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- 山の中で「働く」「暮らす」を体験。非日常を味わいながら感じたことを綴ってみよう - シェアオフィスの広報になる旅 -
山の中で「働く」「暮らす」を体験。非日常を味わいながら感じたことを綴ってみよう - シェアオフィスの広報になる旅 -
阪神間から公共交通機関や車で1時間もあればアクセスが可能な六甲山。全国的にもまれに見る街から近い山の活性化案として、神戸市が「六甲山上スマートシティ構想」を2020年に策定しました。
この構想は、六甲山上の事業環境を整備し、快適で創造性を刺激する魅力的なビジネス空間を実現することを目的としています。その一環として、2021年3月にオープンしたシェアオフィスが「ROKKONOMAD」(以下ロコノマド)です。
パンデミックを機に、日本の働き方が大きく変わりつつある今、このシェアオフィスでの体験が利用者に、これまでの就労環境とは異なる視点や気付き、発想を与えると期待されています。
実際に利用した人からは、「都会の喧騒から離れて、聞こえてくるのは鳥のさえずりだけという環境は新鮮で、仕事にも集中できる」「山上からの眺めを背景にリモート会議をしていると、お客さんとの話題作りにもなる」など、何らかの変化を感じたという声が多く聞かれるそう。
この旅では、オープンして1年あまりのロコノマドの"広報"として、施設の魅力を体験記の形でまとめていただきます。六甲山という大自然の中での仕事や暮らしを通して感じたことを記事化するプログラムです。
皆さんが作成した記録は、ロコノマドの公式ホームページなどに掲載されることもあるということなので、ぜひ実力を披露してください(その場合、後日編集者とのやり取りが別途発生します)。
働く場所に縛られないフリーランスの方はもちろん、移住に興味があってもなかなか踏み出せないでいる方にとっても、自然に囲まれた山の中で仕事をしたり時間を過ごしたりすることで、新しい発見や今後の人生のヒントにつながる気付きを得ることができるはずです。
スイッチを切り替えるために“山の上で働く”
六甲ケーブル下駅からケーブルカーに乗って10分ほどで、標高737.5メートルにある六甲山上駅に到着。北海道南部と同じくらいの気候だという6月の六甲山は、時折涼しい風が吹き、市街地との体感温度が明らかに異なることを感じさせます。
駅から登山道を歩くこと約12分。青々とした緑が茂る山道を抜けると、「ROKKONOMAD」と彫られた石標が現れます。
細い小道を奥に進み、オフィスがある建物へと進んで行くと、大きなタープ(日差しを防ぐための大きな布)が張られたウッドデッキに辿り着きます。そこからは神戸市街地と大阪湾が見晴らせ、その絶景にしばし歩みを止めてしまったほど。
玄関で迎えてくれたのは、ロコノマドを管理しているヤンセン尚子さん。シェアオフィスのオープンと同時にこの建物に移り住み、六甲山での暮らしを始めたと言います。
「これまで色々な職業の人が利用してくださっています。ワークスタイルも、フリーランスから企業に勤める人まで様々。自然に囲まれた環境で仕事をすることで、普段は思いつかないようなアイデアが浮かんだり、会議でも意見が出やすくなったりと、良い効果を感じる方が多いようです」とヤンセンさん。
利用者同士の交流を促すため、時には六甲山散策に誘うなどして、ここで出会った人たちとの縁をつなぐコミュニケーションも欠かしません。
また、六甲山での暮らしも1年を過ぎ、山の四季や周辺の様々な情報に精通するヤンセンさん。人柄も穏やかで気さくなため、山での生活が初めての方でも安心して参加できるはずです。
以前は企業の保養所として利用されていた建物をリノベーションしたという屋内は、清潔感にあふれ、居心地も抜群。2階は玄関を挟んで、食事や会話が可能なソーシャルルームとワークルームが広がり、1階には宿泊用の部屋(個室・ドミトリー)があります。
電話やリモート会議の際に利用できるフォンブースや複合機なども用意されており、働く場所として申し分のない環境。それぞれの窓からは絶景を望め、非日常感あふれるなかで過ごす2泊3日の旅は、きっと想像以上の時間になることでしょう。
自然とともに生活すること
ロコノマドでは、「ワークインレジデンスフェローシップ」で滞在した方々が体験記を寄稿しています。1日目のオリエンテーションの際には、そのような例となる記事を紹介する時間を設けているので、それを参考にしながら作成していただくことになります。
文章をまとめるだけでなく、記事に合った写真を撮影するなど、それぞれのクリエイティビティを発揮して取り組んでみてください。
滞在期間終了までに体験記を完成させられれば、それ以外の時間は自由に過ごしていただいて構いません。ワークスペースを利用して本業に集中するも良し、六甲山を散策して山の魅力に触れるも良し。今後のことをゆっくり考える機会にもなるでしょう。
滞在中の食事は、基本的にキッチンを借りて自炊となります。昼には、事前予約制となる日替わりランチ(別料金)の提供もあります。近隣には酒屋さんがある以外、スーパーやコンビニなどはないため、食材は事前に各自で準備していただくかたちになります(事前配送可)。
公共交通機関を利用して参加される方は、登山道をスーツケースやキャリーバッグを持ちながら歩くことは危険を伴うため、食材を送る際に衣類やトラベルグッズなども同梱することをおすすめします。
宿泊用のお部屋は、予約状況によって相部屋のシェアベッドルームとなることもありますのでご注意ください。バス・トイレは共用。
週末には、六甲山の自然のなかで行うイベントやワークショップも企画されているといいます。夏は、バーベキューや湖でのサップなどが楽しめるようです。
それらのイベント情報は、開催の2~3週間前にPeatixで告知や参加チケットの販売があるので、興味がある方はイベントの実施日とスケジュールを合わせて参加してみるのも良いかもしれません。
所要時間:3日間
費用:無料
定員:1 人
最小催行人数:1 人
集合場所:兵庫県神戸市灘区六甲山町西谷山1878−48
解散場所:兵庫県神戸市灘区六甲山町西谷山1878−48
【1日目】
13:00 集合 ROKKONOMADに集合
13:00 オリエンテーション
1)参加者の自己紹介
2)ROKKONOMADの説明
・施設に関する説明
・旅の最終日に滞在に関するヒアリングを行う場合があること
3)体験記作成に関する説明
・体験記の過去作を共有
・ユニークな視点の滞在記はロコノマドHPへの掲載があること
・HPへの掲載を行う場合には後日編集者とのやり取りが発生すること
14:30 フリータイム ※体験記作成に取り組む時間は各自調整のこと
【2日目】
終日 フリータイム ※体験記作成に取り組む時間は各自調整のこと
【3日目】
~14:30 フリータイム ※体験記作成に取り組む時間は各自調整のこと
14:30 最後のまとめ 体験記の提出・体験の感想・質疑応答
15:00 終了
【その他の情報】
・滞在費補助・前後のSNS発信について
滞在費補助として、近畿(大阪府・京都府・奈良県・和歌山県・滋賀県)在住の方は1泊3,000円、近畿外在住の方は1泊5,000円を支給します。ただし、参加前後にそれぞれSNSでこの体験についての意気込み・感想を発信すること、神戸市内に宿泊すること、事後アンケートに回答することを条件とします。
・お試し移住・就労体験機会の創出 コロナ感染拡大期の対応
神戸市、あるいは、参加者の在住地が、まん延防止等重点措置、緊急事態宣言の対象地域となった場合、受入を停止し、解除後に延期といたします。
・神戸市の関係人口創出事業のため、体験は一人一回までとさせていただきます。
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神戸市は、151万人が住む日本を代表する政令指定都市です。
海と山に囲まれた自然環境が豊かな街として、多くの人に知られています。
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