目指せ職人!三重県指定伝統工芸品「那智黒石」に携わる後継者候補を大募集
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公開日:2021/05/06
終了日:2021/07/30

目指せ職人!三重県指定伝統工芸品「那智黒石」に携わる後継者候補を大募集

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三重県熊野市は人口16,200人ほど、65歳以上の高齢化率は44%と過疎・高齢化が進んだ小さなまちです。若い人は企業を求め市街に転出する傾向があり、市内事業所での働き手の減少と共に、事業主の高齢化による事業承継も喫緊の課題となっています。

そのような中、日本で唯一熊野市神川町(かみかわちょう)でのみ採取できる那智黒石(なちぐろいし)は、碁石の黒石として有名であり、そのほかにも硯やアクセサリーなどに加工されています。また、令和2年に特許庁の地域団体商標に登録され、伝統工芸品として更なる振興が期待されています。

そこで、熊野市では那智黒石の更なるPRや販路拡大、那智黒石産業の新たな担い手として地域おこし協力隊を募集します。

那智黒石をもっと身近に

那智黒石を取り扱う事業者では「熊野那智黒石協同組合」を設立しており、現在の組合には5つ事業者が加盟しています。那智黒石産業の維持・発展のために担い手を大募集!

地域おこし協力隊員には、組合事務局や事業者の皆さんとともに次の業務を担っていただきます。
【地域おこし協力隊業務内容】
①那智黒石の製造に係る業務
②那智黒石の更なるPRや販路拡大に係る業務
③那智黒石の新商品開発に係る業務
④熊野那智黒石協同組合ホームページの管理に係る業務
⑤その他、那智黒石の振興に係る業務

那智黒石、職人さんのインタビューはYouTube動画をぜひご覧ください
▼【三重県熊野市】職人が作る質の高い硯や置物!那智黒石から生まれた特産品をご紹介
https://www.youtube.com/watch?v=FklXiYyslWA

熊野市神川町はこんなところ

熊野市神川町はこんなところ

那智黒石から硯を作る作業

那智黒石から硯を作る作業

新しい視点で那智黒石の活用を一緒に考えましょう

那智黒石は碁石、硯、試金石にエステストーンなど原石を活用してつくる商品や、コップ、置物など粉末にして樹脂と混ぜ合わせて作る粉末成形品があります。

あなたの培ってきた経験を生かして、新しい商品開発に向けたアイデアをお待ちしています。

原石を活用した商品

原石を活用した商品

原石の他にも粉末にすることで色んな商品が作れます

原石の他にも粉末にすることで色んな商品が作れます

応募条件や勤務内容は次のとおり

【勤務条件】
①概ね20歳以上45歳未満(性別不問)
②3大都市圏内の都市地域若しくは一部条件不利地域又は政令指定都市に在住しており、採用後市内の活動地区に生活拠点を移し、住民票を異動できる者
③過疎地域の活性化に意欲があり、集落になじむ意思のある者
④普通自動車免許を取得し、運転できる者
⑤活動期間後に地区内に定住する意思がある者
⑥地域の行事やイベントに参加・協力し、積極的に地域と関わることができる者
⑦那智黒石のPR・加工・販売に熱意をもって取り組む意思のある者

【応募手続及び場所】
(1)受付期間
令和3年7月30日(金)まで(土曜日、日曜日、祝日を除く)
午前8時30分から午後5時15分まで受付
※郵送による場合は、当日必着有効

(2)提出書類
①履歴書
②レポート 「自身の経験と那智黒石について」をテーマにA4用紙1枚程度(書式自由)で作成してください。

(3)受付場所
郵便番号519-4392
三重県熊野市井戸町796番地
熊野市役所 水産・商工振興課 商工業振興係(熊野市役所4階)まで持参か郵送で応募してください。

(4)その他 『お試し体験について』
応募にあたっては、実際の仕事内容等についてお試し体験として、現地にて那智黒石の加工等を見学していただきます。随時受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
日程や費用負担等詳細については、別途文書で通知します。
なお、現地までの往復交通費は参加者負担となります。

【勤務条件】
(1)勤務場所 
熊野那智黒石協同組合事務局(熊野商工会議所内)及び市内事業所
(2)報酬
月額178,000円(6月、12月期末手当あり)
(3)各種加入保険
雇用・厚生・健康等
(4)勤務日及び勤務時間
原則平日、8時30分~16時30分まで
土日勤務がある場合は代休等で対応
(5)雇用期間
委嘱日から1年間。最長で採用日から3年間まで延長可。
会計年度任用職員として市が雇用します。
※協力隊としてふさわしくないと判断した場合は、委嘱期間中であっても委嘱を取り消す場合があります。
(6)住居
市で用意した住居(神川町内予定)に入居していただきます。
(7)活動に要する経費
予算の範囲内で支給します。
(8)定住に関する支援
委嘱期間終了後、熊野市に定住を希望する方に対して、定住に向けた支援を行います。

生活する地域

生活する地域

地域には桜が素敵な学校もあります(休校中)

地域には桜が素敵な学校もあります(休校中)

プロジェクトの経過レポート
2021/06/21

那智黒石について現地にて見学いただけます

三重県のまん延防止等重点措置が解除されたことに伴い、那智黒石の体験を実施できるようになりました。
次のスケジュールで開催いたします。

日程は2つご用意いたしました。地域おこし協力隊に応募を検討されている方は、7月6日までにどちらかご希望の日程をお申込みください。

◆日程
日程1 7月10日(土)~11日(日)
日程2 7月12日(月)~13日(火)

◆スケジュール
【1日目】
13時30分 熊野市駅集合
14時00分 神川町(那智黒石の里)到着
      加工場、採石場の見学、那智黒石協同組合との意見交換会
17時00分 神川町出発
17時30分 ホテル到着


◆ご案内
・自宅から熊野市までは自己負担でお越しください
・本市にお越しいただくことにあたりましては、PCR検査結果までは求めておりませんが、これからお越しいただくまでの期間につきましては、毎日検温等を行うなど体調のご確認をお願いします。
・今後の新型コロナウイルス感染症の感染状況によっては体験を中止する場合がございます。

2021/05/17

那智黒石は令和2年2月13日に熊野那智黒石協同組合が商標権者となり「地域団体商標」として登録されました。

ホームページもありますが、職人さんでは簡単な更新しかできていないのが実状で、那智黒石の魅力などをどう情報発信していくのか、これも地域おこし協力隊として来ていただく方の腕の見せ所となります。

2021/05/17
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現在那智黒石の加工などを手掛けている職人さんのところにお邪魔しました。

写真のような硯など身の回りで使うものを作ることもできます。

職人さんは材料となる石を簡単に割っているように見えるのですが、簡単に見せるのも技術とのことでした。

う~ん奥が深い!

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熊野市
中嶋 竜也が紹介する熊野市ってこんなところ!

三重県熊野市は紀伊半島の南東部に位置し、産業としては、農林水産業のほか、近年では世界遺産に登録された「熊野古道」をはじめ、海と山それぞれに絶景を望める場所が数多くあることから、インバウンドを含む観光客が多く訪れる「世界遺産のまち」として観光業が発展しています。 
また、豊富な自然を生かしたアウトドアスポーツも人気で、海ではSUPをはじめとしたマリンスポーツ、山ではボルダリングやトレイルランニングができます。
また、七里御浜海岸(しちりみはまかいがん)で行われる熊野大花火大会はぜひ体験していただきたい全国屈指の花火大会です。

中嶋 竜也
熊野市役所

三重県熊野市役所で移住定住の担当をしています。三重県熊野市は豊かな自然、多くの世界遺産をもっており、子育て支援も充実しています。
新しい働き方やライフスタイルが生まれてきている今こそ、魅力ある熊野市への移住を考えてみませんか。

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