卒業まで半年!クリエイター夫婦が古民家再生に挑戦中!
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この記事を書いた人はこんな人

・西川太悟(38)
・奈良県出身
・過去に営業職、介護職をそれぞれ4年経験
・旅先で出会った彼女(今の妻)と結婚
・2022年6月から高知県黒潮町へ夫婦で移住
・現在は黒潮町地域おこし協力隊として町の観光PR映像の制作を行う
・卒業後のなりわい作りとして空き家を活用したコミュニティ作りを実践中

地域おこし協力隊として移住生活3年目に突入!

2022年6月1日、僕は約6年間の旅人生活に終止符を打って
思い切って「公務員」として働くという決断をした。
今振り返れば、この選択をしたのが人生の大きなターニングポイントだったと思う。

旅人時代はオーストラリアにワーキングホリデーで1年過ごし
彼女(今の妻)と出会い2人旅をかれこれ5年ほど続けていた。

かつて個人で映像を仕事にしていたというと聞こえは良いが
実際には「ジリ貧の底辺YouTuber」だった。
雨の日も風の日も、テントで野宿生活を送ったり車中泊で道の駅の駐車場生活をしたり
とにかく過酷な旅だった。
楽しかったことももちろんあったけれど、憧れていたインフルエンサーのリアルとは
こうも辛いものかと身をもって体感した。
自由なようで案外自由ではなかった。

どこかに拠点を置いてもう一度人生をリセットできたらと
日本各地を車で旅をしながら住む場所と、仕事を探し回っていた。

そんな中、海辺のまち「黒潮町」からこんなオファーがあった。(現在は募集終了)

海のまちの【地域おこし協力隊募集!】*情報発信コーディネーター*町をPR*映像制作*SNS発信*
https://smout.jp/plans/6748

過去に自身の旅の様子をYouTubeで出していたことも、ただの自己満足だけじゃなくて
これからは何かしら地域の役に立つことに繋がるかもしれない。
そして、地域おこし協力隊になれば住居と仕事も確保ができる。
これだ!これしかない!ほんの僅かな望みをかけて、役場の面接をクリアし
僕は高知県の海辺のまち「黒潮町」で地域おこし協力隊として働けることになった。

旅先でバスを待つ間も動画編集。この経験があったから今がある。

旅先でバスを待つ間も動画編集。この経験があったから今がある。

バックパックを背負って、2人で旅した国は17カ国。

バックパックを背負って、2人で旅した国は17カ国。

海辺の町に移住してからの2年を振り返る

地域おこし協力隊として着任して今で2年半。
来た当初は本当に長く感じた3年間の役場勤め生活も残り半年となったので
ここで改めて過去を振り返りつつ、記事をリニューアルすることにしました。

1年目は、とにかく公務員というお仕事に慣れることと
生活スタイルをイチから整えることに必死だった。
その中でも、ご近所さんには特に助けられたなぁと思う。

お野菜の差し入れやお裾分けをたくさん貰ったり
お仕事を頑張り過ぎて倒れた時は病院へ送ってもらったり
とにかく親切でお人好しな人が多いなぁと感じている。

2年目は、仕事も少しずつなれてきて
協力隊卒業後に向けた「なりわい作り」にも力を入れ始めた。

偶然にも築130年の元酒蔵の古民家が見つかって
ここを1つの拠点にするべく古民家リノベーションに奮闘。

ジャングルとなった庭をご近所さんの力も借りて草刈りをし
残地物を使えるもの、売れるもの、処分するものに分別して、片付けと掃除の日々。

みんながふらっと気軽に立ち寄って、フラットな関係性で
誰もが楽しく交われる場になればと
名前を「シェアパークflat(フラット)」と名付けた。

綺麗になったお部屋からレンタルスペースとして開放をしていくと
クチコミで少しずつ利用してくれる人も増えていった。
この春にはflatで初めてのマルシェを開催。
100人を超える人が集まって出店やワークショップ
音楽などを通してそれぞれの人が交流を楽しんだ。

古民家改修前。残置物をどう活かすかを試行錯誤した。

古民家改修前。残置物をどう活かすかを試行錯誤した。

先日のマルシェの様子。古民家に人が集まり活気と笑顔が溢れた。

先日のマルシェの様子。古民家に人が集まり活気と笑顔が溢れた。

実際に黒潮町を見て、感じて、交流しませんか?

現在、地域おこし協力隊のミッションとして町の観光情報発信を行いつつ
協力隊の卒業後に向けたなりわい作りとして「シェアパークflat」を運営しています。

シェアパークflatでは、現役の地域おこし協力隊員が中心となって
毎月1回読書会を行ったり、ご飯会を開催しています。
また、不定期でマルシェも開催しています。

また、シェアパークflatはこのたび旅館業の申請が完了し
ゲストハウスとしてもご利用いただけるようになりました。
滞在を希望される方はメッセージください。

設備はこれからみんなでDIYしながら充実させていきたいと思っていますので
ゲストハウスの立ち上げや古民家再生に興味のある人も、気軽にメッセージください。

可愛い教室風のお部屋に、のんびりくつろげるハンモックも!

可愛い教室風のお部屋に、のんびりくつろげるハンモックも!

地域の人や移住者、旅行者も気軽に立ち寄って交流できる場「flat」

地域の人や移住者、旅行者も気軽に立ち寄って交流できる場「flat」

黒潮町役場 観光係
プロジェクトの経過レポート
2024/11/19

2Fの教室風スペースをDIYでフローリングに

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最近のシェアパークflatのDIYの様子です。

現在進行形で2Fの教室風スペースの床のフローリング化をしています。
ホームセンターで買った構造用合板に防腐塗料を塗って床板として貼っていってます。

まだ、表面はザラザラしているのでこれから油性ニスを塗っていってツルッとした寝転んでも快適なフローリングへと進化させていく予定です。

2Fの多目的スペースでは、天井が吹き抜けで高いのでヨガなどのワークショップなどのスペースとしても活用してもらえたらいいなと思っています。

シェアパークflatは日々どんどん進化中です!今後もお楽しみに!

2024/10/24

Kuroshio焼きそばを試作中!

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シェアパークflatが、この度キッチンでの飲食店営業許可を取得しました!
いよいよボロボロだった古民家が、人が集う美味しいご飯やコーヒーが飲める場所として生まれ変わってきました。

そして、その中で目玉商品を作れたらと思い、随分と昔ですが屋台で焼きそばを焼く仕事をしていた事もあって、焼きそばを看板メニューの1つにしようかと考案中です。

ベースになるのはモチモチ麺が特徴の富士宮焼きそばで、そこへ黒潮町の天日塩やニラ、土佐清水の宗田節のカツオをトッピングして、高知の海の恵みを合わせた究極に美味しい「Kuroshio焼きそば」が完成しました。

今週末10/27(日)に開催の「ふらっと、マルシェvol.3」で数量限定で提供予定です。
ぜひ、お近くの方はお気軽にお越しください。

2024/10/22

地域のお祭りに参加しました

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先週末は、地域の秋祭りに参加しました。
今回僕の妻はお神輿の太鼓を叩かせて頂くという大役を仰せつかって地域のお神輿団の一員となりました。

この地域でも少子高齢化が進んでおり、お神輿を担ぐ人や伝統の踊りを継承する人が少なくなってきています。

しかし、嘆いてばかりでは物事は進みません。
実際にお祭りに参加することで地域の人たちに自分たちの知ってもらうことは住み心地や、今後この地でお仕事をしていくことにも繋がると思います。

小さなことでも一歩ずつ、ゆっくりと進んでいこうと思います。

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黒潮町
西川太悟が紹介する黒潮町ってこんなところ!

黒潮町(くろしおちょう)は幅4kmの入野海岸が有名で、一年を通してサーフィンを楽しむ人やお遍路さんで賑わいます。
気軽にパッと行って遊べる山や川、美味しい農産物や海産物など、ゆったりと流れる時間の中で、のびのびと移住生活をするにはぴったりの町です。
高知市内からも車で2時間弱のところにあってアクセスも比較的良い、便利な海辺の町です。

よくご近所さんから畑で採れたお野菜や、漁業関係の方からお魚をもらったり、地元の方もみんなとってもフレンドリーで温かい印象です。

そして何より、個性あふれる地域おこし協力隊メンバーも11名在籍!

現在、地域おこし協力隊として町を一緒に盛り上げてくれる方も募集中です。移住について気になる方はお気軽にメッセージください。(^^♪

黒潮町公式HP
https://www.town.kuroshio.lg.jp/

地域の様子は黒潮町公式YouTubeで発信中!
(地域おこし協力隊の僕のミッションです)
ぜひご覧ください。

黒潮町公式YouTubeチャンネル
https://youtube.com/@kuroshio_town

西川太悟
黒潮町 地域おこし協力隊

2022年6月から高知県幡多郡黒潮町の地域おこし協力隊に就任しました。
町の情報発信のお仕事をやっています。

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