
【体験】農家カフェ「つくる」と直売所を運営。農業を中心に自分らしいライフスタイルの作り方
開催日程:
1 ~
最新情報
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2025/04/07「興味ある」が押されました!
2025/04/01東牟婁郡串本町は、北に紀伊山地、南に太平洋を臨む紀伊半島の最南端の町です。東京の八丈島とほぼ同緯度に位置しており、本州の最南端でもあります。
7年前にUターンし、実家のある串本町で農園を営む南条紀子さんは、「海があって、山があって、川があって、それがすべて」と自然に囲まれた串本町の魅力を語ります。
現在、南条さんは1ヘクタールの農園で年間50種類以上の野菜を栽培しながら、その恵みをふんだんに使った料理を、自身が営む農家カフェ「つくる」で提供しています。
農園で採れた野菜は直売所での販売もしていますが、カフェで使用する食材にもなりますので1年を通して野菜を切らすわけにはいきません。だからこそ「季節の野菜を少量多品目で、思いつく種類の野菜は何でも作っている」と言います。
南条さんは、「採れたてのお野菜って本当においしい」と、栽培した野菜を食べてもらえる場、地域コミュニティの活性化にもつながる場としてカフェを始め、子育てとも両立しながら「つくる」を運営してきました。
そんな南条さんの元で2泊3日に渡りしごとと暮らしを体験することが可能です。農業を体験するだけでなく、農業を中心とした自分らしいライフスタイルを築くヒントも見つけられるはずです。
今回体験できる内容
「つくる」では、20ヶ所に分かれて点在する畑で常時10種類ほどの野菜を育てています。今回の体験では、季節によって違うまざまな種類の野菜の栽培や収穫のお手伝いをしていただきます。
「畑によって土質も違いますし、野菜の栽培時期も違います。カフェで必要となる量も頭に入れながら、どこの畑に、いつ、何を、どのくらい植えれば、1年間効率よく収穫ができるのかを考えて、パズルのように組み合わせてくことが楽しいんです」と南条さん。
「農業のスタイルは人それぞれです。トマトの糖度を上げることに命をかけて挑み、1品種しか栽培しない農家さんもいます。どんなスタイルが自分に合っているのかを考えて取り組めるのも農業の魅力」と語るように、南条さんも少しずつ現在のスタイルを確立してきました。
「今では、ほとんどの野菜を有機栽培していますが、状況に応じて農薬を使う場合もあります。無農薬を実現するには豊富な知識が必要。最初からこだわりすぎずに、栽培方法の幅を持ちながら徐々に自分の理想形にシフトする方が長く続けていけるのではないでしょうか」
「農業は自分の考えた通りにはならないからこそ飽きることもない」と話す南条さん。南条さんから自然との向き合い方も学んでいきましょう。


仕事・くらしの特徴
15年間編集プロダクションに勤務し、編集・ライターとして仕事をしてきた南条さんは、東京に住んでいた頃から市民農園を借りて畑仕事に勤しんでいました。
Uターン前には、1年間神奈川県の農業大学校に通い勉強したものの、気候も土も全く違う和歌山では、思うように作物が収穫できず失敗も多かったと言います。
今ではある程度の量を栽培できるまでになりましたが「やることが常にあって忙しい。田舎に移住するとすごく時間があるように思うかもしれませんがお休みは週1日。その1日でさえ畑に出てしまう」と南条さん。
しかし「それがとても楽しい」と目を輝かせます。体はとても忙しいけれど、心の満足度が高いのかもしれません。
南条さんは、「地元の方々に助けられることが多く、地域に貢献しようなんておこがましい」とも話します。カフェの運営も移住前から考えていたのではなく、ママ友達がスタッフとして協力してくれるからこそ5年も続いているそうです。
「空気感がゆったりしている」と南条さんが表現する串本町には都会とは全く違う時間感覚や人との距離感があるのでしょう。今回の体験では、そうした時間の流れや、心のゆとりも実感できるのではないでしょうか?
募集要項
〜
2泊3日程度 ※ご都合に合わせて調整可能です。
無料(宿泊費別)※宿泊費は5,000円/泊補助されます。
和歌山県東牟婁郡串本町古田275-1
・最小催行人数:1名 ・解散場所:和歌山県東牟婁郡串本町古田275-1 ・スケジュール: 1日目(13:00~17:00) 1.ごあいさつ、やりたいことや目的の確認 2.「つくる」の仕事の説明 3.仕事のお手伝い ・野菜の収穫、畑の手入れなど ※実際の仕事状況によって変更があります。
2日目(9:00~17:00) ※春夏は気温が上がる前に収穫を始めるため、早朝4〜5時頃から作業を開始する場合があります。 その場合は、昼の休憩を長くするなどの時間調整をいたします。 1.仕事のお手伝い ・野菜の収穫、畑の手入れなど ・直売所での販売準備 2.地域コミュニティ体験 ・農家カフェ「つくる」にて昼食 ・移住や農業についてのお話を聞く ※実際の仕事状況によって変更があります。
3日目(9:00~15:00) ※春夏は気温が上がる前に収穫を始めるため、早朝4〜5時頃から作業を開始する場合があります。 その場合は、昼の休憩を長くするなどの時間調整をいたします。 1.仕事のお手伝い ・野菜の収穫、畑の手入れなど ※実際の仕事状況によって変更があります。 2.最後のまとめ ・体験の感想、質疑応答
主催:わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクト
このプロジェクトの経過レポート
このプロジェクトの地域

串本町
人口 1.35万人

わかやまキャリアチェンジ応援プロジェクトが紹介する串本町ってこんなところ!
本州最南端、常春の町で田舎暮らし 黒潮の恵みを受けて冬は暖かく夏も過ごしやすい地域です。 ラムサール条約湿地に登録された珊瑚の海が広がっています。 スキューバダイビングなどマリンスポーツが盛んです。 古くから町民に愛されてきた「なんたん蜜姫」の栽培で有名です。 無量寺では、円山応挙と長沢芦雪のふすま絵を所蔵しています。 カツオ漁、伊勢エビ漁、マグロの養殖が盛んです。
このプロジェクトの作成者
東京都に住みながら、キャリアコンサルタントとして、和歌山の仕事の情報発信や、職業体験の企画をしています。
和歌山のこと、お仕事のこと、なんでもお気軽にご連絡ください。