発祥の地でぶどう山椒農家のお仕事体験の募集!|きとら農園
体験する
公開日:2021/10/05
終了日:2025/03/31

発祥の地でぶどう山椒農家のお仕事体験の募集!|きとら農園

弘法大師空海が開創した高野山の麓、標高600mの山中で運営を行うきとら農園。そのオーナーである新田清信さんは、有田川町が発祥の地であるぶどう山椒農家です。

きとら農園という名前の由来は、かつて空海が有田川町周辺で祈祷をし、田を開いたという言い伝えから、この周辺一帯が「祈祷田(きとうだ)」と呼ばれ、後にその呼び名が訛って「きとら」と言われるようになった地元の風習にちなんでいます。

新田さんは、この地で土地の購入から、整地作業、山椒の苗木の栽植まで、一から農園をつくり上げてきました。全国有数の産地である有田川町のぶどう山椒農家も高齢化が進み、新田さんはこの町で最年少のぶどう山椒農家として活動しています。

今回体験できる内容

ぶどう山椒は“緑のダイヤ”とも呼ばれ、最高級品として扱われています。新田さんは、4月から8月末頃までを山椒農家として活動しており、収穫した山椒は卸しやネットショップで販売しています。2020年からは、実山椒と乾山椒、そして希少価値の高い花山椒の販売も開始しました。

時期によって農園での作業内容は変わりますが、1日を通して農家の方の仕事に触れることで、仕事内容はもちろん、就農にあたって必要な素養や意識などが学べることでしょう。

仕事と暮らしをデザインする

有田川町の清水地域で生まれ育った新田さんは、和歌山市内の高校進学をきっかけに地元を離れ、その後は愛知と東京で生活を送っていました。

地元へのUターンと就農を決意したのは、2011年のこと。結婚がきっかけでした。それから新田さんは、東京で暮らしながら農園の土地購入や整備など、時には地元に住む家族の助けを借りながら移住の準備を行ってきたと言います。

そして、苗木の栽植から5年後、ようやく山椒の実が収穫できるようになった頃に、和歌山県へUターン移住を果たしました。

移住後は、農園から車で1時間弱の距離にある海南市で生活をスタート。現在も、新田さんは自宅のある海南市から通いながらの農作業に勤しんでいます。その背景を新田さんはこう話します。「家族がいる場合は、子どもの学校や妻の仕事のことを考えると、僕みたいに街に住んで山に通うという暮らし方もあると思うんです」。

1年のうち半年弱を山椒農家として活動し、秋は桑の葉の収穫と桑の葉茶の製造、そして冬になると庭師の仕事を請け負いながら生計を立てているという新田さん。「暮らしをデザイン」しながら、海外での山椒への評価を通して、新たな魅力を発見するなど、山椒農家としてのやりがいもますます感じていると言います。

会社勤めを離れて、自分の力で何かを作り上げてみたいと思う方は、一度、新田さんに話を聞いてみてはいかがでしょうか?

イベント・ツアー内容

所要時間:1泊2日程度 ※ご都合に合わせて調整可能です。

費用:無料(宿泊費別)※宿泊費は一部補助あり。

最小催行人数:1 人

集合場所:和歌山県有田郡有田川町清水757

解散場所:和歌山県有田郡有田川町清水757

スケジュール

1日目(13:00~17:00)
1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認
2.きとら農園の説明
・農作業に関する説明
・和歌山たびと企画の説明
3.仕事のお手伝い
・農園での作業のお手伝い
※実際の仕事状況によって変更があります。

2日目(9:00~17:00)
1.仕事のお手伝い
・農園での作業のお手伝い
※実際の仕事状況によって変更があります。
2.最後のまとめ
・体験の感想、質疑応答

主催:わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクト
プロジェクトの経過レポート
2023/07/03

● 参加者からの感想が届きました!

天候が不安定な中、開催していただき大変感謝しております。山椒の実と葉っぱから常に新鮮な山椒の香りがしていて体験中とその後しばらくはスッキリとした気分でした。いろいろなお話をお聞きすることができて山椒への興味はますます高まりました。ありがとうございました!

登録しよう!

にユーザー登録して もっと活用しよう!無料

  • 地域をフォローできるようになり、地域の最新情報がメールで届く
  • あなたのプロフィールを見た地域の人からスカウトが届く
  • 気になった地域の人に直接チャットすることができる
有田川町
わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクトが紹介する有田川町ってこんなところ!

清流 有田川が育む山椒とみかんの郷
【吉備地域・金屋地域】
全国的にも有名な「有田みかん」は地域ブランドに登録され、農家の愛情をいっぱいに栽培されています。平地から山の傾斜にかけて、一面にみかん畑が広がっています。
【清水地域】
日本の棚田百選に選ばれた「あらぎ島」があり、その周辺地域は、平成25年「国選定重要文化的景観」に選定され昔ながらの風景を守っています。
清水地域は、山林面積が約80%の山間部であり、その気候と豊かな水を生かし「水稲」や「ぶどう山椒」、「トマト」等栽培しています。
「ぶどう山椒」の発祥地で、日本有数の生産量を誇っています。
移住推進地域:金屋地域、清水地域

わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクト
わかやま定住サポートセンター
東京都に住みながら、キャリアコンサルタントとして、和歌山の仕事の情報発信や、職業体験の企画をしています。 和歌山のこと、お仕事のこと、なんでもお気軽にご連絡ください。
26
※興味あるを押したあと、一言コメントを追加できます。
icon
移住を前提として体験してみたいです
訪問しました!
移住決定しました!
{{WANTED_TEXT}}