【応募5/23まで】空き家問題に挑戦する地域おこし協力隊を募集します!【滋賀県近江八幡市】

お仕事
公開:2025/04/09 ~ 終了:2025/05/23

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「興味ある」が押されました!

2025/04/15

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2025/04/15

近江八幡市は滋賀県のほぼ中央に位置し、琵琶湖の東側に広がるまちです。 JR京都駅まで約30分、大阪駅まで約1時間と、都市部へのアクセスが良く、暮らしやすい環境が整っています。 また、観光や歴史・文化の魅力も豊かで、全国から多くの人が訪れます。 近江商人が築いたまちなみや、「八幡堀」、織田信長ゆかりの「安土城跡」、滋賀県内で最も多くの観光客が訪れる「ラ コリーナ近江八幡」、日本唯一の淡水湖に人が暮らす島「沖島」など、見どころがたくさんあります。

そんな魅力あふれるまちですが、一方で地域の暮らしに影を落とす課題もあります。

〇空き家の数、ご存じですか?

〇 空き家の数、ご存じですか? 日本全国の空き家は約900万戸に上り、この5年間で51万戸も増加しています(総務省「住宅・土地統計調査」より)。この30年間で空き家の数は約2倍に増え、全国的に深刻な社会問題となっています。 本市でも例外ではありません。過去の調査で約500戸の空き家が確認されています。これらは、防災上の課題や景観の悪化など、住民の生活環境に影響を及ぼす要因となっています。

〇 なぜ空き家は放置されるの? 空き家が発生する原因の約50%は相続によるものといわれています。 相続後すぐに対応できず、次のような理由で放置されるケースが見受けられます。 ・「しばらくはこのままでいいのではないか」と考えてしまう。 ・「管理の必要性は分かっているが、遠方に住んでいるため難しい」 ・「相続人が複数いて話がまとまらない」 ・「思い入れがあり、手放すことにためらいがある」 ・「どこに相談したらよいか分からない」 ため後回しにしてしまう。 また、日本では遺言書を作成する人が約10%にとどまるといわれています。 生前に「家をどうしてほしいか」を決めないまま相続が発生し、相続人同士で話がまとまらず、そのまま放置されてしまうこともあります。

〇 必要な対策とは? ① 空き家相談窓口 空き家を「何とかしよう」と思っても、実際に、「どこに相談すればよいか分からない」という声が多くあります。 空き家問題の解決には、相続登記や境界確定、不動産業者や解体業者の選定など、複雑な手続きが必要で、個人だけで対応するのは難しいのが現状です。

そのため、空き家所有者の悩みに寄り添い、解決をサポートする相談窓口が必要です。

その他にも、

② 空き家利活用のモデルケースづくり 「使われていない空き家を、どう活かせるか?」を考え、実際に地域で活用できるモデルケースをつくることが大切です。 例えば、 ・空き家を移住希望者向けの住居に活用 ・ゲストハウス、カフェ、シェアオフィスなど、新たな地域の拠点に

こうした事例をつくり、「空き家=活用できる資源」という意識を広めていくことが重要です。

〇地域おこし協力隊を募集します!

このような背景から、空き家の相談対応を含む、流通促進・利活用の推進に向けて活動いただく、地域おこし協力隊を募集します!

・空き家所有者の相談に乗ったり、課題解決をサポートしてみたい! ・空き家を活用してカフェやシェアオフィスを作ってみたい! ・空き家を活用したイベントや地域づくりの企画・運営にチャレンジしたい! ・地域の方や事業者、他の協力隊員と一緒に、新しいことを仕掛けてみたい! 等々

市内外の関係者と信頼関係を築きながら、活動できる隊員を求めています!

〇任期中(3年間)の活動のイメージ(一例です) ■1年目:空き家について知る、自分を知ってもらう ・市の空き家担当部署の調査等に随行、市内の各学区でのヒアリング ・市内で活動している現役協力隊や協力隊OB・OG、まちづくり団体や協力事業者とのネットワークづくり ・市外、県外の他地域で空き家をテーマに活動する隊員等の視察 ・市の広報等を通じた、空き家問題に関する周知啓発 ・空き家相談会の開催

■2年目:試してみる 1年目の活動に加えて、 ・個別空き家相談の試行的な実施 ・空き家バンクの活用の検討

■3年目:任期終了後に向けて 2年目の活動に加えて、 ・具体的な事業の企画 ・定住に向けた活動 等

〇任期後のイメージ ・空き家相談の総合窓口に係る団体の設立 ・活動を通してつながった近隣企業や団体への就業 ・活動中に自身で借り上げた空き家を活用したカフェや民泊の開業 など

具体的な活動内容は、本人の意向も踏まえて、採用後に協議のうえで決定します。 「空き家問題の解決に関わりたい」という方は、ぜひご応募ください。

▼募集要項はこちら▼ https://www.city.omihachiman.lg.jp/soshiki/jyutakusesaku/osirase/29939.html 応募に関する詳細は、市ホームページに掲載しています。 詳しくは、上記URLからご確認ください!

※応募したい方はまずこのページの「興味ある」または「応募したい」ボタンを押してください!

募集要項

業務内容

【主要な活動】は(1)を基本とし、【その他の活動】は応募者の希望や適性に応じて自由にご提案ください。活動の内容は応募者と市の双方協議のうえ決定します。

【主要な活動】 (1)空き家所有者の相談と流通促進に係る活動 【その他の活動】 (2)空き家の利活用に係る活動 (3)空き家等の状況把握に係る活動 (4)地域内外の連携 (5)その他

必須経験やスキル

次のすべてを満たす方を対象とします。 (1) 三大都市圏(東京・名古屋・大阪)をはじめとする都市地域等に居住している、または 地域おこし協力隊であった方(同一地域における活動2年以上、かつ解嘱1年以内)で、 隊員としての活動が決定した後、近江八幡市に住民票及び生活拠点を移動できる方 ※地域要件については、総務省「地域おこし協力隊」ウェブページに掲載されている「特別交付税措置に係る地域要件確認表」をご確認ください。 (2) 活動期間終了後も、近江八幡市で引き続き定住を考えている方 (3) 心身ともに健康な状態で地域活動に意欲をもって積極的かつ誠実に活動できる方 (4) パソコン(ワード、エクセル、パワーポイント)の操作ができ、SNS 等を活用した情報発信ができる方 (5) 地域の特性を尊重し、地域とのコミュニケーションが図ることができる方 (6) 土日及び夜間の行事参加や会議出席など、不規則な職務に対応できる方 (7) 地方公務員法第16条に規定する欠格事項に該当しない方

あれば歓迎する経験やスキル

(1) 不動産会社や空き家に関する仕事に従事した経験がある方 (2) まちづくり会社や団体等に従事した経歴がある方 (3) デザイン会社に従事した経歴がある方 (4) 新規事業の企画・マネジメントの経験がある方 (5) 多様な事業者・団体との業務連携・調整の経験がある方 (6) 宅地建物取引士、建築士など専門的な資格、スキルを保有している方 (7)大学、専門学校等で、建築、デザイン、社会学、まちづくり分野等を専攻した経歴がある方 等

給与

「あれば歓迎する経験やスキル」に 該当する場合 月額271,000円 該当しない場合 月額210,000円 ※該当の有無は選考時に判断し、これにより報償費を決定します。 ※従事期間の実績により、期末手当(6月、12月)を支給します。 ※支払時には、所得税を源泉して支払います。 ※雇用形態がないことから、所得税の年末調整は実施しません。自ら税務署への確定申 告が必要です。 ※月途中で委嘱した場合は、日割り計算して支払います。 ※報償費とは別に市との契約に基づき、委嘱期間に応じて活動経費を支給します。 ※近江八幡市地域おこし協力隊設置要綱に基づき報償費、活動経費の見直しを行う場合があります。

雇用形態・勤務時間

・近江八幡市地域おこし協力隊設置要綱に基づき、市長が委嘱しますが、近江八幡市と雇用契約及び雇用関係はありません。 ・1日当たりの活動時間は、原則として8時間とします。(1か月当たり160時間) ・1か月当たりの活動日数は、原則として20日間とします。 上記は近江八幡市地域おこし協力隊設置要綱に基づく規定であり、具体的な活動方法は協議の上決定します。 ※所定の活動時間を下回った場合は、その分の報償が減額となります。

その他

応募に関する詳細は、市ホームページに掲載しています。 https://www.city.omihachiman.lg.jp/soshiki/jyutakusesaku/osirase/29939.html 詳しくは、上記URLからご確認ください!

近江八幡市

このプロジェクトの地域

滋賀県

近江八幡市

人口 7.87万人

近江八幡市

近江八幡市が紹介する近江八幡市ってこんなところ!

本市は、湖上の交通路と陸上交通路の要衝地として発展し、各時代の重層的で多様な歴史文化が現在のまちの趣や品格を形成しています。 戦国時代に楽市楽座令が布かれた地域として、古くから商人の往来があり、本市は、外から多くの人々を受け入れてきた長い歴史と、各地からの物資や情報が集積する地としての性格を有しています。また、本市は、外から人・物・情報を受け入れるだけではなく、江戸時代から他国で商いを行う(行商、出店)、旅行者としての長い歴史も有しています。 本市には、琵琶湖の豊かな水及び土壌のもとで長年受け継がれてきた伝統野菜や湖魚を使った伝統的な郷土料理、市内各地で様々に発展してきた集落の生活文化、火祭りをはじめとした特色ある祭礼及び年中行事、内湖、湖上交通等に支えられたヨシ製品などの産業・生業が、暮らしの中に脈々と息づいています。 また、八幡商人の倫理及び道徳をはじめ、ウィリアム・メレル・ヴォ-リズの活動にも見られる「社会貢献」の精神風土が現在も大切に受け継がれています。

このプロジェクトの作成者

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近江八幡市といえば、多くの映画ロケ地にもなる「八幡堀」、織田信長の居城であった「安土城址」、風情ある西の湖の水郷景観に、琵琶湖唯一の有人島である「沖島」など、歴史と文化、そして自然が調和したとても風光明媚なまちです。 ですが、近江八幡の本当の魅力はそこで暮らす、関わる「人」にあります。「三方よし」で知られる八幡商人(近江商人)や、名誉市民第1号でもあるウィリアム・メレル・ヴォーリズの社会貢献の精神は脈々と受け継がれ、今なお市民活動がとても盛んな地域です。 とても熱意のある、とてもおもしろい人たちがこのまちにはいます。そんな人たちと一緒になってまちを盛り上げる仲間に加わってもらえませんか!?