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- 水族館の裏側を大公開! 飼育員が教える「好きな仕事」を続ける極意 - 水族館飼育員になる旅 -
水族館にすむ魚や海洋動物のお世話をする飼育員は、多くの人が憧れる職業の一つ。しかし、その裏には楽しさだけではない、人知れぬ苦労もあるようで……。
そんな水族館の仕事を余すことなく紹介してくれる旅の案内人は、兵庫県神戸市の都市型水族館「AQUARIUM×ART átoa(アトア)」の皆さんです。
神戸港開港150周年を機に、再開発が進む神戸ウォーターフロントエリア。その中核を担うアトアは、アートとアクアリウムが融合する新感覚の劇場型アクアリウムとして2021年10月にオープンしました。
今回の旅では、企画や広報を手掛ける「営業」、生きものの命と触れ合う「飼育」、水温・水圧を機械で調整する「設備」の仕事を1日ずつ体験するため、ふだんはなかなか見られない水族館のバックヤードに潜入!
さらに、ベテラン飼育員・東口信行さんに素朴な疑問をぶつける質問コーナーも用意。東口さんによると、この仕事を長く続けていくためには、ある心構えが必要だといいます。
その大切な信念は、飼育以外の仕事をしている人にも通じる部分があるでしょう。
見どころ満載のアトアの仕事旅行開催日は月一回。この機会をお見逃しなく!
学びをやめたらそこで終わり。生きものと地域の懸け橋になるために
今回体験する水族館飼育員には「3じ」と呼ばれる基本的な仕事があります。1つめは水槽などの「掃除」、2つめは生きもののエサをつくる「調餌(ちょうじ)」、そして3つめはエサを与える「給餌(きゅうじ)」。
生きものの体調に合わせて仕事のスケジュールが変更することも多く、生きものが好きという気持ちがなければ務まらない職業です。しかし、飼育員の東口さんは「生きものが好きなだけでこの仕事は続かない」と語ります。
「一番つらいのは、治療の甲斐なく生きものが死んだとき。何度経験しても慣れることはありません。しかし、悲しみに暮れる暇があったら解剖して病気の原因などを明らかにし、全国の水族館に報告すること。つらい経験を飼育の糧として、次の命をつなぐために役立てます」
水族館には、レクリエーションの提供のほかに、調査・研究・教育という社会的役割があります。地域の海洋生物の生態や繁殖方法を調査したり、環境教育に結び付けたりすることで、生きものの保護や育成、生物多様性の保全に貢献。人間と生物が共存する地球の未来への責任を果たしているのです。
「人間って、3回同じことを続けて成功したら、それまでのやり方を変えようとは思わないですよね。でも、現状に甘んじて勉強しなくなったら飼育員は終わり。調べた内容を地域やお客様に還元することに喜びを見出せないと、この仕事は続きません」
ただ生きものを可愛がりたいのならペットを飼えばいいかもしれません。しかし、知識や経験を通じて地域に還元することが飼育員には求められます。そんな飼育員の役割を、東口さんはこう定義します。
「生きものとお客様との懸け橋になる存在」。
日々勉強を積み重ねるのは、お客さんのため。たくさんの笑顔を見ることが、東口さんのモチベーションになっているようです。
神戸港エリアの新たなランドマークとして愛される施設を目指す
関西の水族館は競合がひしめき合っています。そこに割り込むアトアの強みは、アートという切り口で生きものと出会う唯一無二の世界観と没入感。SNS全盛時代に生まれた“映え”水族館として、若い世代を中心に、これまで水族館に興味がなかった人が多く押し寄せるといいます。
とはいえ、オープンからまだ1年。歴史ある港町・神戸の文化を継承しながら新たな文化を生み出すため、現在も試行錯誤の真っ最中。今後は海外も意識した知名度向上に向けた取り組みを展開していきます。
開業したばかりの水族館に話を聞ける機会はめったにありません。営業、飼育、設備のプロフェッショナルたちが一丸となって独自の魅力を追求する姿に、ビジネスの観点でも刺激を受けることでしょう。
光や音楽、香りが織りなす幻想的な展示を堪能しながら、ここにしかない体験を。アトアのスタッフや生きものたちとの出会いは、あなたの明日への活力となるはずです。
所要時間:3日間
費用:無料
定員:3 人
最小催行人数:1 人
集合場所:兵庫県神戸市中央区新港町7番2号
解散場所:兵庫県神戸市中央区新港町7番2号
●一日目:営業の仕事
12:50 集合
13:00 オリエンテーション
1)自己紹介(参加目的など)
2)水族館の運営について
3)創業の想い
4)体験の流れ説明/注意事項説明
14:30 館内の案内 SNS投稿用の写真を撮影
16:00 仕事体験(1) 撮った写真をSNSに投稿。効果的な宣伝方法を学ぶ
16:45 質疑応答、感想の共有など
17:00 一日目終了
●二日目:飼育員の仕事
9:00 従業員用入口 集合
9:15 仕事体験(2) 着替えを済ませ、開店準備を手伝う。水槽を清掃
10:00 飼育員の仕事とは
やりがいや苦労した点など、飼育の仕事の実際を聞く
10:30 仕事体験(3)
エサやり、生きものの体調チェックなど、飼育員の一日に密着(途中昼休憩あり)
16:00 質疑応答、感想の共有など
16:30 二日目終了
●三日目:設備の仕事
9:00 従業員用入口 集合
9:15 仕事体験(4) 着替えを済ませ、設備の仕事を体験
・水温、水圧を調整する機械の説明
・人工海水を作成
・ろ過装置の逆洗を体験
12:00 旅のまとめ 質疑応答、感想などの共有
13:00 仕事旅行終了
【残席1】これが最後の開催です。1月17日開催
水族館の裏側を大公開! 飼育員が教える「好きな仕事」を続ける極意
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次回が最後の開催となります。そして席はあと一席のみ!お急ぎください!
https://www.shigoto-ryokou.com/detail/795
舞台美術やデジタルアートを融合させた劇場型アクアリウムで仕事体験!残席2です。
水族館の裏側を大公開! 飼育員が教える「好きな仕事」を続ける極意
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年内の開催枠があと2名になりました。
水族館の飼育員になれる体験は滅多に出ませんよ!この機会にぜひ体験してみてください。もしかするとそこから飼育員への道が開けるかもしれません。
https://www.shigoto-ryokou.com/detail/795
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神戸市は、151万人が住む日本を代表する政令指定都市です。
海と山に囲まれた自然環境が豊かな街として、多くの人に知られています。
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