作している。
   ・Studio Jig( https://www.studiojig.com
   ・MoonRounds( https://www.instagram.com/moonrounds/?hl=ja

 例4)養魚場を運営し、養殖した魚を使ってアウトドアの提供をしている
   ・井氷鹿の里
    現在養魚場内の建物を活用して地域おこし協力隊としてカフェを開きたい人を募集しています。詳しくはこの記事をご覧になってください。( https://smout.jp/plans/2032

 例5)空き家を活用・奈良県産の素材を使用し自家製にこだわったカフェを開業し、1日1組限定のキャンプを経営している
   ・Nuun Camp Café( https://www.nuuncamp-cafe.com

 例6)国産木材の活用を意匠・構造の立場から提案できる建築設計事務所を始める
・未木設計舎 一級建築士事務所

②村の資源にフォーカスを置いたクリエイター

 例1)川上村での暮らしを村内外に発信する執筆家
・Anaguma文庫( https://anaguma-bunko.com

 例2)吉野林業に焦点を置いたドキュメンタリー映画の製作をしている映像作家
・Yoshino Ringyo Documentary

 例3)川上村での暮らしを村外に発信するデザイナー

このように田舎は、田舎ならではの資源を使った事業ができるほか、オンラインでの仕事をするクリエイター・エンジニアなどの拠点ともなり得ます。また、川上村の地域おこし協力隊は、基本は「提案型」です。川上村をフィールドとして、川上村にあるものを使って、自身の好きなこと・できること・やりたいことができます。

この地域おこし協力隊の制度を使い、任期中に事業の基盤を整え任期が終わった3年後でも地域で活動することができます。新型コロナウイルスの影響で人々の生き方が変わる中、思い切って挑戦してみませんか。

川上村地域おこし協力隊に興味がある方は最下部に募集要項や応募方法をまとめていますのでご覧ください。記事が参考になれば「興味ある」を押していただけますと幸いです!皆様にお会いできることをお待ちしております!

(※)「応募する」ボタンを押すことでは応募ができません。正式に川上村の地域おこし協力隊に応募する場合は、こちら(URL: http://www.vill.kawakami.nara.jp/life/docs/2018041200028/ )から、まずは「現地ツアー」にご参加していただきますようお願いいたします。
(※)今年度のこれからのツアーは、随時個別対応をしております。

木の板を曲げて家具を作るのが特徴のStudio Jigさん。木の水分量を加味しながら曲げるのは至難の技です。

木の板を曲げて家具を作るのが特徴のStudio Jigさん。木の水分量を加味しながら曲げるのは至難の技です。

執筆活動をしているAnaguma文庫さん。川上村の広報誌に毎月挟まれる暮らしの文章を楽しみにしている村民は多いです。

執筆活動をしているAnaguma文庫さん。川上村の広報誌に毎月挟まれる暮らしの文章を楽しみにしている村民は多いです。

川上村地域おこし協力隊 募集要項

※川上村公式ホームページより一部抜粋して掲載していますので、詳しくはこちらをご覧ください
http://www.vill.kawakami.nara.jp/life/docs/2018041200028/

■募集対象
(1)心身ともに健康で、積極的に関係者、地域住民と協力しながら活動に取り組める方
(2)川上村に住所を移し、居住できる方 ※現在、都市圏に居住している方が対象
(3)20歳から概ね40歳までの方
(4)普通自動車運転免許を取得している方
(5)パソコンの操作ができる方(ワード・エクセルなど)
(6)社会福祉、収益ビジネスに関わらず、様々な形で「しごと」をしていきたい方
(7)任期終了後(3年後)、移住から定住に向けたステップアップを継続していく想いのある方
(8)活動に関して法令等を遵守し、職務命令等に従うことができる方
(9)地方公務員法第16条に規定する欠格事項に該当しない方
(10)川上村地域おこし協力隊見学ツアーに参加された方
■募集人数 1名
※募集人員に達した場合は予告なく募集を終了することがあります。
■勤務地  川上村内
■勤務時間 ※パートタイムの会計年度任用職員に該当
勤務日数は、1ヶ月あたり16日(原則として週4日勤務)とします。
勤務時間は、原則として8時30分から17時15分(1日あたり7時間45分)とします。
時間外の業務が発生する場合もあります。その場合は、振替対応となります。
■雇用形態・期間
(1)新地方公務員法第17条及び第22条の2に定める会計年度任用職員として、村と雇用 契 約を締結していただきます。
(2)初年度の契約期間は、契約の日から契約する日の属する年度末(3月31日)までとします。契約締結の時期については、相談の上、調整します。活動に取り組む姿勢、成果等を勘案し、再契約できるものとします。ただし、契約期間は最長3年間。
(3)隊員として、ふさわしくないと判断した場合は、雇用期間中であっても職を解くことがあります。
■給与・賃金等
(1)報酬月額165,000円。期末手当あり。
(2)社会保険(厚生年金・健康保険)、雇用保険
(3)有給休暇あり
(3)副業可(要相談)
■待遇・福利厚生
(1)住居は、村で確保した住宅に入居いただきます。家賃は村が負担。(生活用品や光熱水費等は自己負担)
(2)引っ越しに必要な経費については、隊員負担とします。
(3)隊員の活動に係る費用は、「川上村地域おこし協力隊活動支援金支出規定」により年間100万円まで村が負担します。(住宅の家賃、修繕は村が負担。活動用車両の確保が条件に該当する場合は支援あり。)
(4)隊員卒業後も定着を考える隊員には、採用3年目ないし卒業1年目に「川上村地域おこし協力隊起業支援補助金」を活用することができるほか、地域資源を活用した商品の開発や起業、既存商店のリニューアル等に対し補助する「川上村産業振興支援補助金」などさまざまな支援を行います。
その他、詳細については川上村ホームページをご覧ください。
http://www.vill.kawakami.nara.jp/life/docs/2018041200028/
問い合わせ先
〒639-3594 奈良県吉野郡川上村大字迫1335‐7
      川上村定住促進課(地域おこし協力隊募集係)

幅広い木工製作をしているMoonRoundsさん。木に描かれている自然な模様を活かしたうつわが特徴的です。

幅広い木工製作をしているMoonRoundsさん。木に描かれている自然な模様を活かしたうつわが特徴的です。

川上村で唯一の気軽に手ぶらで釣りが楽しめる施設の井氷鹿(いひか)の里。真後ろには川魚の養魚場があります。

川上村で唯一の気軽に手ぶらで釣りが楽しめる施設の井氷鹿(いひか)の里。真後ろには川魚の養魚場があります。

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川上村
高田彩子が紹介する川上村ってこんなところ!

吉野川(紀ノ川)に沿いに通る国道169号線からそれぞれの地域に枝分かれし、合計26個の地域からなる川上村。そこには、365日かけて少しずつ変わっていく季節を五感で感じながら、また、地域の人とともに生きていることを実感しながら過ごす生活があります。
スーパーまでは車で約30分。決して利便性があるとは言えませんが、地域で取れるお野菜や地域内の湧き水を使った料理・目の前に広がる山・綺麗な星空・透き通る川で自然を感じ、のびのびと過ごすことができます。都会では味わえない、日々の小さな幸せを川上村で味わいませんか?
●川上村HP - 移住・定住情報 –
http://www.vill.kawakami.nara.jp/move/
上記サイトから補助金・物件の紹介の詳細などを見ていただくことができますので、ぜひご覧ください。

高田彩子
川上村役場/一般社団法人おおずみ舎
奈良県川上村の川の気持ち良さに惚れ、2020年に川上村に移住して地域おこし協力隊として仕事をしていました。 2019年に大学を卒業し個人事業主としてグラフィックデザインの仕事を始め、協力隊としては自身の仕事の幅を増やしていけるように、カメラを使って日常や地域の人との交流を発信しておりました。 協力隊期間を終えてからは個人の仕事を続けつつ、行政や民間団体と関わったお仕事(ネットワーク整備や場づくり)をしています!
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