
農業と人と関わる仕事の両立を望むあなたに!
最新情報
経過レポートが追加されました!「夢を形にするための現地見学」
2021/11/27経過レポートが追加されました!「オンライン現地見学第3弾」
2021/11/27自然豊かな三木里町で農と福祉に関わる仕事。 \こんな人におすすめです!/ ・海山川の自然豊かなまちに移住したい ・地域に根ざした仕事と暮らしを求めている ・農業に興味がある・やってみたい ・人の役に立つ仕事をしたい ・海が好き、山が好き、熊野古道が好き ・自分のスキルを活用したい ・就職に繋がる活動がしたい * 尾鷲市は、9つの漁港があるものの、ある程度ボリュームのある農地は市内に2箇所しかありません。三木里町はその1つ。そして唯一漁港を持たない集落でもあります。そのためか、どこか長閑な穏やかな空気が流れています。現在の人口は600人弱。2015年に「紀伊山地の霊場と参詣道」に世界遺産登録された熊野古道・伊勢路の最難関と謳われた八鬼山を超えた麓に位置します。 今回のプロジェクトでご紹介する「やきやまふぁーむ」は、まさに八鬼山から里に下ったところに位置する農場です。農業を通じて障害を持った方の就労継続の支援をする障害者スタッフ支援員を募集します。普通自動車運転免許以外は、特定の免許・資格は必要ありませんが、サービス管理責任者として実務経験のある方や療育を学んだ方、栄養士、メンタルヘルスの分野で実務経験のある方など、これまでのスキルを発揮しつつ、海・山・川と自然の豊かな三木里町での田舎暮らしはいかがでしょう。就業時間も7時〜16時と田舎時間。日のあるうちに仕事を終えて、釣りをするもよし、マリンアクティビティーを日課にするもよし、家庭菜園で汗を流すことも可能です。あなたのスローライフを実現する選択肢の1つがここにあります。
三木里町というところ
三木里というと東紀州の方は「海水浴場やね。夏はよく行ったで〜。」と口を揃える三木里海水浴場。白い砂浜と黒松の松林が美しいのですが、この黒松は、多くの犠牲者を出した宝永地震(1707年)の後、紀州藩主吉宗公の命で防風・防潮林として植えられました。 三木里町は、漁港を持たないため、林業や石材業を生業とされた方が多くいらした一方で、江戸時代に一世風靡したお伊勢詣でからの熊野三山行脚の道「熊野古道・伊勢路」の最難関「八鬼山」を超えた里であったことから宿場町でもありました。 黒潮の流れる熊野灘の間近に標高1600m級の大台山系がそびえるため、降水量では毎年1位2位を争っています。 そのお陰で豊かな海と森に恵まれました。ただし雨の日が多いわけではありません。1度に降る量が多いということですのでご心配なく。 伊勢から続く熊野古道・伊勢路の峠道は、苔むした石畳が有名ですが、車も重機もない時代に道を守るために敷き詰められたもの。 果てしのない労力と忍耐力に本当に頭が下がります。 現在の三木里町は、スーパーやコンビニなど当たり前のものはありませんが、尾鷲市街まで無料の高速道路を使用し15分程度。生活しやすい環境です。 ついでにいうと信号機もありませんが、郵便局や信金、クリニックにガソリンスタンドもありますので、漁村集落の方にはなんでもあると評価されたりもします。


やきやまふぁーむのしごと
やきやまふぁーむは、2009年(平成21年)に農業を通じて障害者の方々の就労支援を目的に設立され、現在は就労継続支援B型事業所として運営されています。 主な生産物は菌床栽培によるしいたけで、3棟の巨大なハウスの中で常時2万個。 年間4万個の菌床を管理し、完全無農薬で栽培から加工までを行なっています。 しいたけ以外にもトマトのハウスが1棟と路地野菜の栽培も行われています。 取材に伺った3月初旬には、玉ねぎ、にんにく、ジャガイモ、ヤツガシラ、えんどう豆が元気に生育中で、これから定植される落花生やかぼちゃの準備が行われていました。 これらのしいたけと野菜は、全て個々の障害に合わせた作業プログラムの元、障害者の方が生産されています。支援員さんのお仕事は、障害を個性として捉え、自立するための伸び代をサポートするのが重要だなぁと取材を通して感じた次第です。 海・山・川の自然に恵まれた場所に住みたい。農業をしてみたい。人との関わることを仕事にしてみたいという希望をお持ちの方にはまさにぴったりのプロジェクトではないでしょうか。 明るく元気で、前向きな意欲のある方、元気な挨拶で場の空気を盛り上げられる方は特に大歓迎とのことですので、ピンと来た方は応募ボタンをクリックしてください。 現在就労している障害者の方は18名。熊野市、紀北町、尾鷲市内から自家用車、電車通勤されています。


しいたけのこと
やきやまふぁーむで栽培されているしいたけは、菌床栽培によるものです。 おが屑を固めたものを菌床にして、そこに菌を打ち付けたブロックがハウスの棚に並ぶ様は圧巻です。しいたけというと原木しいたけをイメージしますが、それもそのはず、菌床栽培はまだ30年ほどの歴史で、現在でも改良や特許申請が頻繁に行われる栽培方法だそうです。 温度管理されたハウス内で育つしいたけは、ぷっくりとした肉厚の傘と、太い軸までも美味しそう!! 取材に伺った時には、障害者スタッフさんが1つ1つの菌床ブロックから出荷に適したサイズのしいたけを収穫していました。 丁寧な作業に育てているしいたけへの愛情を感じます。 出荷は、生椎茸と干し椎茸、スライスした加工品も扱っていて、ネットで販売も行っています。 その他、自社の販売所や尾鷲市内のスーパー内の地元野菜コーナーでも販売されています。 農産物は、生産者を映す鏡。生き生きと鮮度の高いしいたけや野菜たちをこれからもより多くの人に届けたいと、スタッフ・支援員一同が一丸となって取り組む素敵な事業所でした。
【急募】明るく元気で前向きな人と土いじりが大好きなあなたを募集しています。
<募集職種>障害者スタッフ支援員 募集人員:2名 年齢:50歳まで 給与:20〜30万円/月 必要な資格・免許:普通自動車運転免許 試用期間:6ヶ月 就業時間:7:00〜16:00 休憩時間:60分 休日等:週休二日制 住宅:単身用・世帯用の入居可能住宅を用意
<応募について> 応募希望者は、プロジェクト内の「応募したい」ボタンをクリックしメッセージに下記情報を入力ください。後日、事業者様へお取次ぎいたします。応募者情報 ・ 氏名(ふりがな): ・ 年齢: ・ 性別: ・ 現住所: ・ 連絡先: ・ その他:(※前職の経験・スキル、簡単な自己紹介等。)
<求人者情報> 法人名:株式会社やきやまふぁーむ 所在地:三重県尾鷲市三木里町249番地1


このプロジェクトの経過レポート
このプロジェクトの地域

尾鷲市
人口 1.40万人

尾鷲市定住移住コンシェルジュが紹介する尾鷲市ってこんなところ!
三重県南部の熊野灘に面し、温暖多雨な気候と黒潮によって古くから漁業、林業で栄えてきた尾鷲市。世界遺産・熊野古道伊勢路が通い、全国有数の降水量を誇る『雨の町』としても有名です。
このプロジェクトの作成者
「尾鷲に新しい人の流れをつくる」をミッションとして、尾鷲市内にある築90年の古民家を活用した事務所『おわせ暮らしサポートセンター』を構えて活動中。尾鷲での定住や、地方での豊かな暮らしを求めて尾鷲への移住を目指す人に向けた、空き家バンク・仕事バンク・移住体験住宅などの多彩な定住移住サポート業務を行っています。