【2022年3月25日(金)締め切り】塩尻ワイン大学「塩尻アンバサダー養成コース」受講生募集!
募集終了

塩尻市が主催する塩尻ワイン大学では、2022年4月より、塩尻のワイン・食文化を一緒に創っていくパートナー人材育成を目的とした「塩尻アンバサダー養成コース」を新設、開講します。

受講期間は2022年4月から2024年3月までの2年間。
毎月1回土日に開催され、計48回のコースとなります。

1年目は座学と実習を織り交ぜた生産と醸造の実践と講義、2年目はワイン生産者・地域産業従事者との交流、現場理解を目的としたフィールドワーク中心のカリキュラムとなっています。

・ワインにはそれほど詳しくないが、歴史や生産現場について知ることで造詣を深めたい
・農村での生活に興味があり、生産者とのつながりを持ちたい
・地方創生や街づくりに興味がある

こんな方のご応募をお待ちしています!

▼お申し込みはこちらから:
https://www.city.shiojiri.lg.jp/soshiki/30/18133.html

肌で地域を理解し、外部の者の目線からその魅力を引き出し、伝える

◆長い歴史をもつ塩尻ワイン
今から約130年前の明治中期に、豊島理喜治(とよしまりきじ)がほとんど原野だった桔梗ヶ原を開拓し、林五一らが醸造をはじめたのが塩尻ワインの歴史の始まりといわれています。

1989年に開催された「リュブリアーナ国際ワインコンクール」にて、『シャトー・メルシャン信州桔梗ヶ原メルロー1985』が大金賞を受賞したことで塩尻は世界的なワインの銘醸地としてワイン愛好家にその名が知られるようになりました。

現在、市内には、五一ワインや井筒ワインなどの老舗から、近年誕生した新興ワイナリーまで、17のワイナリーがあります。

▼市内のワイナリーに関してはこちら
https://www.city.shiojiri.lg.jp/soshiki/31/4189.html

毎年5月に行われるワインフェスタは5000人以上が訪れる一大イベントとなっています。

◆日本ワインを取り巻く状況
古くからワイン文化の根付く欧米などに比べると、日本では一部の愛好家を除いてワインを嗜む人はまだ少なく、ワインを楽しむ文化が十分に醸成されているとは言えない状況です。

なかでも、日本ワイン(国産ぶどうのみを原料とし、国内で製造されたワイン)の国内市場における流通量は全体のわずか5%。海外ワインに比べた割高感から、消費量は伸び悩んでいます。

ここ数年は、ワイナリー設立ブームといわれ、生産・醸造を志す人が増加しています。
しかし、日本ワインの需要の伸びが限定的ななか、ブランディングや販路開拓の難しさといった経営課題を抱えている新規ワイナリーも増えています。

また、高齢化や異常気象といった生産現場の抱える問題も深刻化しています。

◆「塩尻アンバサダー養成コース」が目指すもの
塩尻ワイン大学は、塩尻市のワイン産地維持と地域ブランド力の強化、ワイン産業全体の活性化のために、2014年に開講されました。

第一期、第二期合わせて46名の方が学び、卒業後は18名が新規に農地を貸借、6名がワイナリーを設立、1名が醸造担当としてワイナリーに従事しています。

上記の日本ワインをとりまく状況を背景に、今年度からはじまる第三期ではカリキュラムを見直し、後継者育成に特化した「栽培・醸造コース」に加え、地域文化の発掘やPRを担ってくださるパートナー人材育成のための「塩尻アンバサダー養成コース」が新たに開講されることとなりました。

塩尻アンバサダーには、生産現場について深く理解するとともに、ワイン生産者や食文化を支える人々との交流を通じてその魅力を発掘し、様々なアイデアを出し合ってPRや地域おこしを共に行う仲間となっていただくことを期待しています。

『シャトー・メルシャン信州桔梗ヶ原メルロー』(画像:塩尻市観光協会HPより)

『シャトー・メルシャン信州桔梗ヶ原メルロー』(画像:塩尻市観光協会HPより)

塩尻駅ホームの葡萄棚(画像:塩尻市観光協会HPより)

塩尻駅ホームの葡萄棚(画像:塩尻市観光協会HPより)

「塩尻アンバサダー養成コース」カリキュラム

◆1年目:実践を通じた学び体験
座学と圃場実習を織り交ぜた講義で、葡萄栽培や醸造を基礎から実践的に学べます。

<1年目カリキュラム(※現段階の案で、場合によって変更する可能性があります。)>
4月 塩尻ワインの歴史、葡萄栽培講義/実習
5月 葡萄の植物生理、市内ワイナリー紹介、葡萄栽培講義/実習

8月
9月 醸造の基礎、葡萄栽培講義/実習
10月 酒税・免許に関するお話、葡萄栽培講義/実習
11月 ワインと食事について、各地域で活躍するワイン関係者講義
12月 国産ワインの特色について、各地域で活躍するワイン関係者講義
1月 酒販店・インポーター講義、各地域で活躍するワイン関係者講義
2月 日本ワイン普及に携わる人たちの講義、栽培実習/ 講義(冬季剪定)
3月 世界の銘醸地におけるワインと暮らし(北・南米)、JAによる塩尻農業の特徴とその課題

◆2年目:地域に入りこみ、現場を知る
地域の生産者やワイナリー経営者、地域内でワイン文化を盛り上げるために活躍しているプレーヤーをはじめ、多様な地域産業従事者との交流を通じて、現場を体感し、理解するフィールドワークを行います。

<2年目カリキュラム例(※詳細は未定)>
・市内のワイナリー圃場でのフィールドワーク
・野菜・果樹等の収穫期における生産者、地域のプレーヤーとの交流
・地場産業従事者との交流、ディスカッション
・繁忙期の直売所体験

卒業後は、塩尻アンバサダーとなり、産業間連携の担い手として、各種イベント・PR活動・地域のプロジェクトなどにかかわっていただくことが期待されています。

・ワインにはそれほど詳しくないが、歴史や生産現場について知ることで造詣を深めたい方
・農村での生活に興味があり、生産者とのつながりを持ちたい方
・地方創生や街づくりに興味がある方
・塩尻ワイン、日本ワインの普及・推進に貢献したい方
・複数拠点生活・副業・兼業など新しい働き方に興味がある方
・自治体行政や、街づくり関係の仕事に従事している方

のお申込みをお待ちしています!

イベント・ツアー内容

所要時間:2022年4月より2年間(月1回土日)

費用:年間10万円

定員:20 人

集合場所:塩尻市内

解散場所:塩尻市内

スケジュール

◆日程
2022年4月~2024年3月 
(上記期間中の土日、月1回 計48日間)

◆定員
20名程度

◆受講料
年間10万円

◆申し込み方法:下記ページをご参照のうえ、お申込みください。
https://www.city.shiojiri.lg.jp/soshiki/30/18133.html
(興味をもってくださった方は、SMOUTページの”興味ある”のクリックをお願いします!)

◆申し込み締め切り
2022年3月25日(金)

◆開催主体:
塩尻市

プロジェクトの経過レポート
2022/03/24

いよいよ明日3月25日(金)締め切り!

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塩尻ワイン大学「塩尻アンバサダー養成コース」の申請締め切りは明日、2022年3月25日(金)となります。

ご検討中の方は、応募書類をご準備のうえお申込みください!

▼お申し込みはこちらから:
https://www.city.shiojiri.lg.jp/soshiki/30/18133.html

2022/03/07

令和 4 年度塩尻ワイン大学受講生の募集について オンライン説明会を実施します!

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塩尻ワイン大学令和4年度の募集にあたってのオンライン説明会が以下の日程で開催されます。

受講を検討中の方は、ぜひご参加ください!

令和 4 年 3 月 10 日(木) 午後 8 時から 30 分程度
令和 4 年 3 月 13 日(日) 午前 10 時から 30 分程度

zoom ミーティング URL:
https://us02web.zoom.us/j/85145583712?pwd=RXpCOWtBMy9FQUVFdStuM2YxK255Zz09
ミーティング ID: 851 4558 3712
パスコード: 002632

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塩尻市
上田直子が紹介する塩尻市ってこんなところ!

<「知の交流と創造」のまち 塩尻市>

塩尻は主要街道の結節点として市内に6つの宿場町を有し、古くより交通の要衝としてたくさんの人が集い、津々浦々の産品や情報が交わされてきたまちです。そうした歴史的背景から、『よそ者』歓迎のおおらかな風土、未知へのチャレンジを許容する文化が育まれてきました。

その血は現代にも受け継がれ、都市部の企業の社員と行政職員が一緒になってまちの課題解決を目指す官民協働プログラムや、行政や民間、市内外を問わず自ら地域や社会の課題を解決を目指す人が集うシビック・イノベーション拠点『スナバ』の開設などをすすめてきました。

上田直子
塩尻市・地域おこし協力隊
2021年7月に大阪より移住してきました。 関係人口創出コーディネーターとして、塩尻に関心を持ってくださる方と地域をつなぐお手伝いをしています。
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