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【オンライン開催】森林と共に生きる。由緒ある木工の街で学ぶ「循環型工業」

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2021/02/17

江戸時代、日光東照宮造営のため全国から集まった腕利きの木工職人が、滞在した宿場町・鹿沼。その職人たちが伝承した技術を受け継ぐのが星野工業です。

創業時は桶作りを生業としていましたが、伝統を守りながら時代にあった製品づくりを目指し、現在その製品はキッチン、バス用品からオフィス家具、遊具に至るまで多岐に渡ります。

一つ一つの商品は、良質な木材が取れる鹿沼産を使い、工場内で乾燥させた木材を、製品のサイズごとに製材し、各パーツの形になるように加工。出来上がったパーツを職人が丁寧に組み立て完成します。

木工製品というと、一人でゼロから完成させるイメージがありますが、幅広い製品を製造する星野工業のものづくりは少し異なります。30名居る職人がチームとなり「まな板用の製材作業」や「机の足のパーツ作り」など日によって作る製品や作業内容が異なります

ー体験先情報(星野工業株式会社)ー 桶作りを生業として創業した星野工業。日本古来より親しまれ、愛され続ける木製品を一筋に作ってきました。そして現在、長年培ってきた技術と経験を活かし、“変化への対応”を掲げ、前に進みます。

※コロナ禍のためオンライン開催へ変更しました(2021/02/16)

実際に木材に触れ、職人の業を間近で見る体験

星野工業では、節の位置や樹種、木目など材木の特徴を見抜き、どんな製品に適しているかを考えて材木を無駄なく加工していきます。その加工には熟練した職人の技術が必要だそう。

この体験では、木材干し、加工された木製パーツの整頓、製品の梱包など木工業の一端をお手伝いいただきます。体験日によって作業が異なりますが、実際に木材に触れ、職人の業を間近で見る貴重な機会になるでしょう。

また、環境への取り組みも多く行っているのも特徴です。製品には森林の成長を促すため間引かれた「間伐材」や、鹿沼産の木材を積極的に利用。さらに、加工の過程で発生した木屑を燃料にしているため、二酸化炭素の排出も少ないそう。

今あるものを余すことなく活用する星野工業のスタイルは、他の仕事をする際にも役立つ視点を与えてくれそうです。

木材もアイデアも「循環」が大事

「日本に木造住宅の文化が根付いているのも日本の木々が四季の変化に対応しているからなんです。だからこそ、安心・安全な木材をずっと使っていただきたいので、木が循環する仕組みを作りたいですし、国産材を扱いたいと考えています。」代表の星野さんはそう語ります。

「木製品の素材について、その産地や樹種についてまで考えることはあまり無いと思います。もっと関心を持っていただけて、国産材製品を買って応援していただけるようになったら、それだけ日本で快適に使える製品が世の中に増えるということ。将来的にはそういう方が増えるといいなと思います。」

商談会などにも自ら出向き、お客さまの声を積極的に聞いているという星野さん。その話の中から新たな商品のアイデアが生まれることもあるんだとか。「木材もアイデアも『循環』が大事ですね。」と笑う星野さんの一言が印象的でした。

また星野工業では現在製造スタッフも募集しています。鹿沼市への移住に興味がある方はもちろん、ものづくりの仕事に携わりたい方もぜひご参加ください

募集要項

開催日程
1

2021/02/26 〜

所要時間

80分

費用

無料

集合場所

オンライン

その他

・最小催行人数:1名 ・解散場所:オンライン ・スケジュール: 10:00-10:20 ・ごあいさつ        ・鹿沼市の紹介     10:20-10:50 ・しごとと暮らしについて          -仕事と働き方について          -鹿沼市のくらし 10:50-11:20 ・質問&感想        ・まとめ

このプロジェクトの経過レポート

このプロジェクトの地域

栃木県

鹿沼市

人口 8.96万人

鹿沼市

鹿沼移住プロジェクトが紹介する鹿沼市ってこんなところ!

そこそこ便利で、ほどよく田舎。 清流がせせらぎ、森が香り、かつて人が行き交った宿場町。 東京から1時間ちょっとの距離にありながら、自然が豊かなものづくりの街。 それが鹿沼市です。

この体験では、鹿沼市の魅力的な仕事場を訪問し 仕事体験や地域の方との交流を通じて、 鹿沼をより深く知っていただくことができます。

仕事と暮らしのバランスが”ちょうどいい”ーー

鹿沼で自分らしい働き方、暮らし方を探してみませんか。

このプロジェクトの作成者

プロフィール画像

鹿沼市は、関東の北部・栃木県の中部に位置する市。人口は約9万5千人。人口は県内第7位での市です。

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