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- 【協力隊】子どもの主体性を育む教育環境をつくる人を募集!
過疎地域で少人数制だからこそ挑める、本質的な教育環境づくり。
行政・学校・教育委員会と連携しながら子どもが持つ才能・主体性が育まれていく村独自の教育環境をつくってくれる方を募集します。
今回募集するのは
・学校での総合学習・ICTを用いた学習を支援する「地域ICTコーディネーター」
・5年生以降の学びの機会を学校外でつくる「公営塾」の立ち上げ人材
となります。他地域での教育魅力化の実績を多数持つ、株式会社FOUNDING BASEと連携をしながら実施するプロジェクトとなります。
課題たっぷり、ポテンシャルたっぷり。小さな村から、世界に通用する教育モデルづくりに挑戦しませんか?
過疎地域だからこそ存在する「改革の余白」
根羽村にある公立学校は小・中学校を統合した義務教育学校のみ。1学年の平均人数約5人で、少規模学校となっております。
この環境を生かし、村では独自性の高い取り組みを積極的に行なってきています。1つの学校とその生徒に特化した意思決定ができる環境を生かし、生徒の個性を尊重する取り組みの推進、学校の周りの自然を生かした体験プログラムの実施、1人1台へのiPadの提供、地域の人々と連携した共同活動を取りいれるなどを行い、2020年には内閣府が主催するSDGsまちづくりアイデアコンテストで優秀賞を受賞もしています。
しかし、その一方で過疎地域ならではのデメリットが見えています。それは、教育にまつわる業務の多くが学校職員の業務に集中してしまうことです。
周辺に民間の塾がないこと、ITに特化した企業がないこと等、都市に比べて専門分野において連携できる団体が少ないこと等により、生活指導・科目指導・受験対応・総合学習での地域学・ICTの導入等をすべて学校教員が担わなければいけない状況となり、質の高い教育を各分野で子どもたちに提供するには業務過多な状況が見えてきました。
この状況を打破するために、村では子供に必要な教育環境を村全体でカバーしていく体制づくりを進めています。その改革の1つとして、2021年から株式会社FoundingBaseEと業務連携を行い、学校でのICT業務や総合学習でのサポート、さらに学習面をサポートする公営塾の立ち上げの準備を行なってきました。
今回の協力隊での募集内容は、FoundingBaseの一員として上記サポートを推進していく立ち位置となります。
中学生が立案したSDGsプランをもとに作ったツリーデッキ
地域の森を舞台にした学びの風景
求める人材は、対話を大切に物事を前に進められる人材
今回の募集で人材に求める力は、あらゆる関係者との「対話」を大切にできる力です。
・教員が学校との対話では、日々の学校での指導の中で本当に困っていることをヒアリングし、解決を支援すること。
・子どもとの対話では、大人の答えや常識を押し付けるのではなく、個々の特徴や目線に合わせて学びを提供していくこと。
・保護者や村の人々との対話では、活動が応援されたり協力を得られるような信頼関係を築いていくこと。
上記を大切にできる人を、今回は求めています。
なにより「対話」を大切にする姿勢を子どもたちに姿で見せられること、いろいろな人の協力と理解をもらいながら挑戦を推進していく姿を見せられる人が増えることが、良い波及効果を生み出すと考えています。
上記を大切にできる人であれば、教育経験等がない人でも応募は可能です。
地域の人との信頼関係構築も重要な任務となります
子どもだけでなく高齢者向けのIT授業なども取り組み中
募集要綱・人材要件
<募集要綱>
・募集内容
ー「地域ICTコーディネーター」 1名
学校に常駐し、授業の質を高めるためのICT導入や、総合学習等の時間での
地域内外の人々との連携をコーディネートし、教員をサポートします。
ー「公営塾立ち上げ人材」 1名
2022年より新たに小学5年生以上を対象にスタートする「公営塾」において、各関係者との連携を通じてプログラムをつくり運営を行います。
※上記においては、FoundingBaseのノウハウを活かしながら事業を推進します。
※単身・世帯での移住どちらも大歓迎です(移住者向けの制度もあります)
・給与:月給225,000円程度
※社会保険、雇用保険、厚生年金に加入します(社会保険料などの本人負担分は給与から差し引かれます)。
※お住まいに関しては、村営住宅をご紹介します(家賃や光熱水費などは個人負担です)。
※活動に要する経費は予算の範囲内において負担します。
・応募資格:
1.運転免許を持っている方
2.協力隊の応募要項を満たしている方
<応募の流れ>
1.「興味がある」、または「応募したい」を押していただければ担当者よりご連絡いたします
2. オンラインでの担当者との面談
3.双方に興味があれば、現地視察等を踏まえながら条件と詰めていきます
夏は源流の川で大人も子供も遊びます
長野の最南西端、森林が9割を占める山村です
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根羽村は、まだまだ発展途上で課題だらけの村です。
しかし、この数年少しずつ蒔いてきた種が実になりはじめています。教育・森林サービス・食・山村留学そして環境配慮した施策づくり。これらの観点でそれぞれのプレイヤーが活動を行う中で村としての確固たるアイデンティティが見えてきました。
そしてその結果、2020年には19世帯、46名の方が新たに村に移住してきました。
理想と現実にはまだまだギャップがありますし、取り組むべき課題も山積しています。また、全国各地の山村が持続することさえも厳しい中、私たち根羽村も決して健全ではなく、気が抜けない日々が続いております。
でも、そういうプロセスも村内の色々な人たちと意見を出し合いながら、前に進めようとそれぞれが頑張る空気がとても私たちは好きです。
「まずは現場を見てみたい」「直接話を聞いてみたい」「根羽村の空気を吸いたい」「村民の話が聞きたい」などなど、気になる方はぜひご連絡ください。
移住コーディネート 窓口
一般社団法人 ねばのもり
代表理事 杉山 泰彦
<一般社団法人 ねばのもり>
2020年8月より根羽村で設立。「村ごこちを高める」をテーマに、根羽村役場と連携しながら地域のコミュニティスペースの運営、放課後子ども教室事業、自然体験教育事業、移住定住窓口業務を手掛ける。自社事業として古民家宿の営業や、森林資源を活かした企画運営等も行う。
<担当:杉山泰彦>
1991年生まれ。累計20地域にて地方創生事業にて企画営業から納品まで行なった後、2018年12月に根羽村に移住。地域おこし企業人として、村全体のPRブランドづくり、地域資源を活用した事業づくりを担当している。2020年8月、一般社団法人ねばのもりを設立。
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