＼リアル地方暮らしインタビュー／家族で人生を楽しむために、四万十暮らし始めました！

高知県ＵＩターンサポートセンター

高知県

#情報を集める #コミュニケーションに自信あり #アイディアを出すのが好き #セミナー・相談会 #のびのび子育て #子育て中 #お年寄りが好き #子どもが好き

コロナ禍をきっかけに、都市部を離れて地方へ移住する方が増えています。
特に子育て世代は「自然豊かな場所でのびのびと子育てしたい！」と考えることも多いのでは？
理想的な“子育てターン”を実現した先輩移住者に話を聞いてきました！

移住のきっかけは『あっという間に成長する子ども』

■仕事＝人生！充実した都会暮らし

ウエディングやホテル、レストランを展開する会社に勤め、日本国内の主要都市やアメリカへの転勤を経験するなど、バリバリ働いていた横田さん。仕事を通して、色々な場所に身を置き、たくさんの人と出会えることが好きで、「仕事＝人生」と思っていました。
横田さんが移住前に住んでいたのは東京。東京の文化や情報の集まる都市としての側面も魅力的でした。「仕事が好き！東京が好き！」そんな価値観は夫とも近しく、夫婦ともに好きなことに100%力を注ぐ、充実した毎日を過ごしていました。

■子どもの誕生を機に起こった変化

そんな横田さんに転機が訪れたのは、35歳のときです。第一子を出産し、子育てする中で感じたのは、子どもはあっという間に成長してしまうということ。貴重な成長の過程で、たくさんの人と関わり、自然のなかで遊ぶ原体験をさせてあげたいと考えるようになりました。そう考えた時に、横田さん家族にとって最適の場所は東京じゃないのかもしれないと思い始めます。
どうせ移住するなら早い方が良いと、即行動。夫婦で「いつかは海の近くで暮らしたいね」と話していたことから、まずは高知へ行ってみよう！と2021年10月に家族で初めての高知を訪れます。

『人の優しさ、温かさ、魅力』が決め手！

■四万十町は第一候補地ではなかったけれど…

高知県のとある街を移住候補地に決め、初めて高知へやってきた横田さん。四万十町のお試し移住施設に約1ヶ月滞在し、下見を行うことにします。実は、この時点では、四万十町は移住の第一候補地ではありませんでした。
しかし、このお試し滞在中に想定していなかった心情の変化が横田さんに訪れます。四万十町で出会う人、出会う人がそれぞれに魅力的で、優しく、温かかったのです。車が故障で突然動かなくなってしまった時には近くにいた人が総出で助けてくれたり、たくさんの人が横田さん家族のことを気にかけてくれて地元の人を紹介してくれたり。1ヶ月の間に四万十町の人の優しさ、温かさ、魅力に触れ、気づいた時には四万十町の人に魅了され、移住の第一候補地となっていました。

■東京のマンションを売却するも、四万十町の家は決まらず

「四万十町に住むしかない」そうは決めたものの、難航したのが家探しです。10月に続いて、11月にも約1ヶ月滞在し、本格的な家探しを行います。空き家や町が仲介する中間管理住宅など、思いつく限りの手を尽くしますが見つからず。一方、時間がかかると思っていた東京のマンションが売りに出して1週間で売却が決まり、いよいよ家がなくなってしまうことに。
そんなギリギリのところで、一軒の空き家が貸しに出されることなり、そこが横田さんの希望とぴったりマッチします。自然の中にポツンと建つ、朝には霧に包まれる一軒家が、横田さんの暮らす家となりました。

■家族で思い描く、新しいチャレンジ

四万十町に移住後、横田さんの夫は地域おこし協力隊として、農業について学んでいます。その姿は、毎日クタクタになりながらも、どこか楽しそう。安心・安全な野菜づくりを目指すとともに、「子どもたちに憧れられる農家像」を作ろうと努力する姿を見て、横田さん自身もワクワクとしながら寄り添っています。子どもは、さっそく自然の中で遊ぶことが大好きになっていて、そんな姿をみると四万十町で暮らしてよかったと感じます。

四万十町に住み始めて数ヶ月。それは、今まで知らなかった自然やスポット、食や人といった四万十町や高知の魅力を発見する日々でした。
お試し滞在中に感じた四万十町の魅力は間違いではなかったようです。これからは、横田さんを魅了した高知や四万十町の魅力を伝え、人が集う場所を作りたいと構想を練っているところ。横田さんの挑戦はまだまだ始まったばかりです。