小豆島(土庄町)で地域おこし協力隊を募集します! [ミッション型:豊島の農業振興]
募集終了

小豆島の西側に位置する人口700人強の小さな島、土庄町豊島(てしま)。近年は、豊島美術館や瀬戸内国際芸術祭で広く知られるようになり、観光の島としても注目されています。
小豆島土庄港からはフェリーに乗って35分ほどで到着。島内には、スーパーマーケット等の商業施設や総合病院はなく、四方を自然に囲まれ静かで穏やかな時間が流れています。

豊島では、島の中央にある檀山からの豊かな水を利用して、古くから稲作や農業が盛んに行われてきました。しかし、時代とともに農業の担い手が減少し、瀬戸内海を臨む唐櫃(からと)地区の棚田は耕作放棄地が増え、荒れ地となってしまっていました。約10年前、これを案じた島民、美術館を運営する(公財)福武財団、行政が連携して「食とアートの島」として豊島の振興を図ることを目的に、豊島「食プロジェクト」推進協議会が立ち上がりました。その事業の1つとして、棚田を再生する取り組みが始まったことにより、現在ではかつての美しい棚田の風景が広がり、豊島のシンボル的存在として、訪れる方を魅了しています。
現在、2名の地域おこし協力隊が唐櫃地区の棚田の農作業に従事しており、維持管理体制は整いつつありますが、依然として農業の担い手の高齢化に伴う人手不足が課題となっており、将来に向かって棚田をはじめとする景観や食文化を守っていくためには、新たなアイデアで農業を盛り上げていく必要があります。
今回、任期満了により卒業する地域おこし協力隊1名の後任として、唐櫃地区の棚田の維持管理を中心に、豊島の農業振興に取り組んでいただける方を募集します。
先輩地域おこし協力隊や地域住民から積極的に学ぶ姿勢があれば、農作業の経験がなくても大丈夫です。多数のご応募をお待ちしています!

[こんな方におすすめ!]
・豊島が好き
・島で暮らしたい/不便な暮らしを楽しめる
・人と関わるのが好き
・体力に自信がある
・農業に興味がある(もしくは経験がある)
・新たなことにチャレンジしてみたい

[こんな方がぴったり!]
・地域に溶けこむ努力ができる方
・企画力、実行力のある方
・文化やしきたりを尊重できる方
・まじめにコツコツと計画的に取り組むことができる方
・周囲の方と良好な関係性を築ける方
・年配の方とも積極的にコミュニケーションが取れる方

どんな活動をしているの?現・地域おこし協力隊にインタビュー!

令和2年12月着任 地域おこし協力隊(豊島農業振興) 中口 元希さん

Qどのような活動をしていますか?
主な仕事は、農地の草刈りや農道の補修、害獣除け電気柵メンテナンスなど、唐櫃岡地区の棚田エリアの景観維持に関わる作業です。田んぼの時期には、田おこし、代かきなど田植えするための準備をし、田植えをしたら稲刈りまで水の管理などを行います。
その他には、サツマイモ掘り・みかん狩り・田植え体験・稲刈り体験などの農業体験イベントを実施したり、農産物を加工した商品開発・販売にも取り組んでいます。現在進めているのは、豊島の棚田米を利用した「米粉」です。

[ある日のスケジュール]
8:30 棚田に出勤
   島内で行う野菜販売会の準備(野菜収穫)
10:30 野菜販売会
13:00 農作業
16:00 退勤
19:00 振り返り

Q地域おこし協力隊の魅力・やりがいとは?
地元の方々の役に立てるよろこび。

Q地域おこし協力隊として心がけていることは?
地域には様々な考えを持つ方々がいて、様々な問題を抱えています。自分は地域の方々をサポートする側として、常に中立であることを心がけています。

Q町役場との関係は?
活動内容は毎週メールで報告しています。
役場の担当者の方が月に1度来島され、会議を行っています。

Q応募される方へのメッセージ
何にでも真面目に取り組んでもらえる方に来ていただきたいです。農業経験はあるに越したことはないですが、なくても問題ありません。自分も農業経験ゼロからのスタートでした。そしてとにかくカラダが大事。夏場の草刈りは過酷なので、健康管理が何より大切です!

月2回島民向けに開催している野菜販売会

月2回島民向けに開催している野菜販売会

棚田で野菜収穫をする様子

棚田で野菜収穫をする様子

担当職員からメッセージ!

豊島美術館の前に広がる棚田での農作業や、景観保全をミッションとして、棚田での農業体験イベントや収穫した農作物の6次化に取り組んでいただきたいです。
屋外での作業が大半でタフさが求められることに加え、離島の離島という特殊な環境ですが、自由な発想で活動してほしいです。
まずは豊島の風習や風土、文化を理解し、地域の人を知ることが重要と考えます。
農業経験の有無は問いません。
一生懸命頑張っていただければ全力でサポートしていきます!

はたらく条件

●募集人員及び主な活動内容
1.土庄町豊島地区での農業振興に関する活動 2名
・豊島唐櫃の棚田での農作業活動
(豊島「食プロジェクト」推進協議会との連携活動)
・農地の保全、景観の維持活動
・農業イベントの開催
・収穫物を活用した商品開発、販売業務
・各種団体と連携した食とアートの活動
※これらは活動の一部です。豊島地区の農業振興につながるアイデアをお待ちしています。

●雇用条件
①形態・任期
・会計年度任用職員
・令和4年7月※以降~令和5年3月31日まで
※採用予定日は7月中を予定していますが、採用者と調整のうえで最終決定します。
・令和5年4月1日以降については、活動に取り組む姿勢・成果等を勘案し、1年ごとに更新し、最長で採用から3年間まで延長可能
②勤務
原則、週30時間(月曜日~金曜日 9時~16時を基本とします)
※祝日、年末年始(12月29日~翌年1月3日)は除く
※業務の都合により時間外勤務を命ずる場合があります
③給与
月額 166,606円
賞与(賞与は、6ヶ月以上の任期で基準日に在職する場合に支給)
④福利厚生
・社会保険(雇用保険、厚生年金、健康保険)に加入します。
・町役場が町内の住宅を借上げ、活動期間中の家賃を負担します。
(光熱水費など生活に必要な費用は隊員の負担となります。)
・勤務時間中は、パソコンの貸与及び公用車の利用が可能です。
・通勤距離に応じ、通勤手当相当額を別途支給します(近距離の場合は、支給がない場合があります)。
・年次有給休暇、特別休暇(忌引・夏季休暇等)、病気休暇、介護休暇等を付与します。
・活動や研修等に必要な経費は、予算の範囲内で町役場が負担します。
●募集受付期間等
書類審査合格者を対象に面接審査を行います。
・受付期間:令和4年4月27日(水)~令和4年5月27日(金)必着
・応募書類:次の書類を郵送又は持参にて土庄町企画財政課に提出してください。
 1 土庄町地域おこし協力隊応募用紙
 2 住民票(写し可)
 3 普通自動車運転免許証写し
 4 その他PR資料(任意)
※選考結果に関わらず、応募書類は返却しませんのでご了承ください。
●応募資格【次の要件をすべて満たす方】
・次の①または②のいずれかに該当する方で、採用後、土庄町内に生活拠点を移し、住民票を異動できる方。
①応募時点で三大都市圏をはじめとする都市地域等に居住※している方
※条件不利地域(過疎、山村、離島、半島などの地域)に居住している方は除きます。詳しくはお問い合わせください。
②「地域おこし協力隊員」であった方で、「同一地域における活動2年以上、かつ解嘱1年以内」の方。
・令和4年4月1日時点で20歳以上の方
・普通自動車免許を有し、日常の運転に支障のない方
・ワード、エクセル等の一般的なパソコン操作ができる方
・地方公務員法第16条に規定する欠格条項に該当しない方
・地域活性化に深い熱意と知識を有し、積極的に活動できる方
・心身ともに健康で地域になじむ意思を有し、誠実に職務を遂行できる方
・任期終了後も土庄町に定住し、就業・起業する意欲のある方

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現在土庄町では地域おこし協力隊9名(※令和4年5月1日現在)が活動中です。
中口さんの「農業振興に関する活動」のほか、「移住促進に関わる活動」「アウトドアを通じた観光振興」「林業振興に関する活動」「小豆島オリーブ牛に関する活動」「水産業の振興に関する活動」「域学連携に関する活動」とそれぞれ活動場所やミッションは異なりますが、所属課のサポートはもちろん、香川県下他市町の協力隊とも交流する機会(「さぬきの輪」)もありますので、安心して活動できる環境が整っています。

★「移住定住促進活動」をミッションとした地域おこし協力隊も同時募集中です!★

◯本募集にご興味をもっていただいた方はぜひ「興味ある」ボタンをポチッと押してください♪

[参考リンク]
・第2期土庄町 まち・ひと・しごと 創生総合戦略
https://www.town.tonosho.kagawa.jp/gyosei/soshiki/kikaku/gyouseikeikaku/chiikisousei/1949.html
・地域おこし協力隊Facebook
https://www.facebook.com/tonosho.kyoryokutai/?ref=py_c
・さぬきの輪(香川県地域おこし協力隊紹介サイト)
https://sanukinowa.com/

イベント・ツアー内容

開催日程:2022年05月15日

所要時間:15時~16時半

費用:無料

集合場所:オンライン(zoom利用)※要事前申込み

解散場所:

スケジュール

\ 土庄町地域おこし協力隊 募集説明会やります! /
現在募集中の土庄町地域おこし協力隊(活動分野 ①移住定住促進活動 ②豊島農業振興)の募集について、オンライン説明会を行います!
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配信スケジュール
[第一部]
15:00~16:00 
小豆島・土庄町の概要説明
募集の詳細説明、ポイント等
現・地域おこし協力隊活動紹介
[第二部]
16:00~16:30
質疑応答・交流会
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参加者
・土庄町企画財政課(「移住・定住促進」担当)
・土庄町農林水産課(「豊島の農業振興」担当)
・NPO法人トティエ
・土庄町地域おこし協力隊

※以上は予定のため、変更になる場合があります。
最新の情報は、NPO法人トティエのポータルサイト(https://shimagurashi.jp/)ならびにSNSにてお知らせいたします

▶お申し込みされる方は上記ポータルサイトの「お知らせ」欄から、
または直接メッセージお願いします!

プロジェクトの経過レポート
2022/05/17

引き続き応募お待ちしています!

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・只今募集PR動画をyoutubeで配信中です
👉https://youtu.be/v0t-7iyKv5w

・5/15開催の募集説明会アーカイブも配信中です。
視聴ご希望の方はメッセージお願いします!

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土庄町
土庄町農林水産課が紹介する土庄町ってこんなところ!

小豆島の西隣に浮かぶ豊島は、島の外周が約12km、電動自転車だと約2時間で一周ができるほど小さな離島です。家浦・唐櫃・甲生という三地区に分かれ、島内には2つの港(家浦港・唐櫃港)があり、小豆島、高松港、岡山県宇野港との航路があります。
島の中央には壇山(340m)がそびえ、湧き水に恵まれ大小300のため池もある豊島は、古くから稲作や農業が行われ、今でも米、いちご、みかん、レモンやオリーブなどの栽培が盛んです。再生された唐櫃の棚田では、海を望む美しい景色が広がっています。

土庄町は香川県小豆郡に属する人口約13,000人(令和2年1月現在)のまちです。瀬戸内海では2番目に大きな小豆島の北西部分と沖之島、豊島などの島をあわせて構成されています。瀬戸内のブルーと四季折々の自然、そして穏やかな気候に恵まれた人々の暮らしには、島ならではの豊かさがあります。

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