【山口市地域おこし協力隊】 空き店舗・空き地を有効活用して中心市街地ににぎわいを!
募集終了

 現在、山口市では「第3期山口市中心市街地活性化基本計画」を策定し、中心市街地の活性化に向けた取組を進めています。中心商店街では、空き店舗数は減少傾向にありますが、営業店舗数自体も減少傾向にあります。これは、改修に手を付けることができず老朽化が進んだ店舗が増えたり、取り壊された建物の跡地が駐車場になったりすることが主な原因です。こうした状況が続くと、商店街店舗の連続性が確保されなくなり、まちのにぎわいが衰退していくことが懸念されます。
 こうしたことから、地域の現状把握や利活用可能な遊休不動産を掘り起こし、テナント等の借主と不動産オーナーとのマッチングや建物のリノベーション等による利活用など、市街地更新に向けた取組をまちづくり事業者と一緒に積極的に活動することができる地域おこし協力隊を募集します。 

中心市街地の活性化に向けた取組を進めています

 本市の中心市街地の発展は、1360年頃守護大名大内弘世がその居館を山口に移し、京都に模したまちづくりを行ったことに始まっています。戦災をまぬがれたことから昔のたたずまいが残る町並みや、御局小路、銭湯小路といった通り名にも残っている名称から大内氏によるまちづくりを現在も窺うことができます。また、萩と山陽道を結ぶ参勤交代の道として整備された萩往還と石州街道が中心市街地で交差しており、門前町、宿場町として発展してきました。幕末には、維新の志士らが集い、明治維新の重要な舞台にもなり、近代以降、中心商店街を中心に多くの商店や飲食店が並び、金融機関、中央郵便局をはじめとした多くの事業所が立地しています。
 こうした歴史的背景の残る中心市街地において、本市では、平成19年5月に「第1期山口市中心市街地活性化基本計画」、平成26年3月に「第2期山口市中心市街地活性化基本計画」の内閣総理大臣認定を受け、中心市街地の活性化に向けた取組を進めてきました。
 令和3年6月には新たに「第3期山口市中心市街地活性化基本計画」の認定を受け、「『まちを、楽しむ。』~日常を豊かにするまちづくり~」を全体のテーマとしてまちづくりを進めることとしています。「居心地が良く歩きたくなるまち」、「多様な人々の心が弾むまち」の2つの基本方針を掲げ、「求心力のある商業・業務エリアの形成」、「交流と創造による来街機会の創出」、「誰もが安心して過ごすことができるまちへの再生」の3つの目標に沿った様々な事業を進めることにより、更なる商業の活性化やまちのにぎわいの創出、安全安心なまちへの再生を図ることとしています。 

亀山公園山頂広場から本市中心市街地を望む

亀山公園山頂広場から本市中心市街地を望む

商店街の裏路地

商店街の裏路地

テーマは「中心市街地の遊休不動産利活用による市街地再生とにぎわいの創出」

 中心市街地活性化に向けた取組を進めるにあたって、課題も見えてきました。
 現在、中心商店街の商業振興等を図るまちづくり会社「街づくり山口」にはタウンマネージャーが配置されており、中心市街地の活性化に向けた取組を進めています。なかでも、中心商店街の空き店舗対策である「まちなか開業サポートセンター事業」等の効果により、空き店舗数は減少傾向にあります。しかしながら、営業店舗数自体も減少傾向にあり、開業希望者の入店する店舗の確保自体が難しくなってきています。
 これは、建物がアーケードや昔ながらの細い路地に面して立地しており、車両等の進入が困難なことから改修に手を付けることができず、老朽化が進んだ店舗が増加したことが原因として考えられます。商店街アーケードにこのような空き店舗が増えることに加え、建物が取り壊されて空き地等になることで、店舗の連続性が失われまちのにぎわいが衰退していく懸念が生じています。
 こうしたことから、中心市街地内の空き店舗・空き地といった遊休不動産の現状把握や利活用可能な物件の掘り起こし、テナント等の借主と不動産オーナーとのマッチング、建物のリノベーション等による利活用の提案など、市街地更新に向けた取組をまちづくり事業者と一緒になって、積極的に活動することができる地域おこし協力隊を募集します。

【活動内容】
1.中心市街地にある遊休不動産の利活用の実施
  (株式会社街づくり山口及びタウンマネージャーと連携)
2.上記のための調査・検討、調整業務
3.中心市街地の遊休不動産の利活用に関する情報発信
4.遊休不動産の利活用に関するセミナー等の開催支援
 ※リノベーションスクール等の受講を研修の一環として予定。

街づくり山口ホームページ:https://machi-yamaguchi.com/

街づくり山口ホームページ:https://machi-yamaguchi.com/

街づくり山口ホームページ まちなか開業サポートセンター :https://machi-yamaguchi.com/about/

街づくり山口ホームページ まちなか開業サポートセンター :https://machi-yamaguchi.com/about/

山口市地域おこし協力隊について少し詳しく

■募集人員
 1名
■勤務地
 山口市商工振興部中心市街地活性化推進室
(株式会社街づくり山口事務所が主な活動拠点となります)
■勤務時間
勤務日数:月曜日から金曜日のうち週4日
勤務時間:午前8時30分~午後5時15分(7時間45分)
休  日:平日のうち1日、国民の祝日に関する法律に規定する休日、年末年始(12月29日~1月3日)
※時間外、休日の勤務は、週勤務時間(31時間)内で調整することとします。
■雇用形態・期間
 雇用形態:山口市の会計年度任用職員(パートタイム・兼業可)として雇用
雇用期間:令和4年11月1日~令和5年3月31日
※着任日については、応相談
※勤務成績、態度、能力等により最長3年まで更新可能です。
■給与・賃金等
【月 額】 173,920円 
【期末手当】報酬月額の2.4月分(6月期、12月期それぞれ1.2月)を支給
ただし、在職期間に応じて所定の割合を乗じた額
■待遇・福利厚生
(1)厚生年金保険、健康保険及び雇用保険に加入します。
(2)活動期間中は市が指定する住居で生活してください。その際、居住の家賃は原則市が全額  負担しますが、光熱費等は本人負担とします。
(3)業務に必要な備品及び消耗品は市が予算の範囲内で準備します。
詳しくはこちら → https://www.city.yamaguchi.lg.jp/soshiki/76/110568.html
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中心商店街の様子

中心商店街の様子

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山口市
山口市農山村づくり推進課が紹介する山口市ってこんなところ!

 山口市は、人口約19万3千人の県庁所在地で、1,000k㎡を超える広大な市域には、中国山地から瀬戸内海まで、多様な自然を有しています。また、中心市街地周辺は、大内氏(室町)時代のまち割りや通り名、遺跡などのほか、明治維新期に整備されたまちなみ、その後の人々の営みなど、歴史や文化が重層的に折り重なっています。さらには、山口県立美術館や山口県立博物館、山口情報芸術センター(YCAM)なども立地しており、文化活動も盛んで、新たな文化創造の素地も備えています。

(左から)渡辺:大学時代から山口市に。温泉・サウナならお任せ! 三浦:山口での子育てのリアル、聞いてみませんか? 内田:南部のことならお任せ!みんなの頼れる姉さんです。 田村:香川県からの移住者です。山口での移住ライフ、お話できます!
この他にも移住相談を対応する職員がおります。お気軽にご相談くださいね。

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