沖島に関わってみたい、興味があって何かしてみたいけど…。
私は地域おこし協力隊として島にやってきたので、とっかかりがあり入り口としても入りやすい環境に恵まれきました。
しかしその中で歯痒さを感じていた事は、沖島で何か楽しいことをやってみたい、地域と関わってみたいっと言って下さる若いプレイヤーが島外にいるものの、彼らを受け入れるコミュニティや受け皿の仕組や、機会の創出乏しい事でした。人口減少に高齢化が地域の課題なので、今後島を維持したり、企画ごとを行っていくには若いプレイヤーたちを巻き込んでいく事も大切です。遊びにくるだけじゃない、その地域で何かやる事によってプレイヤーにとって繋がりのあるフィールドになります。沖島は海の離島と違い、日帰りや通う事ができる島なので、地方に関わるには移住しかないという形にこだわらずとも、もっとバリエーション豊かに関わる方法を模索していける可能性があるのがメリットだと思います。
今回のマルシェの出店者は島内の事業者に加え、日頃から沖島に関心を寄せてくださり「沖島が好きだ、島で何かやる時は言ってね」っと言って下さっている方達をお誘いしました。
こうして沖島で一緒に何か出来る仲間の輪を広げていくきっかけになればと思います。

現在求人を出している仕事場や、今すぐに入居できる空き家というのも数が少ないのが現状です。空き家はあるけれど、ちょっと修繕が必要だったりで、どのように受け入れていけば‥と地域も模索しているのが正直なところです。なので今すぐというよりは少しゆっくりと島を知ることから入っていただき、空き家の借り方なども共に意見を交えながら考えて下さる方が理想的です。移住者支援サービスなどが出来上がっている場所ではないので、これから「共に」という部分をご理解頂けるといいなと思います。移住者や関係人口の方も少しずつ増えてきていますので、気軽に出会って話しを聞いてみたい、まずは島に遊びにきて島に友達を作っておく、定期的に通いたくなる理由を探しにいく、そんな感覚で大歓迎です。